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今年はスノボに行く度に記念写真を撮影しようと使い捨てカメラ(コダック)をかいました。昨日現像に出したところ、色味が自然な物と紫色っぽい物とがありました。
全体的に薄い紫っぽくなっている原因はどういう事がかんがえられますか?
素人考えで2000Mを超えるようなスキー場だと紫外線が強いのでそうなったのかな?と思ったのですが。
使い捨てでは無理かと思いますが、何か良い防止方法はありますか?

A 回答 (4件)

人間の目は自動的にホワイトバランスを調整しているので気になりませんが、実際は撮影場所の光線の色はさまざまです。

ですので、フィルムに写る色調はさまざまです。が、

>全体的に薄い紫っぽくなっている原因はどういう事がかんがえられますか?

これ、ただのプリントミス(若しくは手抜き)だと思います。
カラーネガフィルムは、写したフィルムをそのまま見るわけではなく、紙にプリントして色をもう一回反転させますよね?フィルムが直接仕上り画像になるスライドフィルムと違い、プリントする時にカラーバランスはかなり制御できます。スライドフィルムで屋内用と屋外用を間違えると色が大きく変わってしまうのに、ネガフィルムはどこで何を写しても大概屋外用で対応出来てしまうのはこのためです。
それで予想されるのが、自動焼付け機を本当に全自動で動かしたのではというところです。通常の写真に純白の面積というのは非常に少ないので、焼付け機が騙されて、でもそのままプリントしているという可能性。ちなみにちゃんとした写真屋さんは、サービスサイズの同時プリントでも、自動焼付け機を使っていても1コマずつ確認して、機械の判断ミスを手動で補正しています。ですので、値段も時間もかかります。

プリントミス以外でもう一つ思い付いたのは、もしかして夜用の高感度レンズ付きフィルムを使ったのでは?というもの。
経験は無いですが、フィルムに対してあまりにも明るすぎる撮影条件だと、明るすぎた部分の階調が飛んでしまい、プリント段階でいくら暗く焼いても限界を超えていて補正しきれないという可能性。カラーフィルムは画像を3~4色の光に分解して記録していて、メーカーが保証している(設計している)光の強さの範囲外(ちなみに明るい側だけでなく暗い側もそうです)では各色の感度は揃っておらず、色調がどこかに傾く事はあり得ます。
(余談ですが、天体写真の愛好家は、この暗い側で起こる現象を利用して、フィルム選びをして“写って欲しい色”を調整したりしてます、長時間露光だと赤外線が赤く写るetc…)


あと紫外線の問題ですが、ふつう写真撮影で紫外線が影響した場合は“ハーレーション”という現象になります。
ハーレーションというのは霧がかかったようにぼやっと写る現象です。普通のカメラのレンズは可視光だけで設計しているので、赤外線や紫外線は焦点がずれます。
赤外線は普通のフィルムに当たってもあまり感光しません。
紫外線は光としてのエネルギーが高いのですが、透過率が悪いので普通の場合ではカメラのレンズを通過する事が出来ません。
赤外線は当たっても感光しないから良いのですが、紫外線は感光してしまいます。また、通常の強さの紫外線はレンズを通過できなくても、強い紫外線なら通ってしまう事があり、そういう場合にハーレーションが起こります。
ですので、そのような場合の為に通常のカメラのアクセサリにはUVカットフィルターが用意されています。
ネジの無いコンパクトカメラやレンズ付フィルムにも使えますが、カッコ悪い事に目をつむれば、テープで張り付けたりして使う事もで来ます、ちょっとした裏技系。
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写真屋です。


皆さん回答されていますが、単なるプリントミスだと思いますので
再プリントを依頼すれば正常な色に補正してもらえると思います。
ただし、雪を自然な色味に補正するのはかなりめんどくさいので、
激安店では対応してもらえない場合があるかもしれません。

その上で
防止方法としては、

1、コダックのペーパーを使っているお店に出しましたか?
 フィルムとペーパーには相性があるので、やはり、同じ
 メーカーのお店に出す方が良い結果が得られます。
 例えば、コダックのフィルムをフジでプリントすると、
 雪は自然な感じに補正されたけど、顔色は不自然といった
 こともあり得ます。

2、フィルムの感度が高すぎませんか?
 使い捨てカメラは露出の調整が出来ないので、晴天の
 スキー場など、極端に明るいところで800とか1600の
 使い捨てカメラを使用すると露出がオーバーになり、
 色のバランスが崩れるので色補正が難しくなります。
 こうなると、写真屋さんがベストの色調でなくても
 妥協して出荷してしまうことが考えられます。
 そういう場面であるとわかっているのなら
 感度400くらいの使い捨てカメラを買うのが正解です。

もし、激安店に出したのであれば雪を自然な感じで
出してくれというのはちょっと酷かもしれません。
そこまで求めるのであれば一枚20円くらいの出費は
必要だと思いますよ。
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最近のサービス判は機械が自動でカラーバランスを補正してプリントしています。


あきらかに色がおかしいものは人間がさらに補正しますが、これはプリントマンの技量と経験、そして気分によるものです。
撮影が正常であってもネガ上の色に偏りがあると機械では補正しきれないことが多いです。

サービス判ですと焼き直しに応じてくれないところがあるとは思いますが、焼き増しするときには紫色っぽい写真と正常な色の写真を見本として、好みの色で焼いてくれるように頼むと補正してくれると思います。
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同じカメラ(フィルム)で色合いが違うとすれば、撮影したときの色温度の違いと思われます。


色温度、と言っても難しい話ですが、昼間と夕焼け時では夕焼け時のほうが色温度が低く、赤っぽく(黄色っぽく、オレンジっぽく)なります。

今回の場合は、ゲレンデで一面雪景色真っ白のところですと色温度は最高に高く、青がかったりした可能性があります。

フィルムつきカメラですと、露出制御等ないので詳しい話はおいといて・・・

通常、見た目にわかるひどい色かぶりの範囲ですと、現像(厳密にはプリント)のときに補正されるべきなのですが、安い同時現像などで出されると機械で自動的に処理されますので、あるコマはいいけどあるコマは青い、赤い、となります。

対策は、腕のいいラボに出すことです。(今回青っぽい写真も、腕のいいラボだと補正して焼いてくれると思います)
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