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スケールを勉強中のものです


ギターでCメジャースケールを考えるとき
イオニアン型やドリアン型など7種類の形があると分かりました。

これらの形の使い分け方がよくわかりません。

たとえばお気に入りの曲(ハ長調の)を単音で弾こうとした場合、

どの形を使えばいいのかがよくわからないのです。

A 回答 (2件)

>>その場合は、Cアイオニアン一本でよいのです。


>この場合、Dドリアンでも弾くことができますよね?
>なぜDドリアンでなくCアイオニアンなのでしょうか?
最初の質問文で、「どの形を使えばいいのかがよくわからないのです。」と書いておられますが、どの形でも同じです。CアイオニアンとDドリアンは、呼び方が違うだけで、まったく同じということはご承知ですね。ですから、どれを使ってもよいのですが、キーがCなら、トニックであるCが代表ですから、正しい用語として「Cアイオニアンを使う」と言わなければなりません。「Dドリアンスケール」と仮に言った場合、「トニックはD」ですが、曲がCメジャーキーというのであれば、トニックがCなので、矛盾したことになります。


「Cアイオニアンスケール」は、別名「Cメジャースケール」であり、キーがCメジャーなら、Cメジャースケールを使うのが基本です。
「その場合は、Cアイオニアン一本でよいのです」と書きましたが、「Cメジャースケール一本でよいのです」と読み替えていただければよいと思います。


おっしゃるとおり、Dドリアンも、Fリディアンも、Gミクソも結局は同じですから、奏者が「Dドリアンを使っている」あるいは、「Cアイオニアンを使っている」と思い込むのは自由ですが、聴いている人は、単に「Cメジャースケールを使っている」と思うでしょう。
チャーチモードというのは、簡単に言えば、伴奏和音に対して「外す」のが目的なので、DドリアンをCメジャーキーに当てはめても意味がないのです。DドリアンスケールをキーDメジャーや、キーDマイナーに使うと各々のキーのダイアトニックノートから外れる音が生じるので面白いのです。現場では、このように、スケールとキーのトニックを一致するように呼び、使うのです。
Cアイオニアン、Dドリアン、~~~とCメジャースケールの配列を例に出して並べるのは、それらのチャーチモードの配列(全音と半音の順序・組み合わせ)を説明しているだけで、概念的なものと捉らえるべきだと思います。分析では、コード進行がC→Am→Dm→G7→とあり、Cメジャースケールでアドリブを弾かれたとすると、Cアイオニアン→Aリディアン→Dドリアン→Gミクソリディアンを用いた、と説明される場合がありますが、これは各々のルートに対して、別のモード弾かれることもある名手の演奏の場合のことです。Cメジャースケール一本でしか弾かない初心者の場合は、分析の意味がありません。


スケールの役目というのは3つあります。
1.メロディーを生み出す母体となる。すなわち、スケールの中の任意の音を長短を加減しながらヨコ方向に並べたものがメロディーです。
2.コードを生み出す母体となる。スケールを構成する音の奇数番目をタテ方向に積み上げたものがコードになります。
3.キーを決定する。メロディーとコードを生み出した結果、キーが決定する。
あるスケールに所属する音を、「ダイアトニックノート」と言い、そのスケールの音だけから成るコードを「ダイアトニックコード」と呼ます。「ダイアトニック」というのはその音楽のDNAとも呼べるもので、これが「ダイアトニックスケール」というもので、各々が密接な関係となっています。キーとトニックは常に意識されてないといけません。
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この回答へのお礼

なるほど、

チャーチモードの使い方が理解できました。


とりあえずアイオニアンを覚えるのが第1ですね。
頑張ります。

お礼日時:2012/09/22 10:05

>たとえばお気に入りの曲(ハ長調の)を単音で弾こうとした場合、


どの形を使えばいいのかがよくわからないのです。

お気に入りの曲とは、誰かによって作曲されたメロディーを崩さずに弾くだけですね。
その場合は、Cアイオニアン一本でよいのです。CアイオニアンとはCメジャースケールの別名です。という以前に、お気に入りの曲であれば、難しいことを考えずに覚えているとおりに弾けばよいと思います。
 アドリブを弾くのであれば、話は変わります。
>ギターでCメジャースケールを考えるとき
イオニアン型やドリアン型など7種類の形があると分かりました。

初心者の場合、その7種類のスケールを意識する必要はまったくありません。
すべて「Cメジャースケール」だと思い込めばよいのです。
名手のアドリブを分析するときに、連続するコードに対して、「CコードのときにはCイオニアンを、DmコードのときにはDドリアンスケールを使い、G7コードのときにはGミクソリディアンを使っている・・・」などと解説しますが、それは「すべてのコードで、Cメジャースケールを使っています。」と言っているのと同じです。
では、なぜ7種類のチャーチモードを「Cメジャースケール」とひとまとめにしないのかと言うと、「C」コードのときに、「Cアイオニアン」を使わないときがあるからです。
例えば、キーがCメジャーのときに、Fコードが出てきた場合、「Fリディアン」を使うと、それはCメジャースケールの別名なので、何の面白みもありませんが、そこで「Fアイオニアン」を使うと、キーCのメジャースケールにあるB音がフラットになるので違和感が出ます。また同じCメジャーキーで、Cコードのときに、「Cリディアンスケール」をつかうとFが#となるので、これも違和感が出ます。さらに「Cリディアン♭7」(C・D・E・F#・G・A・B♭)を使うと、ノンダイアトニックノートが2ヶになり、もっと違和感が強くなります。この違和感が「外す」ということで、テンション感を高める上級者のテクニックと言えます。特にドミナント7コードのときが腕の見せ所、遊びどころになります。ドミナント7thコードは、他のコードに比べ、使えるスケールが何倍も多いからです。G7のときに「Cメジャースケール=Gミクソリディアン」を使わず、裏のD♭アイオニアン、ハーフディミニッシュ、ディミニッシュ、ホルトーン等など多種多様のスケールが使えます。
ここで、非常に大切なことを申し上げますが、このようにスケールの「外れ感」や、「テンション感」「違和感」「感」を体感するのには、必ず「伴奏トラックを鳴らしながら弾いてみること」です。アドリブというのは、伴奏コードに対して、外れたり同化したりということを楽しんでいるので、伴奏がないとそれが味わえません。よく初心者の人は、「何々スケールを練習してます・・。」などと言いますが、それは技術の練習としては有効ですが、「感じ」をつかむ練習にはなりません。面倒でも自分でコードを弾いて録音して伴奏トラックを作り、これに合わせて練習してください。「Band-in-a-Box」などの自動伴奏ソフトを使うと、コード進行を入れると、あらゆるスタイル・楽器編成で自動伴奏してくれるので、非常に便利です。
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この回答へのお礼

くわしくありがとうございます!


>その場合は、Cアイオニアン一本でよいのです。
この場合、Dドリアンでも弾くことができますよね?

なぜDドリアンでなくCアイオニアンなのでしょうか?

お礼日時:2012/09/20 21:30

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