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別にファンというわけではないのですが、子供のころから007シリーズを映画で見ていたので、
シリーズの最新作「スカイフォール」を映画館に見に行こうと思っています。
で、下準備としてその原作本を事前に読んでから見に行こうと思うのですが、原作本はすでに
出版されているのでしょうか?
書店で聞いたところ、ジェフリー・ディーバーの「白紙委任状」が原作だというので購入してすでに読み終わってしまいましたが、映画の予告編をチェックしてみたところ全く違うストーリーだということが゛判明・・・。まったくジェフリー・ディーバーのものとは関係のない本で映画は撮影されているということがわかったので、アマゾンなどで「スカイフォール」を探してみたのですが、見つかりません。
映画は全くオリジナルの脚本で撮影されていて、原作本などはないのでしょうか?
もしあったとしてもまだ日本には上陸していない、 
もしくは映画公開後に原作本が出版されるとか・・・? 英語版の書籍でもいいです・・。誰か情報をお願いします。

A 回答 (2件)

 007シリーズの映画はオリジナルの原作者であるイアン・フレミングの作品以外の小説を原作にしたことはありません。

そのフレミング作品も初期は比較的原作に則って作られたものが多かったのですが、徐々に原作を離れ、特に「私を愛したスパイ」以降は単にタイトルを借りただけで、内容は全くの別作品となっている物がほとんどです。そして、その原作タイトルもほぼ底をつき、原作にないタイトルの作品が作られるようになっています。イアン・フレミングは50年ほど前に死んでいますので、当然新たな原作を書くことはできません。
そのため、現在の007シリーズの映画に、原作と呼べるような小説はありません。

 前々作の「カジノ・ロワイヤル」は久々にほぼ原作に準拠した作品になっていましたが、前作の「慰めの報酬」はタイトルのみ借用で内容は全くの無関係でした。そのため、イアン・フレミングに「Quantum of Solace」というタイトルの小説はあるのですが(創元推理文庫『007/薔薇と拳銃』収録の「ナッソーの夜」)、映画とは全くの別物であり、「慰めの報酬」の原作というものは存在しません。

 原作者の死後、別の作家の手によってシリーズの小説は書き継がれており、ジョン・ガードナー、レイモンド・ベンソン、セバスティアン・フォークス、そしてジェフリー・ディーヴァーなどが手がけていますが、この小説シリーズは映画とは全くの無関係で進められています。
 かつてベンソンの『赤い刺青の男』が日本を舞台にした作品だったため、日本のマスコミが次回の007映画の舞台は日本になるのではと大騒ぎをした事がありましたが、新小説シリーズが映画化されたことは1度もないという事実を知っている人から見れば苦笑モノでしかなかったですけど。

 今作の「スカイフォール」も原作にはないタイトルの作品で、いつものように完全映画オリジナル作品となっており、原作に相当するものは存在しません。
 なお今後、映画のノベライズという形で小説版が刊行される可能性はありますが、邦訳が出るかどうかは微妙だと思います。
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原作にさほど詳しいわけではありませんが



007シリーズの映画では、小説版のタイトル(と全体的なイメージ)だけを使い、脚本はほぼオリジナルである、という話を聞いたことがあります

例えば「ムーンレイカー」も「イアン・フレミングの原作小説」と「映画のノベライズ小説」の2つがあったりするとか・・・
ただ、映画シリーズで、ショーン・コネリーが主演のものは原作に忠実だという話です

つまり最近の007映画は、原作本があっても「タイトルだけで中身は別物」という事のようです
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