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「岡山駅前にイオンモールが完成したら、客がそっちに取られて中心繁華街の表町商店街が衰退する

駅前の高島屋や表町の天満屋も客を取られて打撃を受ける」そういう不安の声をネット上で見かけます。

本当に衰退するでしょうか?私は京都在住です。岡山は駅前と中心繁華街が離れています

しかし、京都市は岡山以上に中心繁華街(三条、四条)が駅前から離れています。2キロぐらい離れています。

京都駅の北にヨドバシカメラが南にイオンモールがオープンしましたが、イオンモールとヨドバシカメラ

に客を取られて中心繁華街の三条や四条が衰退したなんて話はありませんし、休日は人でごった返してます。

八王子の南口にビックカメラが2010年にオープンしました。北口にあるヨドバシカメラは

客をそっちに取られるのでは?という不安の声もありましたがビックカメラがオープンしてから

逆にヨドバシカメラの利用客も増えました。両方見てみようという理由ではないかといわれてます。

ですから、イオンモールが完成しても表町商店街や駅前の高島屋が衰退する危険性はあまりないのでは?

駅前高島屋やビブレも逆に利用客が増えるのでは?と思います。両方見ようというので

表町は駅前から離れているとはいえ500メートルじゃないですか。市電も走ってますし。

京都なんて2キロですよ。それからイオンモールのメインターゲットはシニア層です。

ヤング層は、ビブレや表町のロフトやクレド岡山の方に行くのではないでしょうか?

ですから、本当に表町や駅前の高島屋やビブレは衰退するのでしょうか?

A 回答 (3件)

 京都に10年間住んでいてましたが、四条河原町界隈の衰退がはなはだしい、という話は現場の人から良く聞きました。


 確かに、今でも通りは人でごった返していますが、前は日常の食料品から電化製品まで、日常生活に必要なものは一通りそろう(DIYはありませんでしたが)商圏の核だったのが、高級食材とファッション関係の店に集約されてきているという傾向があります。京都駅前やその他の郊外型店舗との機能分化がすすんだいるわけですが、これを悪く言うと独立した商業拠点としての多様性は失われているという事になり、現場の人はそれを指して「衰退」と呼んだものと思われます。

 で、岡山に関してですが、他の方も指摘されているように、京都に比べて圧倒的に不利と言わざるを得ないような気がします。四条河原町に関しては、鉄道のターミナルであり、観光地にも近いことから、旧来の店舗も、居住者の他、旅行のついでに買い物を楽しむ旅行客により個性的な商品を提供する、というような業態に転換する事で、単に敷地面積が広いだけも他地区(京都駅前は観光地としての魅力が相対的に低い)の店舗に対抗する事が出来ますが、岡山の旧来の商業地区にそれがあるかというとちょっと疑問で、集客に不便、土地が使いにくい等、マイナス面が目立つのでは、という気がします。

 あと、今の経済情勢だと、新規店舗の開業で地域全体の消費が活性化する事は考えにくく、どこかが売り上げを伸ばしたら、他のどこかの売上が減ります(八王子の情報はあまり持っていませんが、東京都心に行っていた顧客が地元で買い物をするようになったのでは・・・)。岡山のイオンモールの場合は、郊外のショッピングセンターの顧客と中心部の他店舗の客を奪う結果になるのでは、と思います。全体として中心部での小売り売り上げは増えそうですが、個別にみた場合にはイオンモールの一人勝ちで、そのお客を上手く拾う事が出来た少数の飲食店以外は売上を減らす、という感じになるのでは、と思ったりもするのですが、いかがでしょう。
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イオンって、林原のモータープールの所ですよね



京都の経済圏、経済力と岡山のそれは比較になりません。
更に、京都の中心部は京阪、阪急のターミナルがあり、地下鉄も通じていますから、交通の便でも路面電車と天満屋バスセンターしか無い表町とは比較になりません。
さらに、京都の場合、最初からJRで訪問する者と私鉄で訪問する者の棲み分けが出来ており、どちらかが発達した事によるストロー効果が発生しにくいのです。繁華街を二つ養える商圏とそうでない商圏をでは状況が違うということですね。大阪の梅田、なんば、天王寺や東京の新宿、渋谷、池袋、銀座と言った繁華街が並立しているのと同じ状況が京都なんです。

ところが、岡山はそうではありません、二つの繁華街が中途半端に重なりつつ離れているため、こういう状況では容易にストロー効果が起きてしまいます。駅前と表町は簡単に歩くのを選択するほどは近くはないのです。
現在ではほとんどのバスが天満屋が終点ではなく駅まで行きますから、駅の方が利便性が高ければ駅まで行って買い物をし、そのまま駅からバスに乗って帰ってしまうでしょう。バス利用者に関してはかなり厳しい状況になると思いますよ。

最近、岡山に行くと感じるのは、駅前開発以前に既に表町の空洞化が始まっていると言うことです。これは、岡山に限ったことではなくいくつかの地方中核都市で見られることで、ライバルが無くても、公共交通機関の貧弱な旧市街地場合、空洞化は自家用車の普及などの影響で既に始まっているのです。
岡山の表町がその鉄を必ず踏むとは言いませんが、相当なテコ入れが無いと厳しいでしょう。天満屋バスセンターの改築による流動の改善、地下駐車場の整備、岡電の線路移設などによるトランジットモール化などの思い切った街作りをしないと厳しいと思います。
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まずイオンモールのターゲットは本来若いヤング層です。

そもそもシニア層は買い物をするのに建物の中を歩き回るのを好みません。
しかしそれでは取りきれない部分があるので、専門店街でヤング層を呼びつつ、イオン本体でグランド・ジェネレーションと呼んでいる55才以上のシニア層を囲い込みに入っているのです。

確かに、顧客吸引力の高い商業施設ができれば、その周囲に集まる人の数は増えます。ただし、その集まった人を店に呼び込むことができるかどうかは別の問題です。
質問にある家電量販店はもともと店舗自体に競争力があったのでしょうが、個人商店などでは難しいかもしれません。たとえば東京スカイツリーの足元にある商店街はあまりその恩恵を受けていませんし、アウトレットができて集客が高くなった木更津でも商店街には閑古鳥が鳴いています。

要するに、既存の商業に魅力がなければイオンモールに行って帰るだけということになります。まあ、イオンに行ってなお商店街にも行きたくなるという何かがあれば別でしょうけど、現在の例では閑古鳥のほうが多いと思います。
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