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アメリカも日本も中国もアフリカも世界中で軍隊の服装がほとんど変わらないのは何故でしょうか
甲冑とか鎧とかの将軍や民族衣装のような将校がまったくいないのは何故でしょうか

A 回答 (3件)

軍隊は、政治家と共に国家紛争の直接交渉窓口なので、基本的に正装を強いられるのです。


中世から近代の紛争の中心地はヨーロッパで、ナポレオンの頃から鉄砲の普及と長射的化で甲冑と兜の意味がなくなっていき、王室同士が血縁関係を結んで講和していたため、それに準じた鮮色に肩のふさふさの詰襟などが採用されていたのですが、
南北戦争で金があって紺色の軍服に統一した北軍より、染色代がなくてグレーを採用した南軍のほうが生存率が高く、
普仏戦争で、フランス軍の紺や白の詰襟よりプロイセン軍歩兵のカーキの迷彩色の有用性が決定的になったため、
自動車と飛行機の普及とともに軍装が変化し、カーキや茶の迷彩色の軍服に移行しました。

その間にアフリカとアジアのほとんどは欧州の植民地化されていて、国家経営はヨーロッパ準拠の文化に移行しています。
幕末の日本は、最初の軍隊の育成をフランス軍に委託していて、普仏戦争で大敗したフランス軍から、プロイセン軍であるドイツ式に切り替えたので、それに準拠した制服になっていて、太平洋戦争にむけてだんだん独自色を発揮していきます。
朝鮮王室は、ヨーロッパの陸軍と海軍と指揮官と歩兵装備を適当にかき集めて意味の分からない写真が残ってます。

軍装品ってあまり段階的な進化はしなくて、
技術革新が起きると、それのカウンター兵器を開発することになって、それに付随する装備品に変化していきます。
馬で戦ってたのが、馬を倒すために爆弾や戦車が開発されて、塹壕を掘ったり鉄兜が必要な服装になったり、
プロペラ戦闘機と空母で戦っていたのが、爆撃機の登場で爆撃機を撃退する高高度ジェット機やロケットに移行する。
イノベーションが起きると今までの装備品が全く役にたたなくなるのです。
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他の回答者の方は既に理解しているかと思いますが、念のため回答します。



軍人が、戦場で目立つ服装を避けるのは
 「狙撃」
による被害を、少しでも減らすためです。

戦場で目立つ格好をしていると、みんなそいつを鉄砲の的にするんですよ。
まあ、鉄砲玉の届かない後方ではその危険は減りますが、しかし後方といえどもテロ攻撃の危険性もありますからね。
戦場では、できるだけ目立たない服装にしたほうが、生き残るためには有利なのです。
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単なる見かけ倒しでなく機能美。

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