
過電流遮断器定格に対するその二次に接続するケーブルサイズの関係は、幹線分岐の場合は電技解釈148条、149条や内線規程に図解付きで細かく分かりやすく書いてあります。(分岐点から過電流遮断器までの距離、分岐点から過電流遮断器までのケーブルサイズ)
しかしながら、過電流遮断器二次側に直接接続するケーブルとその遮断器定格の関係は、意外とどこにも書いていません。内線規程で言う太い幹線とその1次遮断器の関係です。あたりまえという感覚なので書いていないのでしょうか。結構、解釈の仕方で違ってくるようです。だれか教えていただけませんでしょうか。
次の場合、ケーブルを保護するための過電流遮断器定格と、ケーブルサイズの関係はどれが正しいのでしょうか。
過電流遮断器電流定格100Aの二次側に直接接続されるケーブルの必要許容電流は
(1) 100A以上
(2) 55A以上
(3) ケーブルに流れる負荷電流以上
(4) ケーブルの長さが3m以下ならケーブルに流れる負荷電流以上、8m以下なら35A以上
No.4ベストアンサー
- 回答日時:
答えは
幹線の場合は
(1)、(2)、(4)
電技解釈の148条四号を読んでください。
前略、、、ただし、次のいずれかに該当する場合は、この限りではない。
とあります。
つまり、過電流遮断器を設けなくてよくなるわけですが、
設けては、いけないわけではありません。
電技解釈上設けなくてよい過電流遮断器が付いていることになるだけです。
したがって、148条四号イロハに該当する条件の電線でよい。
となります。
前回もそのつもりで、書いたのですが、今回はっきり書いておきます。
http://security.okwave.jp/qa7713385.html
No.3
- 回答日時:
回答(2)先生に違うよと言われてしまったので
仮に負荷は3φAC200V2.2kwとする
http://www9.plala.or.jp/c-hokuto/page20.html
内線規程の表からCV2sq4c選定
ブレーカは20A
敷設経路の許容電流低減係数を調査したら
http://www.kitaniti-td.co.jp/technical/08/02_06/ …
0.7であったとする
2sq/0.7=2.85sq
これから1段上の3.5sqを選定
この場合、ブレーカは
2sq用の20Aのままとするか?
3.5sq用の30Aに上げるか?
の2択
私の解釈ではケーブルサイズに関わらず20Aのまま
つまり当初の選定のまま変わらない
この選定方法が間違ってると?
No.2
- 回答日時:
>しかしながら、過電流遮断器二次側に直接接続するケーブルとその遮断器定格の関係は、 >意外とどこにも書いていません。
明瞭に記載されています。
電技解釈第149条 第一項ロ、第2項第二号ロ、第三号ハ
負荷の定格容量から、まず電線を選定すると言う回答の方が居られますが、これは正しくないと思います。
なぜなら、過電流遮断器は定格容量が段階的に決まっている為、電線の許容電流に合わせるような細かな選択が出来ないからです。
しかも電線には、敷設距離により電圧降下が増える現象、敷設方法により許容電流が低減する現象があるので、電線の太さを先に決定する事はできません。
No.1
- 回答日時:
QNo.7740759 ANo.2さんの1.になります
ただ、多くの方が誤解してるのがブレーカを先に決めて
それに合わせる電線サイズを探そうとしてる事
本来の考え方は逆
負荷電流に合わせて電線サイズを決めて
その電線を保護するブレーカが決まる
ただ、現実的には既設分電盤に予備ブレーカが有って
それに増設する負荷を接続したい
と、言うパターンも多い
その場合、例えば分電盤の予備が3φAC200V100A
増設する負荷が3.7kWモータ
そこで問題となるのが負荷側にブレーカが付いてるか否か?
太古の昔は別にして
現代では分電盤ブレーカにモータを直結する事はない
多くの場合、制御盤が付いてる
当然の如く制御盤にはブレーカが内蔵されてる
つまり
分電盤の分岐ブレーカが主幹
制御盤ブレーカが分岐ブレーカ
となります
なので、前回の私の回答では
距離が問題となると書きました
ただ分電盤と制御盤の距離とは書かなかったけれど
負荷電流が20A以下と書いてあるので
負荷は3.7kwで20Aブレーカ内臓の制御盤付
と、勝手に判断しました
何しろ20Aもあってブレーカ内蔵してない負荷も思いつかないし
UPSかなとも思うが
20Aもあればブレーカ内蔵していたんじゃあ?
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