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B種D種の共用接地(アース)について。
共用接地とは接地抵抗の小さい接地工事と共用できるというものです。
なのでB種接地工事があれば、D種接地工事は共用できると思います。
そこで思ったのですが単相電源の中性線はB種接地で、家電のアース線はD種接地なので中性線とアース線を接続しても問題ないのでは?
中性線は線をたどれば大地へと繋がっているB種接地工事です。
アース線も線をたどれば大地へと繋がっているD種接地工事です。
共用接地が問題無いのであれば、中性線とアース線の接続も問題無い様に感じられます。
もちろん、実際には中性線とアース線を接続させている工事はありません。
調べても、中性線とアース線の接続はダメという記載ばかりです。
共用接地と中性線アース線の接続とでは、どの様な違いがあるのですか?

A 回答 (3件)

>負荷を通った電流は中性線を通って変圧器に戻るんでしょうか?


原理的にはそうです。
ただし、中性線は単相三線式の三線のうちの一本です。三線の呼称としてはL1、N、L2であり、Nを中性線と呼んでます。Nに流れる電流はL1とL2の電流の差の分です。そのためL1やL2より小さな値になります。

>中性線はB種接地接地線と繋がってはいますが、電流はB種接地側へは
>基本的に流れないのでしょうか?
その通りです。B種接地に流れるのは、L1かL2に地絡(漏電)が起きた時です。
L1→負荷→(漏電)→地中→B種接地→変圧器→L1
漏電電流は中性線を通らず、大地(B種接地)を経由して変圧器に戻ります。

B種に電流が流れるもう一つの場合(本来のB種接地の目的)
変圧器内部で高圧と低圧が接触した場合、高圧側の地絡電流がB種接地を通じて、大地に流れます。(この場合低圧線の対地電圧を下げるのがB種)
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この回答へのお礼

大変分かりやすくありがとうございました。
中性線とB接地線の役割が理解できた気がします。
役割の違うものにD種接地線はつけられませんね。

お礼日時:2021/03/20 13:09

中性線は接地線ではありません。


共用するためには、中性点の接地極にD種の接地線を直接接続してください。

中性線には電流が流れていますので、末端(コンセント)では大地(地面)に対して電位が発生します。機器の外箱が大地に対して電位があれば触ると感電します。
もう一点、そのような配線をすると、漏電ブレーカーが動作しません。
(理由は考えてみてください)
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この回答へのお礼

負荷を通った電流は中性線を通って変圧器に戻るんでしょうか?
中性線はB種接地接地線と繋がってはいますが、電流はB種接地側へは基本的に流れないのでしょうか?

お礼日時:2021/03/19 23:20

住宅に来ている単相3線式の中性線には、負荷電流が流れています。


(100V負荷が完全に平衡であれば、中性線に流れる電流は0Aですが、そのようなことは滅多にありません。)
接地線には、事故時に流れる電流により継電器等で事故を検出したり、感電の危険を防止する役目があり、通常は電流は流れてはいません。
したがって、中性線の一端が接地されていても、接地線とすることはできないのです。
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