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接地やボンディングについて、少しモヤモヤしていることがあります。

[接地]
①C種やD種の接地極を個別に埋設する際、それぞれの接地極の接地抵抗は規定されている抵抗値以下にしておくことについては、特に疑問はないですが、各接地の極間の抵抗、この場合、C種とD種の接地極間の抵抗はいくらが理想なのでしょうか?
無限大ですか?
現実的には、それはありえるのでしょうか?

②海外のシステムなどでは、国内とは違って、用途別に接地極を分けず、全て纏めて統合接地しているものがあります。インバータなどの機器も纏めて接地していると、大地に逃げるところか、纏めて繋がっている他の接地線に悪影響のある電流が回り込んでしまいそうに思うのですが、それは違うのでしょうか?

A 回答 (1件)

[接地]


①C種やD種の接地極を個別に埋設する場合、各接地極の接地抵抗は規定されている抵抗値以下にする必要があります。ただし、C種とD種の接地極間の抵抗に関しては明確な規定はありません。一般的には、極間の抵抗を極小にすることが理想ですが、無限大にすることは実現不可能です。

現実的には、接地極間の抵抗は一定の値を保つように努める必要があります。接地極間の抵抗が高くなると、接地効果が低下し、安全性や設備の適正な動作に影響を与える可能性があります。したがって、適切な設計と施工によって極間の抵抗を最小限に抑えることが求められます。

②海外のシステムでは、用途別に接地極を分けずに統合接地する場合があります。この場合、インバータや他の機器が纏めて接地されているため、電流が共有されることになります。ただし、正しく設計・施工された統合接地システムでは、適切な接地抵抗や回路の配線などが考慮されており、悪影響が最小限に抑えられるようになっています。

統合接地システムでは、異なる用途の電流が共有されることで相互干渉やノイズの発生が懸念される場合もありますが、適切な保護措置や絶縁対策が講じられていることが前提です。特に高周波の電子機器や感度の高いシステムでは、適切な設計と施工が重要です。したがって、海外のシステムでの統合接地においても、適切な技術と規格に基づいた設計・施工が求められます。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。「したがって、適切な設計と施工によって極間の抵抗を最小限に抑えることが求められます。」とのことですが、現実的には有り得ないとしても、理論上では、異なる接地極の極間抵抗はゼロオームということでしょうか?

お礼日時:2023/06/26 21:44

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