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今坊主は何をなすべきか。
真の念仏を取戻すのである。
口だけ動かす念仏はだめである。
全身全霊をもって念ずるのである。
するとその体は自然と踊り出すであろー。
その踊りは一遍の詩と共にそれを謳いながら踊るのである。
左手に太鼓を持ち右手にバチを持ち、打ち鳴らしながら踊るのである。
その体は大きく弾みながら、繰り返し繰り返し踊るのである。
夏の熱い日も灼熱の太陽の下で、繰り返し繰り返し踊るのである。
冬の寒い日も北風に吹かれて、繰り返し繰り返し踊るのである。
すると皆も分かるよーになろー。
念ずることの有難さを。
坊主は踊るべし、念仏踊り。

皆もそー思うであろー。
 


 

A 回答 (1件)

今回も、いいこと言いますね~。


~~~~~~
「口だけ動かす念仏はだめである。
全身全霊をもって念ずるのである。
するとその体は自然と踊り出すであろー。」
~~~~~~
そうそう。
口(ことば)と身体、心の活動の三つが揃わなければ、真の人間の活動とは言えない。
身体性の欠如した《オシエ》は、生きた人間の《オシエ》になんね~。
そんなもんは、死んだ《人間のオシエ》。

ちょいと、Wikipediaで一遍を調べたんですが、一遍、いいことを言っていますね~。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%80%E9%81%8D
─────────
☆旅ころも 木の根 かやの根いづくにか 身の捨られぬ処あるべき
☆世の人おもへらく、自力他力を分別してわが体をもたせて、われ他力にすがり往生すべしと、云々。この義しからず。自力他力は初門のことなり。自他の位を打ち捨てて唯一念仏になるを他力とはいふなり。
─────────
この世はすべて、アルケーさまの身体。いつ、どこで、のたれ死のうが、知ったことじゃニャ~。
自力だ他力だと、自他の分別を振りかざしちゃ~、なんね~。この両者を超越したところにこそ、《真の念仏》がある!!
せっかく、踊ることのできる肉体を有しているのだから、踊らニャ~、損損!!です。
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この回答へのお礼

 
有難う御座います。

お礼日時:2012/11/10 08:45

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