アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

Linuxではe2labelコマンドでデバイスにLABELをつけることができるかと思います。

LABELをつければ、仮にデバイス名が変わろうと(/dev/sdb1が/dev/sdc1になったり)、同じデバイスであると認識できますよね。

(1)これはLABELをデバイスが持つなんらかの情報に紐付けているのだと思うのですが、具体的にはどんな情報なのでしょうか。

(UUIDだと思っていたのですがどうも違うようで・・・)


(2)また、この情報はどのようなタイミングで消滅、または変更になるのでしょうか。

fdiskでパーティションを切り直すと、その情報も変わる(一旦消えて別のものができる)気がしています。

たとえば/dev/sdbを/dev/sdb1、/dev/sdb2の2つのパーティションに分割した場合、どちらも独立したデバイスとして扱われるはずで、それぞれに管理情報があるはずです。

この2つ一旦削除し、/dev/sdbの領域をすべて/dev/sdb1とした場合、管理情報は先の2つとは異なったものになっていると思うのですが・・・

A 回答 (1件)

LABELはファイルシステムを判別する方法の一つです。


Appleでは、MC68000の時代から、ファイルシステムをラベルで識別していました。

WindowsではラベルがあってもC:やD:といった変動するドライブレターでしかアイコンが出ませんが
Macintoshでは、ユーザー自身が命名した、判別しやすいラベルでアイコンが表示されたのです。


このように、Windows,MS-DOSでラベルが軽視されているように
Linuxでもラベルは軽視されています。

ただ、Vine4.0とかFedoraとかで、/etc/fstabでの記述に
LABELが使われたりしていました。現行はどうだか知りません。
Ubuntuは8.04からしか知りませんが、UUIDが基本となっています。


技術的には、ファイルシステムの識別方法としてはUUIDがあり
UUIDは、ファイルシステムやHDD自体のイメージコピーをしないかぎり
意図せず、重複し、混乱するということがありません。

ラベルには、仕組みを熟知していない人は、安易に
同じラベルを付けてしまうこともあるでしょうし…
別のPCから移したHDDで、思いがけず重複するようなこともあるでしょう。


ですから、どちらかといえば、自動識別においてはUUIDのほうが信頼性は高く
人が認識する場合は、LABELのほうがわかりやすいと言えます。

管理者が、自分で管理するならLABELのほうが使いやすく
素人が、OSにまかせっぱなしにするならUUIDのほうがトラブルが出にくい。
これが、実験場のFedoraと大衆向けのUbuntuの方針の違いとなったのでしょう。


やろうと思えば、UUIDとラベルを使って
/mnt/ラベル
といったマウントポイントを自動生成してマウントすることもできるでしょう。

ただ、ラベルに二バイト文字を使うと、二バイト文字非対応ソフトではトラブル要因にもなるし
コマンドラインでの操作を考えると、使いにくいだけだったりします。


運用上は、/etc/fstabにUUIDなりLABELなりを使って
自動マウントされる場所をわかりやすいようにする手もあります。
どちらもblkidコマンドなどで確認することができます。
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