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некто кто-то кое-ктоの違いについて教えてください。
教科書では順に「だれか」「ある人」「だれかれ」と書いてますが、要は「明示したくないor明示できないある人」ということでと思うのですが、この3語に違いはあるのでしょうか?あれば具体的にどういう意味の違い 用法の違いがあるのか教えてください。

またкто-нибудьというのは存在自体が不明のものを表すもので上の3つとは意味的に別個のものだと理解してますが 大丈夫でしょうか?

よろしくお願いします

A 回答 (2件)

нектоとкто-тоは、ほぼ同意です。

「誰かは特定できない誰か」で、たいてい一人です。例えば、ドアにノックの音が聞こえるが、来客の予定は特にないし、ドアに遮られて姿が見えないので、誰なのか分からない。でも確かに「誰か」がドアを叩いている…というような場合
Кто-то (Некто) стучит в дверь.
のように使います。

これに対してкое-ктоの方は「誰かは(たとえ分かっていても)重要でない誰か」で、たいてい複数(少人数)です。例えば、何かのイベントに行ったら、そこで数人の知り合いに会った…というような場合。知り合いなのだから、もちろん誰かは分かっているワケですが、いちいち「誰と誰と…」と特定するほど重要な情報でなければ
Там я видел кое-кого из знакомых.
と言うことができます。

あと、нектоは人名にくっつけて
Некто Иванов (イワノフとかいう人)
という風に使うことができます。日本語でも、よく知らない人のことを指して「山田某(なにがし)」などと言ったりしますが、それと同じようなニュアンスです。

кто-нибудьは「誰でもいい誰か」です。例えば、誰かに道を訊ねる必要があるとして、その相手は道を知っている人なら誰でもいいので
Спрошу кого-нибудь.(誰かに聞こう)
となるわけです。
もちろん、都合よく道を知っている人に会えるかどうかは分からないという意味では、おっしゃるように「存在自体が不明の誰か」ということもできるでしょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。Некто Ивановのような言い方ができるのですね、勉強になりました。
特にкое-ктоのニュアンスがわからなかったのですが、これで何となく理解することができました。
例文もたくさん載せてくださってありがたいです。

お礼日時:2012/12/09 22:58

некто ある人


Прошёл ко мне некто Сидров. シードロフとかいう人が私のところに来た。

кто-то ある人(存在は確実だが誰であるかは不明あるいは明かさないというニュアンス)
Кто-то стучит в дверь. 誰かがドアをノックしている。

кое-кто ある人、誰かかれか少数の人
Я знаю кое-кого из вас. あなた方のうち(誰かかれか)何人かを知っています。

кто–нибуть, кто–либо 誰か(誰でもいいというニュアンス)
Кто–нибуть это сделает. (誰かはかまわない、関知しないが)誰かがそれをするであろう。


ネイティブスピーカーの感じるニュアンスまで感じているとは言えませんが大方こういう風であろうと理解しています。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。私も何となく理解することができました。これらのニュアンスはなかなか理解するのが難しいですね。

お礼日時:2012/12/09 22:56

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