
No.3ベストアンサー
- 回答日時:
沸騰とは、「液体が内部から気化する現象」です。
水の場合、1 atmで100 ℃で沸騰します。100 ℃以下でも、水の表面からは気化しますが、これは「蒸発」という現象です。それではなぜ、100 ℃になると、水(お湯)の内部から気化するのか、ということですが、それは、100 ℃になると、水の蒸気圧が1 atmに達するからです。水の深さによる圧力の増加が無視できる場合(深海では水圧が水面直下より高くなりますが)、パスカルの原理により、水の中のどこでも同じ圧力なので、100 ℃未満では、水の内部から気化しようとしても、水圧によりつぶされてしまって、気化できません。
100 ℃になると、水の蒸気圧が1 atmになるので、水の内部からも気化が起こり、それが浮かび上がってきて、泡となってボコボコするのです。つまり、あの泡の正体は、気体の水、すなわち水蒸気ということで、前の回答者さんのおっしゃる通りです。
泡が水面から少し離れると、周りの空気により冷やされて、再び液化し、細かい粒子になり、それが人間の目には白い煙のように見えます。これが湯気で、細かい液体の水の集まりです。よく湯気を水蒸気と勘違いしますが、水蒸気は目には見えません。気体と液体を区別しましょう。
この回答へのお礼
お礼日時:2012/12/09 17:06
パスカルの原理…学生時代に聞いた話ですね(汗)
社会人となって久しく、どのような話だったのかさえ忘れてしまってました。
泡が出る理由、また水蒸気と湯気の違い、よくわかるご説明ありがとうございました。
No.2
- 回答日時:
鍋の表面に接している水の温度が上がると、液体から気体に変わります。
変わった気体(水蒸気)は、水より軽いので表面に上がっていき、
お湯の表で割れます。
なお、水蒸気は無色透明で、白いのは湯気です。湯気は液体で
気体ではありません。誤解のないように・・・・
この回答へのお礼
お礼日時:2012/12/09 17:00
なるほど…。
鍋の底は火に直接当たっているので、上の方より温度が高く、まず底から先に沸騰し、水蒸気が発生すると言うわけですね。
回答ありがとうございました。
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