あなたの「必」の書き順を教えてください

原発推進から反原発・脱原発・卒原発まで色々いますね。

安定した経済運営の為には必要だと言う意見もわかるし、
処理や安全の事を考えればなくすべきだと言う意見もわかる。

どちらのスタンスも一理あるなと思いますが、皆様は原発についてどう言うスタンスなのですか?

A 回答 (10件)

私の考えは拙速に極端な結論に走る意味は全く無いということに尽きます。

どうも日本人は極端に走り過ぎる。歴史に学ぶべきです。中東から安い原油が輸入できるとなって、国内炭鉱を全部閉山にしてしまって、エネルギー源を石炭から石油に変えたとたんに中東産油国が一方的に原油価格を10倍にも引き上げてきて日本経済は大激震に見舞われた歴史があります。エネルギー革命、オイルショックです。日本人は忘れっぽい。片っ端から次から次に忘れてしまう。エネルギー革命によって高度経済成長は可能になったが、あまりにも浮かれすぎた。オイルショックはあらゆる物価に波及し狂乱物価と呼ばれる時代になった。2011年度は31年ぶりに巨額の貿易赤字に転落しましたが、それは天然ガスなどの輸入が激増したことが主因なのです。では31年前って?それがオイルショックの時なのです。その時はエネルギー源を石油に一極依存していたのでひとたまりもなかった。中東産油国の一方的な申し出に対処する手段が何も無かったのです。炭鉱は既に閉山していたし、炭鉱労働者は既に転職していたし、石炭ストーブは既にスクラップされていた。石炭の時代に後戻りすることもできなかった。その頃、夢のエネルギーとして持て囃されたのが原子力発電なのです。日本はこの50年ばかりで6倍も電力需要が増大しています。50年ばかり前のパチンコは手打ち式で機械式のチューリップが開いたり閉じたりする素朴なものでした。パチンコ屋に冷房も無かった。音も光も何もない素朴なパチンコ台でも客は楽しめたのです。ところが今はどうでしょう。パチンコ玉は電動ハンドルがはじき出す。液晶ディスプレイが音と光で楽しませる。マイコン制御で電動役物が派手に動作する。駅では窓口で切符を買い、駅員さんが改札にハサミを入れてました。それが今やほとんど自動券売機、自動改札機に変わっています。蒸気機関車は、電気機関車、電車に変わってしまいました。真空管の大型テレビは液晶の薄型テレビに変わってしまった。この50年で私達の生活はどれほど変わってしまったことか。それをエネルギーとして支えたのが石油であり原子力だった訳です。

反原発派は原発推進などという悪意を持ったレッテルを貼ろうとしますが、実は日本には原発推進派など存在しない。この10年ばかり日本の原発依存度は増大していないどころか徐々に漸減していました。実際のところは、石油への一極依存でもなく原子力の推進でもなかったのです。その証拠にひとつのプロジェクトを紹介します。

三菱商事 - MCライブラリー - プロジェクト物語 - vol.5 ブルネイLNG(1/3ページ)
http://www.mitsubishicorp.com/jp/ja/mclibrary/pr …

三菱商事がブルネイのLNG開発に参画した時代はまだオイルショックが発生する前であり、ブルネイがイギリスから独立する前です。これ以前の天然ガスとはプロパンガスのことでメタンガス主体のLNGとは違うのです。ブルネイLNGは非常に先駆的な試みであって、1970年には早くも東京電力南横浜火力発電所の燃料として使われています。南横浜火力発電所は、世界初のLNG専焼火力発電所です。東京電力がブルネイLNGの開発に合わせて建設した発電所なのです。反原発派は東京電力を原子力発電の象徴のように憎んでいますが、東京電力が決して原子力発電を推進していた訳でもないことがこのことからも分かります。
実際のところは原発推進でなく電源構成の多角化だったのです。日本最大手の風力発電事業者のユーラスエナジーホールディングスは2002年に豊田通商と東京電力の合弁会社として設立されました。風力発電所は2000年前後から急激に増えてきていますが、以下の記事に見られるように決して順風満帆とは言いがたい。

風力発電事業が赤字だらけの理由 WEDGE2月号 第二特集 WEDGE Infinity(ウェッジ)
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/1674

反原発・脱原発・卒原発といった安っぽいキャッチフレーズを争うことが政治の役目なのか。政治家はコピーライターなのか。くだらないと思う。

今までがそうだったように、これからもエネルギー構成、電源構成の多角化を推進すれば良いのです。それだけの話です。観念論で拙速に原発政策だけを部分的に論じる意味が無い。

片山さつき Official Blog : ついに、我々の主張をいれ、経済産業省も「日本海側メタンハイドレート元年」を宣言!明大松本教授が自民党の我々の部会、議連で成果発表!
http://satsuki-katayama.livedoor.biz/archives/75 …
日本海に採取しやすいメタンハイドレート 実用化への期待高まる : J-CASTニュース
http://www.j-cast.com/2012/11/18153875.html


メタンハイドレートも期待が高まるが、気体が高まるでは洒落になりません。今後どうなるか。なにはともあれ、そうした様々な電源の多角化によって原子力発電のシェアは徐々に落ちていくことになるでしょう。長期的には過渡的な電源だったということになるのかも知れません。何度もいいますが原発政策だけを取り出すことには意味が無い。また日本は世界のエネルギー問題にもコミットすべき立場です。50年で電力需要が6倍にも増大しようという国は決して日本だけではない。中国もインドもベトナムも皆そうなのです。そういう世界において日本だけが石炭・石油・天然ガスを独り占めにできるわけがないんです。

原発再稼働の是非は、個別の発電所ごとに厳正に審査すれば済む話です。一人カンニングが見つかったからといって受験生全員を不合格にするなどという乱暴な措置が許されるわけがない。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2012/12/15 16:16

言う事は嘘だらけ。

事故の責任はだれも取らない。
こんな体制で原子力は安全だなんていまだに言っているんだから
信用されないのは当たり前。

原発動かしても良いと思うけど責任を取るべき人は
責任を取ってもらわないとね~。
責任者数名を死刑にして小塚原とか鈴ヶ森にさらし首が良いんじゃないかな?
(さもないと何時までたっても原子力村の推進派の奴らは
嘘をつき続けるからね。)
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2012/12/15 16:16

「想定を超える最悪の事態が起こった時にどうするか?」


そのことをきちんと認識して、覚悟を決めれば使っても良い。

原発再稼働のために必要なことは、想定を超える最悪の事態が起こった時の「覚悟」。

「想定を超える最悪の事態は起こらない。」と言う考え方が成立しないことは、FUKUSHIMAで皆認識した筈。
自然は、人間の決めごとを守ってはくれないのだ。

「40万年以上動いていない断層はこれからも動きません。」と権威のある人がいくら主張しても、自然には、権威など通じない。だから、「想定を超える最悪の事態が起こった時」のことを考え、「その時はどうするか?」を決めておかないといけない。
こういう考え方ができないから、日本は戦争で負けた。戦争以外でも、日本が負けるパターンと言うのは大抵これだ。
日本人はこう言うリスクを真正面から見据えるような考え方がはっきり言って下手なのだ。

今の原発再開の議論だってそうだ。のど元過ぎれば何とやらで、早くも「最悪の事態」など議論しなくても良いような雰囲気になりつつある。福島の事故の原因究明(人災か天災か?、その後の処置は仕方がなかったのかもっと良い方策があったのか?、責任は東電にあるのか政府にあるのか? etc)がまだ殆ど明確になっていないのに、よくも原発再稼働などと言えたものだ。再稼働したいのであれば、あるいは再稼働しないと日本が滅びるのであれば、一刻も早くこの点を明確にして、国民に覚悟を強いるべきだろう。

そんなこともしないで、安易に再稼働を決めて、もし本当に最悪の事態が起こったら、いったい誰のせいにするの?
このような、なし崩し的な態度が私は大嫌いです。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2012/12/15 16:16

基本的には原子力は反対です。

人間がコントロールできない限界(放射能)が低すぎるからです。

しかし現状の状態では、たしかに利用してもしなくても当面の間の危険度は変わりません。今日のニュースで出ているような活断層の直上にあるような原子炉(原発)を除き、当面の間活用することも必要だと思います。しかし、それには条件があります。

1:政府は直ちに、放射能汚染時のマニュアルを策定し、すべてのリスクを公開すること。
特にチェルノブイリレベルの事故が起きたときに「死ぬ可能性が高くとも、事故収拾にあたる人員をどのように準備選定するか」を明確にすること。この点で

2:事故が起きたときの地域のリスクを明らかにし、避難計画や避難時のサポート(避難費用・避難後の生活保障)などのマニュアルを策定し、各原発ごとに公開すること。

3:米軍のシーバーフ部隊のような、即応放射能対応部隊を自衛隊などに創設すること(これは、1の死ぬ可能性があるが対応できる人員の答えにもなる)
そして毎年、各原発の地域の消防・警察・自治体と応援に来るだろう東京などの消防・警察などと連携した総合防災訓練を行うこと

4:事故後の原子炉の復旧や解体がいかに難しいかスリーマイル・チェルノブイリ・福島第一の例で知見が得られているので、分かっているかぎりの技術開発を行うこと


これらが進むことで、日本の原子力政策が進むと思います。
その上で、完全に原子力を制御する技術(たとえば致死量の放射能の中でも完全に動ける防護スーツか人間の変わりに動けるロボットなどの技術や、完全な封じ込め技術)が出来ない限り、原子力の利用はやめて行くべきだと思います。

今は確かに、利用してもしなくても同じですが、これ以上何万年も保持しなくてはならない核廃棄物が出るのを可能な限り少なくする必要があるからです。

また同時に核融合の技術が早く実用段階に来ることも必要です。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2012/12/15 16:16

安全性ね…要するにどんな大地震にも大津波でも全く問題ない設備にすれば人的に放射能漏らさない限りは原発は安全ですよね



二酸化炭素を出さない唯一の発電ですし
あ 太陽光も風力も水力もCO2出るんですね…
しかも発電量が絶対的に低すぎるという難点が…
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2012/12/15 16:16

すでにある原発は、止めても動かしても危険度は変わらないのです。


福島の4号機を見れば分かります。
今世界中でもっとも危険な原発といわれていますが、3.11の時は定期点検のため、正常に運転停止していたのです。
でも冷却用の電源が使えなくなったら、壊れてしまいました。
プールに保存した使用済み核燃料1500本が剥き出しになって、危うく日本の東半分が壊滅する瀬戸際まで行きました。
今でも地上4階にある燃料プールにひびが入って冷却水が漏れてしまったら、6時間で燃料剥き出しになり、メルトダウンが起き、日本壊滅となる状況は、何ら変わっていないのです。
現在日本には原発が53基あります。
止めても動かしても危ないなら、動かせばいいのです。
きちんと耐震工事、津波対策をして。
それを何が何でも止めさせるとギャーギャー言っている連中はアホです。
民主党も最近そういうバカを言い始めた。
選挙で負けそうになったら。
救いようがないバカです。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2012/12/15 16:17

原発問題で考えるべきは半減期の長さにあります。


放射性物質の中には万年単位のものもあります。
中国3千年の歴史といいますが、それが霞むほど長い年月を我慢しなければなりません。
人類って地上に文明を持ってわずかですよね。それより遙かに長い危険な代物を持っていいんでしょうか。

でも、放射性物質って大陽に向けて廃棄すればいいんじゃないですかね?
今世紀中とはいいませんが、近い将来そういうスタンスになるんじゃないかと思います。

核施設を地上で耐用できるメドはある程度ついてます。
最新の日本の技術力を駆使すれば隕石衝突などの想定外の事由以外は耐久性があります。

次に新エネルギーの部分に着目してみます。
原子力発電は初期の量子力学の応用と考えられます。
現在は素粒子力学が中心ですが、続々と未知の素粒子が発見されています。
これらの中から原子力に変わる新エネルギーが生まれると考えられています。
そうすれば再生可能、クリーン、無尽蔵であり、世界的に劇的な変化が予想されます。

という感じで私は楽観的に考えているので、後100~200年ぐらい原子力で我慢して
それから新エネルギーに繋げればいいと思ってます。
早ければ今世紀中にも実用化されると期待も込めておきます。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2012/12/15 16:17

今、脱原発始めたドイツが脱原発ショックに見舞われてますね。


依存度がたった18%だった国がですよ・・・

強制廃炉の選択肢はないですね。

ただでさえ高い電気代、もし途中でやめたら大変なことになる。

まずは電力システムや代替エネルギー開発して

電気代下げてからじゃないとね。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2012/12/15 16:17

安全性が確保されるなら、必要だと思います。



まず、CO2の問題。現在の主力の火力発電と比べれば、誰でも分かるように排出が少ないです。地球温暖化を進めないために。
それと、燃料。枯渇資源である化石燃料に頼っていれば、値段は高騰し電気料金は上がる一方です。50年後さえあるかどうか見通せません。
それに中東の政治が安定することは無いでしょうから、輸出規制が引かれれば、前回以上の節電、いや停電が起きるでしょう。
さらにいえば、中国・韓国・北朝鮮の動向も不明瞭。もし戦争にでもなれば、全面輸入に頼る資源は、ほとんど入ってきません。
つまり、電気が作れないのです。(食料もですけど)
そうなれば、ほおっておいても日本は滅びます。

かといって、太陽光・風力・地熱などは、まだまだ運用にはほど遠い。

核燃料は、一度動かしてしまえば、数十年は持ちますから・・・・
なので、将来を見据えて、今現在は原発は不可欠だと思います。
それに変わるエネルギーが開発されるまでは・・・・
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この回答へのお礼

その「安全性の確保」とやらが難しいようですが、
上手に運用出来れば現状で原子力に勝るシステムはないですよね…。

資源は取り合いで高騰する一方ですし、他国に依存していい事は何も無いし、確かに北東アジア情勢は日々緊迫の度を増してるし…。

色々考えると、やっぱり原発は必要なんですかねぇ…。

ありがとうございました。

お礼日時:2012/12/14 17:19

俺みたいな金持ってる奴にとっては、どっちでもいいよ。


火力にして電気代上がって困んのは貧乏人だろ?
自分を傷つけてでも綺麗事を並べられる覚悟を馬鹿にはできんさw
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この回答へのお礼

お金持ちさんは余裕でいいですね。

お礼日時:2012/12/14 17:13

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