
No.3ベストアンサー
- 回答日時:
何ら差別するわけではありませんが、現在のように住宅街ではなく、田畑ばかりの昭和初期、新京阪線(現:阪急京都線)の軌道工事のため、朝鮮の方が強制労働させられ、その周辺に住みついたと祖父母から聞きました。
新京阪線の軌道工事のうち、西院~大宮間の地下工事(当初地下開通区間)で搬出された土砂が、西側にあった池の埋め立てに使用されました。それが合同宿舎の裏手に位置する阪急南住宅(下津林佃)になっています。航空写真や住宅地図を見ると、町並みから推測できるのではないかと思われます。一方は綺麗な区画となっていますが、もう一方は入り組んでいます。このため、今も在日の方が多く住んでおられます。場所的には、マンション建設地の少し南側となりますが、おそらく南側ベランダ等からの景色(町並み全体、前泓町~番条)がそれにあたると推測されます。昔は、悪臭がする施設(養豚場や養鶏場)があったり、溜まり場があったりしました(今はないと思います)。ただ、歴史的な背景から、昔、京都朝鮮第二初級学校があったり(現在は右京区梅津に移転)、在日本朝鮮人総聨合会があります。
インフラとしては、新山陰街道沿いは上下水道や都市ガス等が整備されていますが、入り組んだ地域まで整備されていません(現在はどこまで整備されているか不明)。このため、汲み取り式トイレが多く、いわゆるバキュームカーが回収にあたります。また、都市ガスが行き届いていないため、プロパンガスが多くの家庭で使われています。このためかどうかわかりませんが、年に数回は火事が発生しています(子供の頃、火事によるプロパンガスの爆発や、ガス自殺による住宅爆発と燃えながら出てきた人を目前で見てしまって相当参りました)。
地形的には、西側に京都西山(京都市西京区の山手から天王山の麓の乙訓郡大山崎町にかけて南北に広がる山地とその裾野一帯)があります。ここは京都西山断層帯となり、その最前縁に相当するするのが樫原断層です。京都市による震災対策では、この断層で地震が起きた場合、地震の規模はマグニチュード6.6、市街地の西部が震度6 弱以上、西京区の広い地域が震度6 強、西京区の断層付近で震度7と想定されています。この断層の存在は阪神大震災後に知りました。震災の際は、直接的な被害はなかったものの、相当な縦揺れで、震度も西京区が大きかったのはそのためだったのかも思ったりします。
また、現在はマンション建設予定地の北側にある河川(新川)が改修工事されたので、もう起きないのかもしれませんが、改修工事前は、いわゆるゲリラ豪雨の際は、河川から水が溢れ、道路はもちろん、その周辺が水浸しになったことが数回ありました。しかし、土地的に不思議な感じがしますが、道路を境にマンション建設地側(南側)よりも北側の方が土地が低いようで、そのほとんどが北側に流れ込みます。ただし、南側の土地は粘土質のため、やや水はけが悪く、湿気がこもる傾向があります。あと、激しい雷の際には、近隣地区に高圧鉄塔や変電所があるからか、瞬停が多かったような気がします(今は独立して県外に住んでいるので余計にそう思うのかもしれません)。
だからといって治安が悪いわけでもなく、新しい住宅も沢山建っています。また、今となっては他の地域から引越しされてこられた方も多くなりました(歴史的背景を知らないからかもしれませんが)。しかし、不動産屋さんでは「あの辺りは・・・」という紹介をするところも有るようです。
ちなみに、地歴を調べると、この辺りの土地は、戦中に海軍により設置された官設民営の航空機関連工場(旧三菱重工業京都發動機製作所(第八製作所))の跡地だったようです。現在は南側の大半が陸上自衛隊・桂駐屯地、北側が府立桂高校、住宅地となっています。その当時、京都には他に太秦(現・三菱自動車京都工場)と山科(現・府営団地、山科中央公園など)に三菱重工業の航空機関連工場があり、この桂と太秦の中間に京都三菱病院(現、三菱京都病院)が設置された経緯があります。昔はうちの親も含めて三菱重工業系で勤務されていた方が多かったのはその背景があったからかもしれません。
以上、長々と失礼しました。
まさに、知りたい情報でした!さっそく、妹夫婦に伝えようと思います。
大変分かりやすく、ご丁寧にお答えしていただき、ありがとうございました。
No.2
- 回答日時:
>西京区下津林前泓町にできる新築マンション
今売出し中だったらこれがドンピシャだと思います。
(私はこの物件と利害関係は一切ありませんので念の為)
桂南ザ・レジデンス
http://www.k50.jp/
(ロケーションの部分を押せば建設予定地の地図が表示されます。
グーグルマップのストリートビューで該当地域を見る事が出来ます)
で、昔の土地がどういう状態だったか調べたい場合、都市部だと
国土交通省の「国土変遷アーカイブ空中写真閲覧システム」で
ある程度目星が付けられます。
http://archive.gsi.go.jp/airphoto/
(ちょっと使い方に慣れるまで面倒ですが役に立ちます)
1946/07/24撮影の航空写真だと農地のど真ん中です。
1975/01/07撮影では新興住宅地として民家が立っています。
後はご自分で気が済むまで調べて下さい。
No.1
- 回答日時:
>京都市西京区下津林前泓町
この辺りは田圃や畑が住宅地になりつつある場所です。
>駅からも割りと近いのに、価格が安いことです。
土地代が比較的安いのでは?
それと阪急桂駅にしろJR桂川駅にしろ駅まで徒歩で14~15分
掛かるので(1キロちょっとある)駅から近いと言うには微妙です。
マイカー通勤なら関係ないけど電車通勤で毎日徒歩で15分は
大変ですよ。(駅まで自転車と言う手もあるけど)
この回答への補足
ありがとうございます。
私が現地を見ていないので、分からないのですが、駅まで15分だと聞いて近いのかなって感覚でいました。
最悪、バスも走ってるので、大丈夫かなと言っていましたが、やはり遠いでんですかね・・・
その場所が沼地だったとか、お墓があったとかで安いとかはありませんか?単に、場所(便)が悪いと判断していいのでしょうか?
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