【大喜利】【投稿~9/7】 ロボットの住む世界で流行ってる罰ゲームとは?

次の2点に関する疑問です。
 ウインドシンセEWI4000s
 http://www.akai-pro.jp/products/ewi4000s/
 音源モジュールSC-8820
 http://www.roland.co.jp/products/dtm/SC-8820.html

EWI4000sを買ったのですが、内蔵の音源の音が気に入らないので、SC-8820の中古品を買ってきて接続しました。
一応、好みの音色で鳴っています。

ところが、EWI4000sを吹く息の強弱で、音量を強弱できないところがあります。
例えば、クラリネットの音色で「ド」の音を出すとき、強く吹けば大きい音が出るし、弱く吹けば小さい音が出ますが、その「ド」の1音発音中に、息を強弱しても、音量が変化しません。一度出初めた音をさらに強く出すことができません。

EWI4000s本体のヘッドホン端子やLINE端子から出る音は、1音発音中にも、ちゃんと息の強弱で音量が反応しています。

EWI4000sの説明書には、「息の強弱の情報は、MIDIコントロールチェンジの07-Volume情報として出力されます。音源が対応していれば、息の強弱で音量をコントロールできます。」と書いてあります。
SC-8820も「CC 07 Volume」の機能あります。

SC-8820は、「1音発音中には07-Volume情報に応答しない」仕様なんでしょうか。
どなたかご存じないでしょうか。

EWI4000sとSC-8820の説明書は、手元にあります。
なお、当方MIDIの用語の意味がほとんど分からないので、やさしく解説してくださるとありがたいです。

A 回答 (1件)

考えられる要素ですが、EWI4000sのコントロールチェンジの出力は本当にCC#07になっているでしょうか?



CC#02(ブレスコントロール)を出力していたりと別のパラメータになっている可能性がありそうですね。
ちなみにCC#02の場合はEWIではbrと表記されます。
説明書に「ブレス・センサーの出力の変更」という設定変更のやり方が書いてあるはずなので、出力設定をCC#11(エクスプレッション)かCC#07(ボリューム)に変更してみると良いと思います。

ただし、SC8820の場合細かい音づくりはできないので、実際に音量変化がつけられたとしてもフィルターの開閉などを連動させることはできません。
一般的に吹奏楽器とは弱く吹けば音が小さいだけでなく音質もほの暗くなり、強く吹けば音量が大きくなるだけでなく倍音豊かに明るい音で鳴るものです。
つまり音量だけでなく、音質の変化も伴っているのです。
しかし、EWIとSC8820を接続しても音量はコントロールできますが、そこに音質のコントロールを連動させることができないので、いわゆる吹奏感といった意味では不自然さが残ってしまうと思われますが、このあたりは専用音源ではないので仕方がないところですね。
ローランドのラインナップならJVやXV、Fantomシリーズだとマトリクスコントロールを用いてかなり高度な音づくりが出来たのですが、SCシリーズは簡易音源なのでサウンドエディットに関してはかなり省かれているのですね。
ただし、初めから音量と音質が連動してコントロールできるようにプログラムが施されている音色に関してはもちろんそのように鳴ります。
たしかSC8820はCC#11(エクスプレッション)を使ってハーモニカの音色をコントロールすると自動的にフィルターの開閉も連動したような気がします。上位機種のSC8850が当時これをウリにしていた記憶があるので。勘違いでしたらもうしわけないですが、ぜひハーモニカはCC#11で試してみてください。EWIでのコントロールにうってつけだと思いますよ。

で、XVシリーズを使ってEWI用にサウンドプログラムを組んだ時の話なのですが、実はCC#02を使ってコントロールしようとした際にご質問者様と同じ現象を体験しました。
原因はハッキリとはわかりませんが、おそらくローランド系の音源ではCC#02(ブレスコントロール)はキーボードでいうところのアフタータッチとして認識可能な仕様になっているのではないかと思われます(個人的推測です)
なんにせよウィンドシンセサイザーでコントロールする想定ではないのですね。

シンセサイザーなどをコントロールする鍵盤楽器であるMIDIキーボードは、打鍵時の強さに応じてベロシティーと呼ばれるパラメータが送信されて、強く叩けば大きい音が鳴り、弱く叩けば小さい音がなる仕様となっています。
(ちなみにベロシティーはEWIでもコントロール可能ですが、基本的に可変式ではなく固定値を送信す設定にしておいた方が自然な吹奏感になります。工場出荷時のままだと固定値になっていて120などのかなり大きめのベロシティー=大きな音になっているはずです)

実はMIDIキーボードは上記のような鍵盤を叩いた時の感度だけでなく、「鍵盤を叩いた後にさらに押しこむ」ことでその圧力をパラメータ化して送信し、音源をコントロールすることが可能なのです。
これがアフタータッチと呼ばれるものです。

要するに鍵盤を叩いた時の強さでベロシティーが決まり、とある音量の音が鳴ります。
そのあとで鍵盤をさらに強く押しこんだり弱めることで、パラメーターが送信されて鳴っているシンセの持続音に対して何らかの効果を与えることが可能なのです。

これと同じ構造で発音していると仮定すると、私も体験したご指摘の問題は納得がいく気がするのですが…ちょっと話がマニアックすぎますね。


まあ、EWIと音源でやりとりしている状態としては

まず吹き始めの音はベロシティーによって音量が決定される
(EWIの場合はベロシティーは内部固定値を送信するので、優しく吹いても力強く吹いても無関係に吹き初めの一発目は常に大きな音で鳴りますね)

そして発音した後の持続音に対してはアフタータッチ効果として息のコントロールが有効になる。
ただし、吹き始めに大きな音で鳴ってしまっているので、それ以上大きな音を出す”ゆとり”が音源に残されていないため、あまり強弱がつかない。というかまずは音量を下げる方向でしかコントロールが効かない。

おそらくタンギングをするごとにこのような問題が発生していると思われます。
レガートで吹けば2音目からは音量がコントロールできるぞ!という(笑)

後半の細かい原因解説(推測)についてはともかく、まずはEWIが送信しているコントロールチェンジを今一度確認して、エクスプレッションやボリュームに変更されてみることをお勧めします。


ご参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

デフォルト設定でOKなのだと思ってました。
「プレスセンサーの出力の変更」でVolume(07)を設定したらよくなりました。

丁寧な解説ありがとうございました。
軽率な質問でした。申し訳ありません。

お礼日時:2012/12/31 14:05

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