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「10社以上面接を受けません」と、「10社までしか面接を受けません」
この二つの文の意味は、本当に同じでしょうか?

行政書士さんは、同じだというのです。

私は、「10社以上とは面接しません」だと、9社までしか受けられないので、

「10社までしか面接を受けません」という表記に直して欲しいとお願いしました。

その時、行政書士さんは、契約上も法律上も、「10社以上とは面接しません」と、「10社までしか面接を受けません」は同じだというのです。

本当なのでしょうか。


大切な契約なので、絶対に間違えがないようにしたいので、心配でなりません。

ちなみに、その行政書士んさんは、以前ミスをしているので心配です。


この場合での「面接」は、本来他の語句が当てはまるのですが、ここではわかりやすいように面接と書き換えました。すみません。

A 回答 (9件)

結論から申し上げると、「10社以上とは面接しません」と、「10社までしか面接を受けません」は同じ意味になると思います。



まず、「以上」の意味するところを再確認してみると、下記辞書では、
「 数量・程度・優劣などの比較で、それより上の範囲であること。数量では、その基準をも含む。」のような説明があります。
http://dic.yahoo.co.jp/detail?p=%E4%BB%A5%E4%B8% …
この、辞書説明は若干丁寧さに欠けており、「数量では、その基準をも含む」を正確に表現すると、「数量を示すことが目的の文では、その基準をも含む」となるのではないか、とわたしは思います。

そして、「10社以上と面接しません」と「10社以上とは面接しません」は分けて考えるべきで、前者は数量を示すことが目的の文ですが、後者は数量を示すことが目的の文ではない、というのがわたしの考えです。
前者の文意は「(わたしが)面接しないのは10社以上です」ということです。
わたしが面接しないのは10社以上だ、と言っているわけですから、数量を示すことが目的の文であり、『「10社という基準をも含んで、それより上の範囲」と面接しません』という意味になります。

しかし、後者は「10社以上について述べてみれば、面接はしません」というのが文意です。
これは、10社という数量を示すことが目的の文ではありません。
あくまで『数量(10社以上)について述べている文』と言えるでしょう。
「数量を示すことが目的の文」ではないため、10社という基準は含まれない、ということになるのだと思います。
「目的」という意味に関してちょっと他の例もあげてみますと、たとえば、
「わたしは10万円以上もらった」は10万円という数量を示すことが目的の文ですが、
「10万円以上は大金だ」は10万円という数量を示すことが目的の文とは異なる、ということです。
したがって、
「10社以上とは面接しません=10社までしか面接を受けません」となり、行政書士の言っていることは正しいと言えるでしょう。
以上は、あくまでわたしの個人的見解にすぎませんが、
「一万円以上欲しい」は一万円を含み、
「一万円以上は要らない」は一万円を含まない、という感覚は共有できるのではないかという気がします。
前者は欲しい金額を示すことが目的ですが、後者は金額について「要らない」という意思を示すことが目的です。

いずれにせよ、紛らわしいことは確かですので、質問者さんのおっしゃるように「10社までしか面接を受けません」とするほうが確実だということは言えるでしょう。
  
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「以上・以下」とか「未満」って、小学校で習うレベルじゃないのかな?



当然ながら「以上・以下」は、「その数字を含む」ので、「10以上」は「10を含む」です。
従い、質問者さんがご指摘の通り、「10社目」は「面接しない」に含まれますね。

それと、わざわざ「〇〇しません」と言う否定文にする必要性が低い(無い)のでは?と思われます。
否定文は、相手に不快感などを与える傾向がありますから、出来れば避けた方が良いのですが、それと何より、数量の上限を限定する目的であれば、「以下」「未満」を使用すべきなんですよね・・。

それを無理に否定文にして「以上」とするから、意味が判りにくくなっています。
実際、司法書士さん自身が、わざわざ否定文にしちゃっった結果、自分でもワケが判らなくなってるんじゃないでしょうか?

10社まで受け付けるなら、「10社以下と面接します。」など、肯定文にするのが一般的・常識的で、またシンプルで判り易いでしょ?

従い、結論からすれば、質問者さんが正しいのですが、アホな司法書士さんに間違いを認めさせるなら、「10社までしか面接を受けません」と直させるのではなく、「では肯定文で書いてみて下さい」って言えば、一発で解決したと思いますよ。

その上で「じゃあその文章を、もう一度、否定文に戻してみて!」と言えば良いワケです。

それでもまだ「10社以下と面接する」と「10社以上とは面接しない」がイコールと言い張るなら・・「もうアナタは全く信用出来ないので、もう二度と頼みません。」とお伝え下さい。
こんな初歩的なミスを犯す司法書士は、司法書士協会にクレームしても宜しいかと思います。
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学陽書房の『法令用語辞典』には、「数量的限定をする場合に用いるが,


『以上』というときは,基準点になる数量等を含む.」と記載されています。
「10社以上とは○○しません」なら、9社までとしか○○できません。

ちなみに、法令で基準点を含まない場合には、「超える」が使われます。
例えば、「百万円を超える収入」と書いてあれば、百万円は含まれません。

10社と○○できるようにされたいのでしたら、「11社以上と○○しない」や、
「10社を超えて○○しない」、あるいは「10社まで○○できる」等のほうが
いいと思います。
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>「10社以上面接を受けません」と、「10社までしか面接を受けません」


この二つの文の意味は、本当に同じでしょうか?


日本語的に言えば同じではありません。
行政書士さんは間違っています。

>「10社以上面接を受けません」

9社までは受けますが、10社から上の数は受けません。
前のかたがたが仰っているように、以上がついている数値が含まれて意味を持ってくるからです。

これは日本語として厳密にはそう解釈できるということです。

でも

この文は本来、日本語としておかしいのです。

10社以上は、という10は数量の10なのか、10番目の10なのかがこのままではあいまいなのです。

たとえば、厳密に言えば、9,999まではOKだ、という解釈が十分可能です。

ですから

「10社以上とは面接しません」が分かり難い変な日本語になるのです。

9,999=10 つまり、11社以上を拒否します、と解釈することもかつかつ可能なのです。

「10社以上面接を受けません」と口語で言われれば、多くの日本人が、「このひとは10社までは受ける意思があるのかな?」と思ってしまうでしょう。10という数値が出ているので、感覚的に
10という区切りは切りがいいこともあり、「面接を受ける会社の数」というこの文の内容から言って、「はー、このひとは10社受けたいのだ」と常識的直感的に思うのです。

○○以上は××だ という言い方では、普通、以上は××だ、という方に”重要な意味”をもたせるのが日本語の正しい言い方なのです。先ほど言った

「10社以上面接したい」
という言い方はまさにこの言い方なのです。
9社でなく、最低10社と面接したいという意味になります。

貴方が受ける会社の数はこの文章の主題ですから
行政書士さんはそういった感覚もあって「10社は OK」と思ったのかもしれません




「10社以上面接したい」なら日本語として通用します。

9社では満足しない、という意思表示なのです。

ともかく

貴方が「10社まで面接を受けます」と書き換えて欲しいといったのは正解です。

でも、なぜ10社までなのか、普通はこういったくくりをしませんので、行政書士さんは混乱したのかもしれません。

ところで

>「10社以上面接を受けません」=10社は平気?

平気 という言い方はここではしません。
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>「10社以上面接を受けません」


→9社は○、10社は×

>「10社までしか面接を受けません」
→9社は○、10社も○

となるはずです。「以上」については議論の余地がほぼないと思いますので、
 9社までにしたいのであれば「10社以上は受けない」
 10社でもOKなのであれば「11社以上は受けない」
とするなど、「以上」を使った表現で統一するようにしてはいかがですか。
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行政書士さんは間違っていません

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以上という言葉で検索したら沢山出ます。


分かりやすかったのは、
以上はOOを以て(もって)上とするOOを含めてという意味。
広辞苑
程度・数量などについて、それより多い、またはすぐれていること。
数学的には、基準の数量を含みそれより上。
18歳以上は18歳を含む。

18歳まで
(まで)は程度がそこが限界でそれより上には及ばない。

となっていました。
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》 大切な契約なので、絶対に間違えがないようにしたい…


面接を受けるのが、9社までか10社までかが「契約」上「大切な」ことと思うのが異常かと。「行政書士さん」の主張は契約違反になり得ると考えるのも普通ではないと思います。
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 そのままの言葉の意味で考えると、


 私はあなたの考え方の方が正しいと思います。

 ただ法律上のことは詳しく分かりませんので偉そうなことは
 言えないんですが、
 どちらも同じというならば
 行政書士の方もすんなり『10社までしか面接を受けません』
 と、書いてくれればこちらも悩まなくて済む話だと思うんですけどねぇ…
 
 やはり大切な契約であればあるほど、行政書士の方でなく
 あなたが納得する必要があると思いますのでちゃんと書き直してもらった方が良いと思います。
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