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とある調査によるとイタリアは観光旅行の満足度が低いと聞きました。
率直に驚きました。

私自身、イタリアには行ったことはありませんが、あれだけの歴史的観光資源、進んだ食文化、ファッションの先進性、・・・女性の美貌(←^^;これは好みの問題ですかね。。。(^^♪)
あとは、欧州でも温暖な点ですね。

良いイメージは挙げたらキリがないですね。

では、どのあたりがネガなのでしょうか?
ぜひ、お教え下さいませ。

A 回答 (8件)

1週間程度の旅行では満足できないでしょう、1ヶ月も滞在すれば満足できるかも、それほど名所、旧跡が多いところ、何を目的に行くかでしょう、会話が通じなくても、ジェスチャーを交えれば、意外と通じ合えるイタリア人。

ただし使い方を間違うと、とんだ誤解を生むこともあるので要注意。問題はヨーロッパでいちばんストライキの多い国。交通機関だけでなく銀行までも頻繁に行います。出くわした時は、お国柄と割り切ってじっと待ちましょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!

やはり、イタリアは時間をかけて噛み締めないといけないんですね(*^_^*)

生かじりの早食いをしたら勿体無いということですね。

お礼日時:2013/02/11 02:35

イタリアは観光旅行の満足度が低い……へぇ、そうなんですかねぇ、いえ、わたしも驚きました。



 前の方がおっしゃるように、イタリアは見どころの宝庫、そりゃ短期間では、その魅力をたっぷり感じ取るヒマもないのは事実だと言っていいでしょう。そして、調査の対象は、そんなリッチな旅までは許されないほとんどの観光旅行者、その点では無理もないのかもしれません。

 ですが、それを言うならフランスのパリだって同じです。華のパリとまでは言いませんが、パリにも魅力に満ちた見どころは山のようにあります。パリ滞在がたかが一日や二日の一般的な観光旅行では、結局は観光バスの窓ガラス越しに見たエッフェル塔に凱旋門、そして駆け足で見て回ったルーブルの名画と、長い列を我慢して手に入れた一流ブランドのバッグ…、旅の思い出はただのこれだけ。こちらは不満がないのでしょうかねぇ。

 わたしの場合は、一時期パリに住んでパリという街の魅力にはちょっとばかり深く馴染んでいるように思います。たしかにパリは汲めども尽きぬ魅力の泉です。ですが、イタリアはすばらしいです。まさにおっしゃる通り、歴史的観光資源の豊かさ、美味しいお料理、陽気な人柄、う~ん、直接は触れる機会は少ないものの、ファッションの先進性もあるでしょうね。女性の美貌、これは確かなこと。そして温暖なのも旅行には助かります。

 つまり、わたしとて、滞在するとしても一度には長くてせいぜい数日程度。でも、満足しますねぇ。若いころならもちろんのこと、中年となった今でさえ、殿方がとても優しくしてくださるのもイタリアならではのこと。ウェイターさんも、ホテルのポルティエーレさんも、見ず知らずの紳士も、物売り氏も、タクシーの運転手君も、みんなとても親切にしてくださいます。

 イタリア語は比較的覚えやすいし、すこしでも口にすればとても彼らと親しくなれます。もちろんお料理を食べ過ぎたとしても、街のあちこちにファルマチアこと薬屋さんがありますし、ディジェスティーボこと消化剤も置いてあります。そして、なんといいましても明るい陽光と魅力的な風景、それで何が不満なのでしょうね。

 ひょっとしたら、イタリア旅行というと、バスに乗る時間が長い、それが原因なのではないでしょうか。パリでしたら、外に出かけたとしても、精々ベルサイユか遠くてもモン・サン・ミシェルぐらい。ところがイタリア旅行では、ローマのほかに、ベニスだとかそのほかかなり広く走り回ることが多いみたいです。

 ということは、ひとつところで落ち着いて、名所を時間をかけて見て回り、美味しいお料理とヴィーノ(ワイン)を楽しみ、ブランド物のショップを訪ね、一杯のカフェ・カプチーノを楽しむ…といった時間的な余裕がないのではないでしょうか。そして、その結果、なんだかバスに揺られて疲れたね…といった思い出だけが残ってしまうのではないでしょうか。

 日本の観光客がお好きな、ブランド物のショッピングだって、必然的に、それに許される時間が短くなってしまいがちなイタリア紀行、これもまた不満も残ってしまいそうな気がするのです。
 
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この回答へのお礼

ありがとうございました!
楽しく拝見させていただきました!とてもイタリアへの旅が掻き立てられました。
イタリアの勉強をしてみようかな♪
私がいつか触れてみたいと思っていた塩野さんの著作にトライしてみようかなという思いがふつふつと湧いてきております。

そうだ!思い出しました!私は7年前にドイツのフランクフルトに仕事で半年ほど滞在しておりました。

ケルンのイタリア系移民の方々が経営されるレストランに行った際に、彼等が人懐っこい笑顔とおいしい料理で気持ちが温かくなったものでした。

夜遅く仕事帰りで疲れたフランクフルトの下町で、イタリアンレストランの前を通ったときのこと、レストランの従業員のあんちゃん4人が鬼ごっこというか、じゃれ合いをしていました。お店が暇だったんでしょうね。
そばを通りかかろうとする私に絶妙のタイミングでタッチしてきました。
おそらく、他のイタリアンから笑いを取ろうとしたのでしょうね。
実際にその場は私も含めて大笑い・・・

私も「今は腹ペコでフラフラだから、何かうまいもん食わせてくれよ。」というと、あんちゃんは「まっかせなさ~い!」とお店へ案内。(ドイツ料理に閉口していた私にとって)とてもおいしかったです。

食事中にグラマーでセクシーな黒い髪と瞳とレザージャケットとブーツでキメたやや顔立ちの濃い美人のイタリア女性がご来店!顔見知りの客に気づくとすぐに歓喜の大声を発し、熱い抱擁と濃厚なキス・・・・
ホームシック気味の私にとっては元気になりました。
(いやぁ~、あの女性の全身からみなぎるフェロモンには圧倒されました(^^♪)

カルチョで所狭しとフィールドを駆け回る我らが同胞のミラノの長友選手もあの美人を見たら、足が止まってしまうでしょうね!

しかし、ドイツで触れたイタリアンはナゼああも魅力的で、今も脳裏に焼きついているのでしょうか?

ドイツでは多忙でイタリアに行けなかったことが心残りです。。。

お礼日時:2013/02/11 03:51

フランスもそんなことを言われていたと思います。

アンケート結果で。

フランスもイタリアも行ったことがないんですが、たぶん有名なだけに期待し過ぎて、実際行ってみると期待と現実のギャップがあるんじゃないかな?と想像するんですが・・・・・・。

思ったより街が汚いとか、料理が美味しいと言ってもすべての店が美味しいわけじゃないとか。
知り合いがイタリアに個人旅行で行きましたが、そんなに美味しいところばかりじゃなかった、と言ってました。ちなみに自分の経験ではスペインもそうです。美味しいものは多いにせよ、値段によってやっぱり味に差があったりしがちです。

無意識に日本基準を期待するツアー客が海外に行くと、日本と比べちゃったら満足いかないことは多いんじゃないかと思います。サービスとか設備面とか。こんなもんだと思っていればそんなものなんですけど(笑)
推測ですので、合ってるか分かりませんが。

試しにフランスについて検索してみました(これはネット記事で読んだので)
そしたら国交省の報道資料、2008年のですが。

国土交通省HP
報道発表資料
「海外旅行者満足度・意識調査の結果をとりまとめました」(平成20年7月10日)より引用:

○旅行後の満足度が相対的に高い国(69点以上)は、インドネシア、ドイツ、ハワイ、オーストラリア、カナダ、フランスであった。フランスの満足度は69.6点で相対的に高いものの、旅行前の期待が77.7点と非常に大きいため、期待と満足度の落差は大きくなっている。その他の国では、期待と満足度との落差はさほど大きくない。
満足度が相対的に中位の国(66点~68点台)は、韓国、シンガポール、グアム、香港であった。これらの国では、期待と満足度の落差が比較的大きくなっている。
その他の国について見ると、中国は期待が70.1点となっており、これは米国本土やカナダと比べても大きいが、満足度が62点にとどまっているため、期待と満足度の落差は非常に大きくなっている。一方、フィリピンは、期待は61.6点と高くないが、満足度は期待を上回る63.6点であった。

○旅行を構成する主要な要素である「食」、「宿」、「ショッピング」、「観光」について、旅行前の期待と旅行後の満足度について比較した。「食」と「宿」については、期待は高いものの満足度が低く、その落差は大きかった。「観光」については期待も満足度も高く、その落差は小さかった。「ショッピング」については、期待は他の3要素より低いが、期待と同程度の満足度を得ており、その落差は小さかった。

○「パッケージツアー」、「フリープラン」、「自由旅行」の旅行商品タイプ別に、「食」、「宿」、「ショッピング」、「観光」について、旅行前の期待と旅行後の満足度について比較した。「パッケージツアー」では全体的に各要素の満足度が低く、期待と満足度の落差も大きくなっていた。一方、「フリープラン」と「自由旅行」では、「観光」と「ショッピング」の満足度は期待通りもしくは期待以上となっていたが、「食」と「宿」については、期待と満足度の落差は大きくなっていた。
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やっぱり食と宿。

そのイタリアに満足度が低い調査はどういう観点で調べた結果か分かりませんが、一般に「宿」問題は、日本人の場合は「風呂」「トイレ」の部分で、なかなか難しいのではないかと。
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ツアーだからでしょ


個人旅行でなら満足度の尺度は違うでしょうけどそれなりの評価はあると思います

日本にくる外国人観光客のことをイメージすると似たような事情がどうしてもツアーにはついてまわるでしょう

ガイドブックでの観光旅行の限界はありますが個人旅行なら納得できる結果はついてきます
名物狙いで困ったら例えば明石のたこ焼きのように現地で聞くのがいちばんということになります
ツアーじゃあそんわけにもいきません
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国土交通省の海外渡航に関する調査だと、イタリアは「その他ヨーロッパ」に


カテゴライズされてしまうので、元添乗員が感じるイタリアのネガティブ要素を
回答します。

1.ツアーで行く人が多いから
他の回答者さんも書かれているよう、イタリアツアーは引きずり回される物が多いです。
ヴェネツィア→ミラノ→フィレンツェ→ローマというように。
全然ゆったり見れません。パリやマドリッド、ロンドンに集中滞在して
というスタイルが取れないのはマイナス要素ですね

2.物事が時間通りに動かないから
ツアーでも個人旅行でも、交通機関のストライキ、遅延なんて当たり前。
自分が思った通りに動けないのは欧州全域なのですが、イタリアは南に行くほど
その度合いが酷いです。チェックインしたのに、フライトが突発的ストライキで
飛ばなかったことがあります(苦笑)
小売店の閉店時刻は従業員が帰る時刻みたいなものですし

3.食事
イタリアで食事がネガティブ要素な訳がないと思いがちだと思います。
A.ツアーの食事は美味くない
B.個人でレストランへ行くと1皿の量が多く、一般的日本人には食べきれない
C.日本語や外国語メニューがある店はコストパフォーマンスが良くない
D.ピザはピッツェリアで食べる軽食と言うのを知らない人が多い

4.治安
銃でズドンという犯罪はそうなのですが、スリ、置き引き、ひったくりが非常に多いです。
自分の担当するお客さんは被害ゼロ(スリ集団を追い払った経験は多数)でしたが、
ラッキーだったのだと思います

5.ホテル
日本のホテルは部屋内の電気が煌々と付き、シャワーをひねればすぐ熱いお湯が出ます。
そういうホテルはイタリア(と言うより欧州全体なのですが)では少数派です。
北米系を中心とした鉄筋コンクリートのチェーンホテルに泊まればいいのですが、
建物が古いホテルだと、ツアーでチェックインした後、皆さんが一斉にお湯を使うと
供給が追い付かないなんて当たり前です

6.国民性
上述2.5.にも繋がりますが、ストライキ?動くまで待てばいいじゃない。
お湯がすぐ出ない?出るまで待てばいいじゃない。
日曜日祝日小売店がお休み?明日買えばいいじゃない。そういうお国柄です。
何もかもきちんとしていて、年中無休に慣れている人だと耐えられないかも

7.言語
英語があまり通じません。ヴェネツィアやミラノだったら結構通じますけど、
他は日本並みと言っても過言ではないと思います。
一般的な日本人の英語レベルを考えればそこまで酷いとは思わないし、
片言のイタリア語を覚えていくと楽しいのですけどね
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こんにちは。

すでにたくさんのご意見が出ていますので、参考程度に。

私は一昨年の夏にローマへ行きました。今まで渡欧10回、10か所へ行きましたが(当方、学芸員の資格を取り、古い歴史や文化財に直接触れるのが好きで行っています)、ローマは最高でした。(他にベルリン、アムステルダム、ミュンヘン、ウィーン、ワルシャワ、クラクフ、ロンドンなど)。

とにかくローマ・バチカンは別格です。遺跡も、町全体のすべてが「文化財」です。
映画「ローマの休日」のオードリー・ヘップバーンが座った、ローマ広場の石段は、他の石よりもすり減り、町のあちこちには彫刻・彫像、コロッセウムも中に入ってみれば、外からではわからない下面、闘技場だったことがわかりました。古代ローマ帝政時代のバシリカや、ミケランジェロその他の作品群、壁画(アテネの学堂、天地創造)などなど、もう、どこもかしこも見どころ満載です。私はたまたまトレビの泉のすぐそばに宿泊しましたが、朝早くから、市の清掃員が掃除をして、コインがきれいになくなっています。朝早く行くと、誰もおらず、美しい風景を見ることができます。昼は昼でにぎやかで楽しいし、食べ物もおいしかった(サルティンボッカを食べました。)
ロンドンの大英博物館が「盗賊博物館」といわれるゆえんは、自国の品物よりも他国のものもらいばかりしているからで、ローマにはローマのものしかないことと比較ができて、面白かったです。

ただし・・・
ネガな部分を書くとしたら、スペインからの流出民族によるスリ、ひったくりは有名。私はタクシーの運転手さんからぼったくられたり(20ユーロもかからない場所で50ユーロ)、レストランよりももっとくだけた感じのBarに入って料理を頼んだら、それ以外のものも次々出てきて、最後にぼったくられたり(これは、レシートを警察に出せばよかったのですが、レシートを隠されてしまいました。)また、トレビの泉で私ではなく日本人ツアー客がどよどよと押し寄せてきたら、現地のイタリア人が「ジャポネーゼ!!」と侮蔑的でした。つまり、日本人を現地の人たちはあまり快く思っていないようです。大事な文化財に何をするかわからない、という目で見られている気がしました。また、お金持ちのイメージがあるため、低所得者層からぼったくられることは普通です。

ただ、陽気で人懐こい人、親切な人にもたくさん巡り合いました。
たとえば、ジェラートやさん(スペイン広場前)で、朝6時の開店前なのに、お店のご主人が親切に「食べていきなよ!」と言ってくれ、私が「ボーノ」と言うと、「オイシイネ」と言ってくれたり、必要以上に勧めない(ぼったくらない)優しくさよならって言ってくれたり、あるいは、ある教会へバスで向かっていたら、どこで降りるかわからなくなってしまい、「〇〇教会はどこですか?」と聞いたら、バスの中にいた乗客のみなさんが一斉に「ここだよ!!!」と言ってくれたり。

いろいろと親切を受けました。

なので、どうやら親日派とそうでない人とがいるようです。
ドイツはよく親日的と言われますが、ドイツよりもよほど心はあたたかく、親切に思えました。
それは私という個人が明るくて面白いキャラだから親切にしてくれるのかも知れないけど、ドイツ人のツンとしたプライド(大事なことだけど)が、とがって感じるのに対し、イタリア人がどんなに悪態ついたとしても、それはそれで明るい民族だからだと思えます。
しかし、実はイタリア人は意外と保守的だそうです。(たとえば、日本みたいに全国転勤するくらいなら、その会社はやめて別の会社を探す、とか。)

以上、ダラダラ書きましたが、参考程度に。
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No.2です。

お礼有難うございました。

 イタリアの最大の魅力は、古代遺跡よりも何よりも、まず彼らイタリアーノの陽気さにあるのではないでしょうか。わたしもしばしばドイツのケルンに行きますが、ケルンといえば古代ローマ帝国のコローニアがその語源とされるほど、古くからイタリアと関係の深い土地。

 ケルンやその周辺都市は、古くは古代ローマ帝国の植民地コローニアであったのだし、四面楚歌の環境ながら、たまたま鉄鉱石や石炭が得られたことから武器や農耕用具などが本国ローマよりもいち早く発達したと言われています。

 この地にいまでも金属加工の会社が多く、近郊の小都市フェルベルトなどは市の紋章にカギが描かれているほど、古来優れた錠前の生産地として有名でした。春にはライン川を挟んだ対岸のケルンメッセでハードウエアショーが開催されるのもそうした名残りなのでしょう。

 それはともかく、今日でもローマ博物館をはじめローマに通じるものの多い街ですし、事実イタリア人が経営するリストランテも多いし、本格的なイタリア風のお料理を供してくれるのも嬉しいものです。

 それはさておき、こうして皆様の貴重なご回答を拝読しておりますと、「なぜ、イタリアの観光旅行は満足度が低いのか…」について、やはりなにかが具体的に見えてくるように思います。

 まず、イタリアの観光旅行は移動が多い、やはりこの点が大きく作用しているように思えます。ローマ、ヴェネツィア→ミラノ→フィレンツェ→ローマ…と。わたし自身はグループツアーに参加した経験がありませんが、旅行会社の店頭に並べられた案内パンフを手に取って、そこに書かれたアイテナリーに目を向けますと、空港に到着するやすぐバスに案内され移動が始まってしまう。時差ボケも胃の具合も便通も調整するヒマとて無く、そのままローマの街を一巡。でも、これではやがて眠気に襲われてしまい、コロッセオもエマニュエーレの白亜のモニュメントも、サンタンジェロ城もポポロ広場も、見たような見なかったような…。

 しかも翌朝からは早朝に集合して移動につぐ移動、これでは体力的にも精神的にも楽ではなさそうです。さらに驚いたことに、あるツアーのアイテナリーでは、最後のお楽しみであるローマでの自由行動、でも、それはわずか半日だけ…、迫る出発時刻を気にしながらとあっては、ローマの魅力を、たとえわずかでも肌で感じることなんてできっこなさそうに思います。

 そしてもうひとつの原因は現地の人たちとの関係にあるのではないでしょうか。たとえばトレビの泉、日本の観光客の一団がガヤガヤと賑やかに登場します。狭い泉の周辺に〇〇ちゃ~ん写真撮ってよ~…などと甲高い日本語がエコーを伴って響き渡ります。正直言って、わたしは彼らと同国人じゃないよ…といった気分に襲われます。そんな彼ら、ほかの回答者様がお書きのように、オオ、ジャポネーゼと蔑視の眼差しを受けてしまいそうです。

 ですが、最近は中国や韓国、その他のアジアからの観光客も増えました。彼らの賑やかさはさらにすごい。でもまあ、いずれにせよ観光なんですから、自国語全開の賑やかさでもいいと思うのです。ですが、現地の人にとってはそうも行かないのでしょう。

 付近のお土産店では「ディスカウント・プリーズ」などとやたらおかしな言語?で値切る客たち。イタリアでは、商店のことを「交渉」と同義の「ネゴチア」というぐらいで、値切るのが習慣だと聞きかじっているからかもしれません。ですが、値切る…、それは土地に落ち着き、あるいは馴染み、イタリア語で交渉することが前提。

 値切ろうというなら、せめてその前に「クェ・クワント・コスタ(お幾ら)?」ぐらいのイタリア語が使えないのか…といい気分ではいられない店主や店員たち、だから、泉にコインを投げ込んだからって、どうせ二度とは来やしない彼ら一見の客にはガンとして値引きには応じない。これでは「ああ、イタリアなんて…」となってしまったとしても無理もないことでしょう。

 余談ですが、わたしは時々白タクも利用します。客が白タク、つまり無認可のもぐり営業であることを熟知していること、そして地理に詳しいこと、それこそ、見かけや態度からして一見の客ではないこと。こうしたことを見抜いた白タクの運ちゃんなら、まずボッタくることなんてしないからです。

 中には、運転席の背にプラケースに挟まれた料金表がぶら下がっていることもあります。料金は、たとえば空港から市内の著名ホテルまでと行先別に細かく決められていますが、正規のタクシーよりはやや高めながら明朗会計、しかもサービス満点、到着するや大急ぎでドアまで開けてくれて、「シニョラ、またどうぞ」とお辞儀をしてくれる人も居たりします。白タクなんて良いことではない、それは確かなこと、でも、こうしたいい加減さと気楽さが立派に通用している、それこそがイタリアの魅力だと思うのです。

 しかし、グループツアーの皆様はそうしたいい加減さと気楽さに満ちたイタリアならではの魅力…に触れ満喫する機会そのものが少ないのだと思います。それはしかたがないことですが、とても残念です。いつの日か、多少の英語やイタリア語を覚えて、気ままなフリープランで、ぜひご自分だけのイタリアを味わって欲しいものです。もし、そうした日々が可能になったとしたら、絶対、ビバ・イタ~リアと叫ぶことでしょう。
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私の数少ない海外旅行経験ーーそれもツァーがほとんどーーでは正しい回答にならないかもしれないことをまずお断りして書かせていただきます。



私は、イタリアが大好きです。確かに、スリはいますし、ボッタクリもあります。デモ、スト、ロスバゲ、1回のツァーで全部体験しました。でも、スリは追い払えばいいのですし、「お!ぼったくり!」と思ったら、しっかり計算して、「NO!]と言えばいいのです。デモ、スト、ロスバゲは「お!イタリア名物、土産話がひとつ増えた」とおもえばいいだけです。ものは考えようですよ。

でもね、それ以上に、イタリアの方たちはとても親切です。仕事を放り出して道を教えてくれたり、地下鉄の中でよろよろすると支えてくれたりした話を同じツァーの方からききました。

歴史的建造物もいいですが、それ以上に私を引き付ける物はイタリア人の暖かさです。

私はネガな部分は思いつきませんが。
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