架空の映画のネタバレレビュー

Aをn×m行列とします。A^(転置)AとAA^(転置)が同じ0でない固有値を持つことの証明をお願いします。

A 回答 (9件)

もっと明確化しよう



問題:
Aをn×m行列としBをm×n行列としABが重複度kの0でない固有値uを持つとき
BAは重複度kの固有値uを持つ.

解答概要:
E':対角要素の(1,1)~(rank(A),rank(A))が1で残りの要素が全て0のn×m行列.
P:Aの行変形用のn次正則行列.
Q:Aの列変形用のm次正則行列.
PAQ=E'となるようにPとQを定める.

(PAQ)(Q^-1BP^-1)=E'(Q^-1BP^-1)とABの固有多項式は同じである.
その固有多項式をf(x)とする.
(Q^-1BP^-1)(PAQ)=(Q^-1BP^-1)E'とBAの固有多項式は同じである.
その固有多項式をg(x)とする.

(Q^-1BP^-1)の最初のrank(A)行の最初のrank(A)列で作られる
rank(A)次正方行列の固有多項式をh(x)とすると
f(x)=h(x)x^(n-rank(A))
g(x)=h(x)x^(m-rank(A))
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この回答へのお礼

ありがとうございます。考えてみます。

お礼日時:2013/03/18 03:01

No.7の修正:E'の行列型の記述が抜けていた.No.6以下も同じ.ただ前後の脈絡から明白.



問題:
Aをn×m行列としBをm×n行列としABが0でない固有値を持つとき
BAは固有値としてその固有値を同じ重複度で持つ.

解答概要:
E':対角要素(1,1)~対角要素(rank(A),rank(A))が1で残り要素が全て0のn×m行列
P:Aの行変形用のn次正則行列
Q:Aの列変形用のm次正則行列
としPAQ=E'とする.

(PAQ)(Q^-1BP^-1)=E'(Q^-1BP^-1)とABの固有多項式は同じである.
その固有多項式をf(x)とする.
(Q^-1BP^-1)(PAQ)=(Q^-1BP^-1)E'とBAの固有多項式は同じである.
その固有多項式をg(x)とする.

(Q^-1BP^-1)の最初のrank(A)行と最初のrank(A)列で作られる
rank(A)次正方行列の固有多項式をh(x)とすると
f(x)=h(x)x^(n-rank(A))
g(x)=h(x)x^(m-rank(A))
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最初に書いたように一般化した方が応用が効くのでそれを書く.



問題:
Aをn×m行列としBをm×n行列としABが0でない固有値を持つとき
BAは固有値としてその固有値を同じ重複度で持つ.

解答概要:
E':対角要素(1,1)~対角要素(rank(A),rank(A))が1で残り要素が全て0の行列
P:Aの行変形用のn次正則行列
Q:Aの列変形用のm次正則行列
としPAQ=E'とする.

(PAQ)(Q^-1BP^-1)=E'(Q^-1BP^-1)とABの固有多項式は同じである.
その固有多項式をf(x)とする.
(Q^-1BP^-1)(PAQ)=(Q^-1BP^-1)E'とBAの固有多項式は同じである.
その固有多項式をg(x)とする.

(Q^-1BP^-1)の最初のrank(A)行と最初のrank(A)列で作られる
rank(A)次正方行列の固有多項式をh(x)とすると
f(x)=h(x)x^(n-rank(A))
g(x)=h(x)x^(m-rank(A))
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問題:


Aをn×m行列とします。A^(転置)Aが0でない固有値を持つとき
AA^(転置)はその固有値と同じ固有値を重複度同じで持つ。

解答概要:
E':対角要素(1,1)~対角要素(rank(A),rank(A))が1で残り要素が全て0の行列
P:Aの行変形用のn次正則行列
Q:Aの列変形用のm次正則行列
としPAQ=E'とする.

(PAQ)(Q^-1A^tP^-1)=E'(Q^-1A^tP^-1)とAA^tの固有多項式は同じである.
その固有多項式をf(x)とする.
(Q^-1A^tP^-1)(PAQ)=(Q^-1A^tP^-1)E'とA^tAの固有多項式は同じである.
その固有多項式をg(x)とする.
(Q^-1A^tP^-1)の最初のrank(A)行とrank(A)列で作られる
rank(A)次正方行列の固有多項式をh(x)とする.
すると
f(x)=h(x)x^(n-rank(A))
g(x)=h(x)x^(m-rank(A))

こちらの方が分かり易いかな?
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>m≦n⇒f(x)=x^(n-m)g(x)


>n≦m⇒x^(m-n)f(x)=g(x)
>がでるのが分かりません。

イメージすれば簡単に分るが具体例で示す.
n=4,m=3,rank(A)=2とする.
すると
E'=
(1 0 0)
(0 1 0)
(0 0 0)
(0 0 0)
となる.
(Q^-1A^tP^-1)は3行4列になるので
(Q^-1A^tP^-1)=
(a b c d)
(e f g h)
(s t u v)
とする.
すると
E'(Q^-1A^tP^-1)=
(a b c d)
(e f g h)
(0 0 0 0)
(0 0 0 0)
となり
(Q^-1A^tP^-1)E'=
(a b 0)
(e f 0)
(s t 0)
となる.
よってI'を4次単位行列としI"を3次単位行列とすると
f(x)=|xI'-E'(Q^-1A^tP^-1)|=(x^2-(a+f)x+af-be)x^2
g(x)=|xI"-(Q^-1A^tP^-1)E'|=(x^2-(a+f)x+af-be)x
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不正確な表現の修正:基本変形という言葉は不適切なので使わない.



問題:
Aをn×m行列とします。A^(転置)Aが0でない固有値を持つとき
AA^(転置)はその固有値と同じ固有値を重複度同じで持つ。

解答概要:
E':対角要素(1,1)~対角要素(rank(A),rank(A))が1で残り要素が全て0の行列
P:Aの行変形用のn次正則行列
Q:Aの列変形用のm次正則行列
としPAQ=E'とする.

(PAQ)(Q^-1A^tP^-1)=E'(Q^-1A^tP^-1)とAA^tの固有多項式は同じである.
その固有多項式をf(x)とする.
(Q^-1A^tP^-1)(PAQ)=(Q^-1A^tP^-1)E'とA^tAの固有多項式は同じである.
その固有多項式をg(x)とする.
m≦n⇒f(x)=x^(n-m)g(x)
n≦m⇒x^(m-n)f(x)=g(x)

この回答への補足

さっきのやつは分かりましたが、

最後

m≦n⇒f(x)=x^(n-m)g(x)
n≦m⇒x^(m-n)f(x)=g(x)

がでるのが分かりません。

お願いします

補足日時:2013/03/14 04:44
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No.1とNo.2に書いた基本変形P,Qは正確な表現では無かった様です.


P:PAとすることによりAに複数の行基本変形がなされる.
Q:AQとすることによりAに複数の列基本変形がなされる.
P,Qを基本変形と呼ぶのは言葉をいい加減に使ったことになります.
前後の流れから誤解は無いと思いますが
以上のことを念頭に適切な表現に改めてた方がよいでしょう.
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書き間違い修正:n≦m⇒f(x)^(m-n)=g(x)をn≦m⇒x^(m-n)f(x)=g(x)に



Aをn×m行列とします。A^(転置)Aが0でない固有値を持つとき
AA^(転置)はその固有値と同じ固有値を重複度同じで持つ。

に変更した方がいいでしょう.
そうしないとAが零行列のときに問題が成立しない.
修正した問題ならば
行列Aの基本変形をして対角に(1,1)から(rank(A),rank(A))まで1となり
残りが0になる行列E'にすれば良い.
基本変形の正則行列をP,Qとして
(PAQ)(Q^-1A^tP^-1)=E'(Q^-1A^tP^-1)とAA^tの固有多項式f(x)は同じであり
(Q^-1A^tP^-1)(PAQ)=(Q^-1A^tP^-1)E'とA^tAの固有多項式g(x)は同じであり
m≦n⇒f(x)=x^(n-m)g(x)
n≦m⇒x^(m-n)f(x)=g(x)

2行列x^(m-n)A,BについてABとBAが定義できるとき
ABが0でない固有値を持つときBAはその固有値と同じ固有値を重複度同じで持つ.

も同じようにして解ける.

この回答への補足

回答ありがとうございます。


(PAQ)(Q^-1A^tP^-1)=E'(Q^-1A^tP^-1)とAA^tの固有多項式f(x)は同じ


というのはなぜですか?

補足日時:2013/03/14 01:32
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Aをn×m行列とします。

A^(転置)Aが0でない固有値を持つとき
AA^(転置)はその固有値と同じ固有値を重複度同じで持つ。

に変更した方がいいでしょう.
そうしないとAが零行列のときに問題が成立しない.
修正した問題ならば
行列Aの基本変形をして対角に(1,1)から(rank(A),rank(A))まで1となり
残りが0になる行列E'にすれば良い.
基本変形の正則行列をP,Qとして
(PAQ)(Q^-1A^tP^-1)=E'(Q^-1A^tP^-1)とAA^tの固有多項式f(x)は同じであり
(Q^-1A^tP^-1)(PAQ)=(Q^-1A^tP^-1)E'とA^tAの固有多項式g(x)は同じであり
m≦n⇒f(x)=x^(n-m)g(x)
n≦m⇒f(x)^(m-n)=g(x)

2行列A,BについてABとBAが定義できるとき
ABが0でない固有値を持つときBAはその固有値と同じ固有値を重複度同じで持つ.

も同じようにして解ける.
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