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タイトルの通りですが、お勧めのものはありますか?
メキシコ製のギターで、現在はこのようなものが付いています。
http://i.ebayimg.com/00/s/OTUyWDE2MDA=/$%28KGrHq …

かなり大雑把な動きをするペグで使いにくいようです。
これなら間違いない的なものがあれば教えてください。
ただ、子供のギターなのであまり高価なものは・・・・

A 回答 (3件)

 No.2です。

補足です。

>紹介いただいたペグは、新たに穴を開ける必要があるようで、ポン付けとはいかないようですね。

 ボルトON(穴あけや切削などの加工なしに、ネジ止めだけで装着可能)をお望みですか・・・これは難問ですねぇ。
 御質問のペグは、ロトマチックタイプやクルーソンタイプのコピーではないので、これらを取り付ける場合最低でも取り付け用の木ネジの穴は追加して頂くことになります。

 この御質問のペグは、元々はフェンダーオリジナルである『f-tuner』(エフチューナー)『f-key』(エフキィ)などと呼ばれるペグの超絶粗悪コピー品と思われます。斜めに配置された取付用の木ネジの位置などは、まさしくfチューナーを由来としています。
 ではfチューナーのホンモノを入手すればボルトONで装着出来るか?というと必ずしもそうではなく、さすがの?粗悪品、取付木ネジの位置が微妙に違うとかポストの太さが若干太いなどの差があり、完全にボルトONというワケにもいきません。
 またfチューナー自体、現在では新品は入手困難です。以前はフェルナンデス(だったと記憶しています)の補修部品として日本製のfチューナーコピー品が入手出来ましたが(これは安い上にホンモノのfチューナーより良質なモノでした)、今はどうでしょう?ここ20年ぐらいは見たことがありません。どこかで長期在庫品が発掘されれば、コイツをつけてみると言う手はアリだと思います。

>回すと「クッ、クッ・・・」という感触があって、少しだけ動かしたくても「クッ」とかなり進んでしまうという印象です。

・・・・なるほど、なんかフリクションが大きい感じですね。

 ホンモノのfチューナーは、板ばねでギヤのバックラッシュを自動調整するというロトマチックよりもクルーソンよりも優れた設計でしたが(しかし加工精度が低く材質も不適当で、評判自体はあまり芳しくありません)、御質問のペグの中身はfチューナーとは何ら関係のない、非常に古いウェバリーペグのコピーと思われます。(上述した様にfチューナーは特殊な形状の板ばねを内蔵しており、低価格コピー品では中身までコピー出来なかったんでしょう。)
 ホンモノのウェバリーペグは、シンプルな部品点数と高い精度と強靭な材質で、ペグ史上最も小型・軽量(ギター用ペグでは小さく軽いということが非常に重要です)且つ正確なペグとして有名ですが、この構造では調整不良や材質不適当があると、途端にフリクションが増えて微動が困難になります。

 っというワケで、まずはこの粗悪コピーペグの調整をしてみてはいかがでしょう?もしウェバリーのコピー構造なら、下記手順でオーバーホール出来ます。

(1)まず弦を外します。
(2)ウラ(ツマミが付いている側)から見て、各ペグはそれぞれ2本の木ネジでヘッドに止められているはずですが、この木ネジを外します。
 すると、ペグがヘッドから外せ、カバーもポロッと取れるはずです。
(3)カバーが外れたら、ギヤがマル見えになります。
 バックラッシュはワームギヤの軸受け(ツマミの軸を保持しているツメ)を少し曲げて調整するのですが、弦を張った状態でガタが気にならない様でしたらこの部分は触りません(変に曲げてバックラッシュが狂うと、また合わせるのが大変です。)
(4)平ギヤ(ポスト側のギヤ)とワームギヤ(ツマミ側のギヤ)の間、ワームギヤを支えているツメなどにグリスやオイルを付けます。
 ギヤの面圧は結構高く、CRC5-56の様なサラサラの油では高い面圧ですぐに油膜が切れてしまいます。オイルを付ける場合、最低でもミネラルオイル(いわゆるミシン油)や、或いはクルマやバイクのエンジンオイルなら面圧に対して超高性能で確実です。
 グリスの場合、例えば(プラモデルの)ミニ四駆用のチタングリスなどは同様に高い面圧に耐えられないので、リチウムせっけん基などの『フツーの機械グリス』がよいです。
 オイルでもグリスでも、付ける量はホンの極少量でOKです。一か所にチョボッと付けるだけで、ツマミを回すことにより全体に行き渡ります。決してベタベタ垂れたりニュルニュルケース外にハミ出てくるほど付ける必要はありません。
(5)平ギヤとポストはプラスネジ1本で止まっているはずですが、このネジが結構緩みます。カバーを外したついでに増し締めしておきましょう。ネジ自体にロックタイト等の緩み防止剤を塗っておくとより確実です。
 尚、ポストがシャシを貫通している穴にも注油を忘れずに。ここも極少量でOKです。
(6)も一つ。ポストとブッシュの摩擦が問題です。
 この粗悪ペグ、ポストの支持剛性が低いという様な事を前回の解答で述べましたが、弦を張るとポストが倒れてブッシュに押しつけられ、ブッシュによってはスムーズにポストが回転しなくなることがあります。
 で、今度は弦を張る側からポストを見て、ブッシュとポストのスキマに油を差します。潤滑性能だけならグリスが理想ですが、ここは良く見えるところでグリスでは見苦しくなってしまうので、オイルを塗った方が無難です。
 この部分はギヤほど条件が厳しくなく、オイルは何でも良いです。塗る量も少量で良く、綿棒にオイルを染み込ませてブッシュ内面に塗っておく程度でOKです。

・・・・以上、これだけで操作性は結構改善されるはずですが、まだ滑らかに動かない様でしたら、やはり木工を追加してでもクルーソンなどの『近代的構造のペグ』の装着を考えた方がよいでしょう。
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この回答へのお礼

やはりお詳しいですね。ありがとうございます。
子供が元のペグを留めていた穴が見えるのが嫌だというので、そこがうまく隠れてくれれば穴を開けるのはやぶさかではないのですが、売っているものを片っ端から試すわけにもいかずです。

まずは現ペグを調整するところから始めてみます。
ところでグリスですが、ヤハマなどが管楽器用に出しているスライドグリスをペグのギアに塗布するのは問題ないでしょうか。

実は、四角いカバーに小さな穴の開いた「KLUSON DELUXE」と書かれたペグが付いたヴィンテージのアコギを所有してて、買ったときに回り方が硬かったので、ネットで紹介されていたスライドグリスをカバーの穴から爪楊枝で少しだけ入れてみたところ、見事に滑らかに回るようになったので使えないかと思うのですが。

お礼日時:2013/06/20 16:24

>かなり大雑把な動きをするペグで使いにくいようです。



 常に『引っ張り方向』でチューニングすれば、どんなペグでも構造上音程が合わないということは無いのですが。(音程をシャープさせ過ぎた場合は、一旦大きく緩めて、また引っ張る方向でチューニングします。)
 チューニングが合わない、合わせてもすぐにずれる場合は、多くの場合ペグよりナット溝の仕上げに問題があります。
 最近はナット用の専用オイルが出ているのでソイツを溝に塗るか、或いは管楽器用のスライドグリスか、若しくは濃いエンピツ(2B以上の濃いヤツ)の芯を尖らせてミゾをなぞる、なんて方法でもナット溝の滑りを改善出来ます。
 ペグの交換前に、是非ナットの滑りを調整してみてください。

 などというのは余談ですが、さて。

>これなら間違いない的なものがあれば教えてください。

 ペグ自体の精度は、大まかに言って価格が全てです。
 ロトマチックタイプという、ペグ本体がダイキャスト(鋳物)で出来ているヤツは内部の平ギヤとワームギヤのクリアランス(バックラッシュ)の調整が出来ないので、加工精度の低い安物は壊滅的です。(ギブソンUSA製ギターでも比較的低価格のモデルに使われているグローバーなどは、粗悪ロトマチックの代表例です。)
 またロトマチックはペグ本体が重く、ヘッド側が若干重くなってギターをストラップで吊るした時のバランスが変わります。

 フェンダー系ギターは元々板金構造のクルーソンペグで設計されているので、ペグを交換するならやはりクルーソンタイプが良いでしょう。
 クルーソンタイプでは、シュパーゼルなどの様な超絶高級ロトマチックタイプの滑らかな操作感は得られませんが、組み立て時にバックラッシュを調整する構造になっており安物ロトマチックにありがちな『不愉快なガタ』が全くありません。
 本家クルーソン社が消滅した今、クルーソンタイプで最も優れているのは日本の後藤ガット(GOTOH)製で(ギブソンUSAもフェンダUSAもゴトー製造の『クルーソンペグ』を使っています)、フェンダー型のミミを切った片側6連のスプリットポストタイプで¥5000以下で購入可能です。

http://www.g-gotoh.com/domestic/?cars=sd91
http://www.amazon.co.jp/GOTOH-%E3%82%AE%E3%82%BF …

※価格帯的には、この辺りが限界でしょう。
 時々ノーブランドで中身が明らかにゴトー製というペグが¥3500ぐらいで売られていることもありますが、ゴトー製クルーソンタイプの構造に精通していないと、ゴトー製か見た目だけコピーした粗悪品か、見分けるのは困難です。

※ゴトーのペグには、マグナムロックという大変優れたポストロック式のペグもあります。
 ギターはテレとのことですが、ビブラートユニットは付いてませんよね?それなら、高価なロック式を選択する必要もないでしょう。

※ゴトー製ロトマチックというモノもありますが。
 上述したグローバーの低価格帯よりははるかにマシですが、やはりシュパーゼルとかシャーラーなどの超高級モデルには及びません。
 上述した重量の問題もあってワタシはあまりお勧めしませんが、クルーソンタイプ共通の重い操作感がイヤなら選択の余地はあります。

※ちなみに。
 御質問で上げられている画像のペグは、スチール弦ギター(フォークギター/エレキギター)兼用として売られているモノで、売値が¥1200~1500ぐらいのモノです。
 価格的には限界低価格帯のペグということになりますが、一旦バラしてバックラッシュを調整してグリスを詰め直せばそれほど悲観するモノでもありません。
 ただシャシの材質が粗悪でポストの支持剛性があからさまに低く、コレが気に入らないならやはりゴトーぐらいの価格帯のペグが必要でしょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
めちゃくちゃ詳しいですね。
参考になりました。ビブラートユニットは付いてません。

大雑把な動きというのは、機械的にひっかかるわけではなく油切れというかグリスが固まったような手ごたえがあるんです。
回すと「クッ、クッ・・・」という感触があって、少しだけ動かしたくても「クッ」とかなり進んでしまうという印象です。

ナットのほうは細かいサンドペーパーですこしなぞってからナット潤滑剤を塗布してて、チューニング時のひっかかり等はありません。
おっしゃるように「一旦バラしてバックラッシュを調整してグリスを詰め直せ」というのはやってみる価値がありそうですね。

紹介いただいたペグは、新たに穴を開ける必要があるようで、ポン付けとはいかないようですね。

お礼日時:2013/06/12 17:38

いわゆるクルーソンタイプのペグを装着したモデルですね。


ロトマチックタイプに換装した方がしっくりくると思いますし
安いモデルは2000円程度で出ています。
ただしクルーソンタイプは6~7ミリ程度の穴に対して
ロトマチックは10ミリの穴を開けないと装着出来ませんので
工具と工作の経験が必要かと。
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