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私は中国からの留学生です。先月に飛行機で中国に行ってきて、航空券の安さにびっくりしました。

その航空券は○○商社という旅行代理店で買って、広島から出発して、北京経由で成都への往復がただ4万8千円がかかりました。また広島に戻る前日のホテルも手配され、一日600人民元(およそ10000円)の宿泊料金も飛行機代に入っていました。

一番理解できないのは、成都への往復が北京への往復より安いことです。(成都は北京より遠いし、しかも北京経由です。)ps.北京への往復の飛行機代は5万円です。
また、友達から片道より往復のほうが安いという話も聞きました。

航空会社にとって距離が長ければ長いほど、コストが高く、飛行機代も高いと思いこんでいましたが、今回の旅はその思い込みを覆しました。そういう激安の航空券は裏なんかあるんじゃないかと思いますが、どう考えてもわからないです。

ですから、ご存じの方に説明していただいたら、大変ありがたく存じます。

A 回答 (4件)

日本発の航空券は割引率の差が大きい傾向があります。


また、所要時間が短い直行便を好む人が多いので、航空会社は乗継便を割安な設定にする傾向があります。また、国際線に繋がる国内線区間は距離に比して格安の設定にすることも多いです。

北京往復は「便利な直行便」ですので、あまり安い予約クラスの設定がなかったりします。
北京経由成都は「不便な乗り継ぎ便」と考えて、より安い予約クラス設定の航空券があったりします。
(予約クラスが低い後者のほうが、取消料やマイル積算率などで不利な可能性はありますが、それを気にするかは別の話です)
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。

お礼日時:2013/12/03 12:47

>航空会社にとって距離が長ければ長いほど、コストが高く、飛行機代も高い



原則はそうです。距離があればそれだけ燃料代がかかりますし、降りれば着陸料もかかります。

しかし飛行機は「ひとり分だけ売れればよい」というものではありません。1機の飛行機の座席分を売らないと、お金の元は取れないのです。

ですから「片道」のほうが高くなります。往復であれば、日本から中国だけでなく、中国から日本への便も席が埋まります。どちらから出発しても必ず帰ってくる飛行機に乗ってくれるからです。
ですから、多くの人に利用してもらう為に「大幅に値引きして(席が埋まるぐらい値引きして)、飛行機がなるべく毎日満席になるようにしています。
平日が安く、土日を含むと高くなるのも、土日のほうが観光客の需要が高い為です。平日はビジネスマン向けに飛ばす必要がありますが、そこに(安くしてでも)エコノミーを使う観光客が乗ってくれればさらに儲かるわけです。

しかし、片道のほうはどちらかに行くだけで、帰ってくる飛行機に乗る約束はしていません。もしも、片道のほうが往復よりも安いと片道だけ買って帰りは別の航空会社をつかうかもしれません。それでは「毎日行きも帰りも飛行機は満席」という目的を達するのが難しくなります。
それをふせぐために、片道のチケットは「正規料金から見て普通の割引」までで、「往復してくれたら、大幅に割引」の往復運賃よりも高くなることが多いのです。

ただしLCCは「とにかくすべてを安くしてるので、次ものってくれるはず」という前提で、最安運賃を足して往復にする、という方法や機内食も別料金、という方法をとっています。


これの考えを拡張すると、北京経由の成都のほうが安い、ということもありえてしまうのが分かるでしょう。
つまり北京-成都間は「乗る人が少ないから、とにかく値引きして乗って欲しい」区間だと言う事なのです。

北京は中国の首都ですから、黙っていても旅客は集まりますし、少々高くても乗ってくれるでしょう。
しかし、北京-成都間はそうは行きません。ビジネス客はそれなりの料金を払ってビジネスクラスなどを買うでしょうが(ビジネス客は、仕事の都合で行けなくなることもあるので、払い戻しの可能な割高な運賃で予約する事のほうが多いのです)
そういう客のほかに「とにかく座席にすわって下さい」という客の取り込みで安くするのです。
そうすると日本-北京間の座席を埋めつつ、成都までも埋まっていくわけですから、旅行会社にとっても、座席を埋めるために必要な値下げだといえます。

飛行機は「客が少ないから、この便は飛ばない」ということがほとんどできません。
そのため、あの手この手を使って旅客捕まえ、少しでも売上を伸ばそうとしているのです。

そもそも、飛行機はファーストクラスとビジネスクラスが満席ならエコノミーに座っていなくても採算は合うらしいので、生徒便が北京便よりも安く売ることがあったても不思議はないのです。
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます

お礼日時:2013/12/03 12:48

本来は、監督官庁の下で細かなルールが定められていますが、ここでは、分かりやすいよう簡単に示します。


国際線の場合、見かけ上は、ファーストクラス・ビジネスクラス・エコノミークラスの3つしかないように見えますが、実際はとても細かく予約クラスが存在します。
広島からとのことですから、中国東方航空だと思いますが、搭乗クラスがエコノミーの場合、予約クラスは10種類あるはずです。
価格の高いチケットほど、搭乗日変更やキャンセルの自由度が高くなります。
マイル交換を除き、最も安いのは団体包括運賃のものですが、これは旅行会社などがまとめて確保している種類のものです。
まとめて確保していますから、余るよりは安く提供してでも乗客を確保します。
また、人気路線のほうが元々の価格も高く設定されていることが多く、北京と成都では、当然ながら成都のほうが人気が劣っていますし、即ちそれは乗客の確保がより困難であることにもなりますので、航空券の安さに繋がっています。

片道の場合、上記の予約クラスのうち、最も価格の高い部類の予約クラスしか存在しませんので、運賃は高くなります。

国内線は、また違うルールに従って価格設定がなされています。
中国の法令は存じ上げませんが、国内線のほうが高くなるという現象は、国内線国際線がそれぞれ違うルールに則って価格設定されているため起こるものです。
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この回答へのお礼

丁寧なご回答、ありがとうございます。

お礼日時:2013/12/03 12:45

LCC航空会社以外でも、1年で最も人の動きが少ない6月に安い運賃を設定したり、搭乗日の7日前まで購入・21日前までに購入すれば特定便割引があったり、土・日のフライトに限り、搭乗日の何日か前まで購入すると、更に安くなる週末割引を期間限定で発売したり、片道5000円程度の格安航空券もあります。



格安航空会社(LCC)は、効率化の向上によって低い運航費用を実現し、低価格かつサービスが簡素化された航空輸送サービスを提供する航空会社
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A0%BC%E5%AE%89% …

参考URL:http://oshiete.goo.ne.jp/qa/6712409.html
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます

お礼日時:2013/12/03 12:49

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