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ちょっと違った観点からお尋ねします。仕事がらフィルムシートの製品加工をやっております。ところで平面にフィルムを貼るのは問題ないのですが、曲面に貼る場合、どうしても平面と曲面は違いフィルムがしわになってしまいます。そこでもし曲面に合ったフィルムを立体裁断出来たら奇麗に貼れるではと考えております。そこでパタンナーの方は平面の生地から特殊な物差しで体の曲面に合った裁断の型紙を作られるそうですが、どのようにされるのでしょうか、お尋ねしますよろしくお願い致します。

A 回答 (1件)

ちょっと長い返答になりそうです。



昔、アパレルのデザイン室におりました。
小さいメーカーだったので
デザイン兼パターンもやっておりました。

>平面の生地から特殊な物差しで体の曲面に合った裁断の型紙を作られるそうですが

ちなみに私は『文化服装学院』という学校の出ですが
実は出身学校によって、パターンは異なります。
(日本のアパレル界って確率してるようで実はそんなもんです)

服でいう『ダーツ』部分が、カーブにあたります。
人間の体で言うと、女性の胸部や臀部などです。
そのカーブの部分をパターンする時
『雲定規』が大きくなったようなスケールを使います。
おそらくd4333さんは、このスケールの事を言っておられるのだと推測します。
ダーツの型紙というのは、言葉で書いて説明するのは
非常に難しいのですが、『Vの字』をしていまして
そのVを縫うと、カーブになるのです。
そのVは、直線ではなく、内側に緩やかなカーブを
描いています。(わかりますでしょうか)

>どのようにされるのでしょうか、

やりかたはいろいろあるのですが、きちんと体の線どおりにカーブを出したい時は
手間ですが『仮縫い』をします。
仮縫いというのは、シーチングと呼ばれる綿生地で
まず、制作したパターンで一度服を手縫いしてみるんです。
それで、試着して余っている部分を縫い込んだり、逆に布を出したりして、体のカーブに合わせます。

そして、その仮縫いをする為の最初のパターンですが
これまた、いろいろな方法がありまして
既存のパターンでまず縫ってから、試着・仮縫いし、
自分好みの形に直してゆくやり方や
『立体裁断』と言って、自分の体型に酷似した
『ボディ』という人型を使って
体の形に合わせ、布を最初からザクザク切ってしまう
というやり方もあります。

そのフィルムの特性や(伸縮性はあるのか?とか)
張られる側の素材がわからなかったので
なんとも言えないのですが、もし、車の窓にはるようなシートなら、切れ目がはっきり見えてしまう
気がしますけど、いかがでしょうか

型紙を扱ったサイトって少ないみたいです。
下記のURLに少しだけダーツの型紙が
掲載されていましたので、参考にしてみてください

参考URL:http://www.kuma-kuma.org/~ctyan/suki/lesson/yosa …
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この回答へのお礼

早速の返答有難うございました。仕事でほとんどの曲面貼りはやはり自動車のポディなどです。これはフィルム自体塩ビ系の素材ですので伸縮が有り大方カバー出来ています。ただヘルメットやバイクのタンクなどの曲面の強い物はパタンナーの技術を使えれば以前から楽になると思っていました。バイクなどのカウリング(車体の廻りあるボディカバー等)やタンクなど曲面の複合でかなり厳しくなってきます。
出来れば、パタンナーの書籍などは有るのでしょうかごぞんでしたら
よろしくお願いします。

お礼日時:2004/04/30 02:22

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