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「恨む」の活用は上二段活用と文法問題集に書いてあり、下に「ず」をつければ判別できるとのことですが、「恨まず」で四段活用か「恨めず」で下二段活用か「恨みず」で上二段活用かどれになるのかわかりません。
どのように判別したらいいのでしょうか?

A 回答 (8件)

動詞の連用形は名詞にも転用されます. そのことを知っていれば (「恨む」に対応する名詞は「恨み」なので) 下二ではないことはわかります.



で四段か上二かは.... とりあえず Wikipedia には「もともと上二だけど後に四段になった」とあります (で現在は五段活用).

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8A%E4%BA%8C% …
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この回答へのお礼

ありがとうございます

お礼日時:2014/04/06 18:12

文語文法では、マ行上二段です。



「恨み」という名詞がありますね。これは、連用形の「恨み」が名詞化したものです。また、古語が今も多く残存している近畿地方では、「恨むな」を「恨みな」と言います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます

お礼日時:2014/04/06 18:13

 確かにNo.3の方が仰る「時代によって異なりを示す」との説明も理解できます。

けれどもそれは日本文学を専攻している大学生以後での話ともいえます。日本文学科ならば、日本文学史固有の時代区分論に関する知識を求めもしますが、中高生では一般の時代区分論に基づく区分方法でしか説明もしていないのが現実です。「中古」をそこに設定しても無意味です。そこまでの理解がないのですから、逆に混乱を来しかねもしません。
 実際に、高校レベルで「ハ行点呼音」の形成に関する説明をしているかといえば、そんなことは全く触れてもいません。万葉仮名の説明も不十分なままですから、一文字一音の原則すら高校生は知らないといっても過言ではありません。

 この質問にある「恨めず」との発想は現代人ならではの言語感覚ともいえるでしょう。国語教育でもここ10年ほどの間で一貫して議論が続けられてもいる、あの「ラ抜き言葉」や「可能・受動そして尊敬としての『れる・られる』」が古典の世界でも同じと考えてしまっている問題です。
 もし「恨めず」が可能であるならば、それは「恨み・得ず」を簡略化した形とでも誤解しているのでしょう。
 古文や漢文の勉強の仕方も外国語の勉強の仕方を緩用することが可能です。知らない言葉を勉強するのですから、そのために「適切な手引き書」を手許に置いて参照することが基本中の基本であるとの原則からやっていかねばならないほど、ネット依存状態も酷くなっていると考えもする次第です。このまま、何でもネットで聴けばいいや、と安直に考える児童生徒そして学生達が増えていけば、日本の学問状況そのものが世界から笑いものにされる危惧も多分にあり得る話です。本来ならば、こんな質問は門前払いにしても然るべきですね。突き放すことも時として大切でなことです。自分で勉強しなければ何も知識として身に着けることはできません。
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この回答へのお礼

...

お礼日時:2014/04/06 18:13

なるほど、確かに #3 の方のおっしゃるように、近世以降、


「うらむ」は四段となり、現代の五段につながっているようですね。

http://kobun.weblio.jp/content/%E6%81%A8%E3%82%80

上二ではい段とう段
それが現代語ではい段のみの上一になるはずが、
一部、「う」の終止形から、4段→5段となった。

愛する のような現代語のサ変が、
古語では「愛す」となるわけですが、
現代語でそのまま五段として残っています。

そのうち、動詞の活用は簡略化し、五段へと収束していくかもしれませんね。

とにかく、古語での上二、下二のう段が大事なポイントなのです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます

お礼日時:2014/04/06 18:13

>滅びる は現代語では下一ですが、古語では上二



現代語では上一
の誤りでした。
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この回答へのお礼

ありがとうございます

お礼日時:2014/04/06 18:13

こういう判定法は日本語を母国語とする人向きです。


こういう活用は日本人にとっては普段使っている形であって、
外国人なら、○○活用だから、未然形ではこういうんだな、とするものです。

ただ、古語になると日本人とはいえ、自然にわかるとは限りません。
だから、ある程度覚えないと仕方がないところもあります。

「恨む」については、現代語では五段活用です。
恨まない、ですね。
そのまま古語にあてはめると、「恨まず」で四段になるはずです。

しかし、実際には
うらみ ず
うらみ て
うらむ
うらむる 時
うらむれ ども
うらみよ
という上二段です。

古語の動詞の活用のポイントは上二段と下二段です。

現代語で下一段は、古語では「ける」のみ下一で、残りは下二。
助ける という現代の下一は、古語では 助く

たすけ ず
たすけ て
たすく
たすくる 時
たすくれ ども
たすけよ

この真ん中の3つがポイントです。
「く」と「け」があるから二段なのです。
現代語では「け」に統一して下「一段」となる。
まず、下の方でこの二段の感覚を養ってください。
「ける」以外は全部こうです。

上一段は、古語では上一か上二です。
古語で下一に比べ、上一はかなりあります。

滅びる は現代語では下一ですが、古語では上二

ほろび ず
ほろび て
ほろぶ
ほろぶる 時
ほろぶれ ども
ほろびよ

ここで、やっかいなのが、現代語で「ほろぶ」という上二の終止形が残ったのです。
ただし、五段として。

さらにややこしいのがこの「恨む」で、現代語では五段ですが、
現代語で「恨みる」という上一にはなりませんでした。

上で述べた上にの終止形「うらむ」が五段になって残り、
上一になるはずの方は残らなかった。

このように、自然にどちらか、という判定法ではわかりません。
恨むは上二と知った上で、「うらみ ず」と親しんでおけば自然に出てきて判定、となるのかもしれませんが、
上で説明したようなことを理解しておくしかないと思います。
もちろん、その上で「恨む」は上二の終止形の「む」なんだな、現代語では五段、と覚えることです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます

お礼日時:2014/04/06 18:12

「恨む」の活用の種類は、


その使用されている時代で変遷があるようです。
上代は上一段活用(?不確かですが)、中古では上二段活用、近世では四段活用のように。

文法問題集は(主に中古を基本としていると思いますので)、上二段活用としている。

江戸時代では四段活用と考えていいと思います。

ですから、
「恨む」の活用の種類を記せ。
などと、単体の問題であるなら、基本は中古なので「上二段活用」と解答すべきだと思います。

文章中の「恨む」の活用の種類を記せ。
なら、その文章の時代を考えて、上一段・上二段・四段のいずれかを解答すべきだろうと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます

お礼日時:2014/04/06 18:12

 こんばんは夜分に失礼します。


「うら・む」が上二段活用の動詞かそれとも四段活用の動詞かとの区別の仕方の問題ですね?。
 結論からいえば、未然形だけで判断できるとは限りません。「ず・たり・。・時・ば」を着けて不自然でない読み方であるかどうかを確かめてみる必要があります。
 「うら・む」の場合はどうでしょうか。
四段活用ならば「恨まず・怨みたり・恨む・恨む時・恨めば・恨め」となり、あっさりと四段活用であることを確認することもできます。
 一方の上二段ならばどうなるか。「恨みず・恨みたり・恨む・恨むる時・恨むれば・恨みよ」となります。終止形と未然形だけで判断することはできません。
 実際に辞書を引いてみれば、両方の用法があることも記されているはずです。片方だけが記されている辞書や参考書ならば捨ててしまうことをお勧めします。そんなインチキなものはありません。
 付記しますが、辞書は当然お手許にありますよね?、辞書で確認しましたか?
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この回答へのお礼

ありがとうございます

お礼日時:2014/04/06 18:12

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