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線路や駅のある軌道系交通機関はいろいろ種類がありますが、選定の際に決定的な判断の目安ってあるのでしょうか?

たとえば札幌の地下鉄は地下からシェルターで構成された高架の区域に上るための急勾配があるのでゴムタイヤ式になったとききました。

軌道系交通機関は私の知る限りでこれだけだけあるんですが、コストや乗り心地などそれぞれ一長一短あるからこそ使い分けがなされてるんだと思います。

鉄の二条式レール(いわゆる鉄道)
モノレール:懸垂式
モノレール:跨座式
ゴムタイヤ(ポートライナー、札幌地下鉄など)
リニモ(なんて分類?)
ガイドウェイバス(名古屋ゆとりーとラインなど)


ついでですが、最寄の主要な駅から自宅の近所まで新しい路線を作るとしたら、自分だったら何を採用するかも宜しければ聞いてみたいです。

私の場合、割と平坦な土地なので路面電車がいいです。
地域と密着した感じで、とても心地いい町並みになりそうです。(趣味の問題ですね、これは)

A 回答 (2件)

敷地条件・輸送能力・建設コスト、ランニングコスト・地域特性辺りが条件になると思います。


例えば、道路の中央分離帯などを有効活用できるモノレールも雪の多い地域では、跨座式は不適ですし、強風の日が多い地域では、懸垂式は適しません。

一番、コストを掛けずに建設できるのは、矢張り、昭和40年代、邪魔物扱いされて消えて行った路面電車。
実際に、ライトレール低床車による路面電車を見直そうと言う動きも見られます。
適うなら、歩道から直接乗れるように道路の端に寄せて建設して欲しいと思います。
勿論、周辺の商工業者から、路肩に車が止められないと、反対の動きが有るのも承知ですが、こう言う問題は、行政も動かないと解決しません。
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この回答へのお礼

モノレールと雪の関係は見方しだいで見解が分かれるようですね。

路面電車は低床のものならバリアフリーにしやすいでしょうね。
自動車との利害の衝突が難点となりますが、なんとか折り合いがつくとよいですが。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2014/04/08 22:39

他にも有りますよ。

懸垂式モノレールに近いですが、広島の瀬野にあるスカイレールサービス、循環式ロープウェーの支索を鋼桁にしたのに近い形態です。ちなみに非接触型ICカードを国内で最初に採用した事業者です。これはある意味最強ですよ、再急勾配27%(パーミルではない)対応ですから。
http://www.sekisuihouse.co.jp/bunjou/midorizaka/ …

で、ご質問に戻ると、軌道系の定義が難しいですが(札幌の地下鉄は法的には鉄道)、併用区間があったり、道路上架設くらいの限定を入れて考えます。ですから、札幌の地下鉄は除外します。

道路交通と同一平面を走る区間がある場合は、LRT(従来型軌道も含む)やガイドウェイバス、従来のトロリーバスやタイヤトラム(ゴムタイヤを履いた路面電車)、ansaldoによるトリエステのstreamのような地面集電の新型トロリーバスが必要に成ります。ただ、LRT以外は連結運転の制限があり、バスとの勝負が厳しいです(初期投資額なども含め)。ガイドウェイバスが普及しないのは高架軌道の建設費がそのまま持ち出し、無人運転が出来ないので人件費もワンマンバスと一緒(軌道系免許が必要に成るので余計に掛かる)などの問題があるからでしょう。名古屋には従来からセンターリザベーションを行った基幹バスの実施例が有りましたから、なぜガイドウェイバスを導入したか頭をひねりました。
ガイドウェイバスならBRTのほうが導入容易と思いますね(古くは白棚線とか)。

タイヤトラム
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B4%E3%83%A0% …
http://lrt.eurotram.com/france/villes/caen.html

トリエステのstream視察例
http://www.issr-kyoto.or.jp/pub/shioji/kyosyo/fi …

モノレールはゴムタイヤですから勾配に強い、ガイド輪があるので曲線に強い、連結運転しやすいなどのメリットがありますが、ポイントが複雑で大規模になるなどの問題がありますが、曲線、勾配に強いことで道路上への設置が容易というのがメリットでしょう。
なお、あまり指摘されませんが、モノレールは降雪などの悪天候に強いです。跨座式(アルヴェーグ式以外はほとんど廃止、日立や日本式はアルヴェーグの改良)だと雪が積もるのはレール面だけですからそこだけ除雪すれば済みますし、そもそも高い所を走っていますから、親水などにも強いです。更に懸垂式でサフェージュ式の場合は走行面が桁の内側にありますからそもそも雪が積もりません。

新交通の場合、規模的に無人運転との相性が良いというのが大きいでしょう。埼玉のニューシャトルや山万ユーカリが丘線のように有人運転でホームドア未設置という例もありますが、多くの新交通ではホームドア設置、無人運転が行われています。インフラが最初からそれをやりやすいように設計されていると言えます。定位置停車のためにブレーキ力を大きくする必要があり、その点でもゴムタイヤは適しているのでしょう(鉄輪で完全無人運転は海外の例はある)。ただ、規模的には中小規模でモノレールより一回り小さい輸送力になります。

リニモ浮上式になりますが、詳しくないので割愛

鉄輪に比べてゴムタイヤ交通機関の最大のデメリットは燃費が悪いことです。車輪の変形が鉄輪より大きいですから、その分走行抵抗が大きくなります。また、モノレール以外の場合、ディファレンシャルに相当する機構や一輪毎にモーターを設置する必要があり、足回りが複雑になり、通常はバネ下が大きくなって路面追従性が低下し、走行性能を低下させます。
また、フランジと踏面形状だけで操舵できる鉄輪と違い、足回りになんらかのガイド機構が必要になり、これも構造の複雑化につながります。パリの地下鉄などは鉄輪で操舵、ゴムタイヤで車重を支えるというシステムで、これのほうが簡単なんですね。
ですから、ゴムタイヤ車両が15両連なって幹線を走るというのあり得ないんでしょうね。

で、駅から自宅まで引きたいのは、ありえねーけど内燃式の762mm軌間の軽便鉄道です。さすがに蒸機は無理なので内燃で妥協しましょう。リアルサイズの鉄道模型ですね。例えばこんなの
https://www.google.co.jp/search?q=%E4%BA%95%E7%A …

実は、廃止されちゃったモノレール(ドリームランドモノレール)が近所を走っていました。完全撤去されてしまったので復活は不可能ですが、一時はモノレール復活とかリニアで復活と行った噂が流れていましたね。事業主体のダイエーが左前になって頓挫したようです。
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この回答へのお礼

紹介いただいたスカイレールは運用形態も構造もユニークですね。
いろいろ調べて見つけた動画はまるでジェットコースター、いちど乗って見たいです。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm4612136
他の交通機関の開設もわかりやすく、とても興味深いものでした。

モノレールの構造は、いわれてみれば雪に強いという見方もできますね。
動画も見てみましたが、ある程度発展した地域に新たに設置するならこれがベストかもしれません。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm21211295

軽便鉄道は…流石に趣味の世界ですが、これはなかなかにそそられるものがあります。

モノレールが廃墟になってしまったときは、物悲しいものがありますね。
ドライブしてて分断された高架の残骸を見たときは感慨深く、物悲しいものもありました。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2014/04/08 23:22

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