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先日、知人からチケットを譲り受け、クラシック音楽のコンサートに行ってきました。演奏した人たちは10人くらいの少人数でした。そこで驚いたのはその人たちの服装。お決まりの燕尾ではなくて、黒いジャケットにパンツ、シャツも黒でノーネクタイ、中には黒いシャツだけの人もいたり、シャツというより、黒い幼稚園児が着る上っ張りような人もいました。演奏者に敬意を表してがんばってフォーマルに近いワンピースで行った私は浮いてました。クラシックの世界が変わってきているのか、それともこのコンサートが特別だったのでしょうか。
次回行く時の参考にしたいので教えて頂きたく思います。

A 回答 (7件)

 >クラシックの世界が変わってきているのか?  あなたのこの見方はクラシック音楽の世界にいる私(海外でも国内でも)から見ても「全く同感」です。

クラシックだけでなく過去にステイタス的に扱われた分野のステイタス的な人々がどんどん世を去り、以前(まぁ50年くらい前?)普通に世に存在した、人を「尊敬する」気持ちや、色んなことに「憧れる」気持ち、またそう考えることへの楽しみ等が今や情報(過多)でいっぱいのデジタル世界では「総崩れ」的になっているんでないかな、と私には見えます。
 

クラシック以外の場所でもよほど主催者さんが「ドレスコード」でも言わない限り、常識範疇での姿かたちで十分だと思います。それが特に女性の場合なら相当崩れた風の格好でもヨーロッパなどクラシックの本場でも多くなっています。ただ彼らの場合は、その場所が一種のプチ社交場を形成してるので派手で先端を行くようなブランド系女性ファッションもありのようです。我が国では、「悲しいことに」、普遍的な意味での大人社会での社交という環境も習慣も「ほぼ全く」ゼロなのでせっかく買ったブランド品も見せびらかせる、(正しい?)場所がないと言っても過言ではないでしょう。アフターコンサートの楽しみは日本では超一部の大都市生活人以外には、全く「未知の世界」的でしょう。でも日本はものづくり立国でデジタル超一流国ですので、映画やテレビ(すまほ!)の中で「へぇー」と言い「バーチャル」で楽しんでるのですね。

すみません脱線しました。・・・なので西洋音楽の演奏家も本場海外の動向、環境とは切っても切れないこともあり、質問者さんの言われるようなステージ衣装になることも多いです(また若い演奏家なんかでは、この風潮に乗り遅れないためにも「そう」しているようなところもありますね)。
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有名なオケでは、ありえない光景ですが、ピアノや室内楽だとあります。

ジーンズの演奏家もいます。曲目によっては演出としてわざとやっている場合もあります。ユーロ圏は、ホールで行なうコンサート以外は、かなりラフなのですよ。駅前路上でバンドやってる人達並の勢いで演奏されています。日本では、何故か?クラシックが高尚なものと考えられていますが、全くそんなことはありません。もっと気軽なものなのです。

フォーマルに近いワンピースで着ている客自体が少ないですね。フォーマルな格好をしている方は、ピアノの先生とか観客の中に教え子やそのご両親がいる可能性がある方くらいかと。私が良く行くホールだと、中年男性のオタクみたいな人がけっこういて気持ち悪いです。20代は、本当に見かけなくなりましたね。40代が若手で、大半は定年退職した老人という構成です。このホールの場合、ほとんど会員で埋りますので、一般売りで購入する人は10%もいないと思いますから、常連ばかりです。すなわち格好も普段着です。スーツで行ったら浮きます(笑)

常連になって堕落してくると、Tシャツに半ズボンで行けてしまいます(笑)私が通っているホールは、小さい音楽ホールなので、顔ぶれが同じで(笑)だいたい取る席も同じなので、私が良く取る席の隣のおばあちゃんなんか友達になってしまったり(笑)でも、サロンコンサートのようなものは、フォーマルで行かないと帰りたくなると思いますよ。おしゃれして楽しむのが好きなら、一度、高級フレンチレストラン等のコンサートに出かけてみてください。皆、気合入ってますよ(笑)
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 「クラシック」と言われるように、旧態依然の慣習がずっと残っているのです。

18世紀(モーツァルト、ベートーヴェンの時代)までは、音楽家は王侯貴族の雇い人、下僕で、主人のため、主人の賓客のために演奏しました。ですから、主人や客人に失礼のないよう、正装で演奏しました。

 今でも、一流ホテルの支配人やスタッフ、一流レストランのソムリエや給仕は、きちんとした身なりをしていますよね。それは、伝統であり、格式なのだと思います。

 でも、それは、特殊技能・技術を持って、その腕一本で世に名を張っているプロの音楽家からすると、現代ではちょっと屈辱的な習慣ですよね。
 また、現実問題として、体全体を使って演奏する演奏家に(一種のアスリートです)、あの正装はあまりに動きづらく、窮屈だと思います。

 ということで、聴衆に対して不快な印象を与えない範囲で、動きやすい、演奏しやすい服装で出演する演奏団体があっても、ちっともおかしいことはありません。特に、夏の音楽祭シーズンのコンサート、昼間のコンサート(マチネ)、屋外コンサートなどでは、格式張らない服装で演奏することも多いようです。
 その意味で、クラシック音楽の大衆化の一環ということだと思います。
 また、フランスのオーケストラでは、おしゃれなデザインの黒いユニフォームを着ているところもあります。
 たとえば、パリ管弦楽団 ↓


 そうは言っても、ヨーロッパのコンサートやオペラは、現代でも「上流龍階級の社交場」ですので、夜のコンサートやオペラでは、演奏者の服装にも伝統を重んじるようです。「形だけ」ではなく、それが現代でも「社会の一部」であり続けているということです。聴衆の側にも、タキシードにイブニングドレスのカップルが結構います。

 日本やアメリカにはそういう社会の伝統が根付いていませんので、その辺のバランスを使い分けているということなのだと思います。


 なお、聴衆の側の服装は、演奏家の服装とは全く別の観点で考えればよいと思いますよ。客席やホワイエは、聴衆同士の社交場ですから、そこで自分をどう表現するか、聴きに来た紳士淑女同士でどう「目立つか」「美貌・おしゃれ・格式を張り合うか」という世界ですから。
 下の方が書いている、元日のウィーン・フィルのニュー・イヤー・コンサートは、聴衆はめちゃ正装(日本人なら和服)で聴きに行きますが、演奏しているウィーン・フィルは普通の背広に普通のネクタイです(つまり昼間なので平服)。
http://www.youtube.com/watch?v=YWNRIkGhbos
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ソリストに関しては、燕尾服がお決まりだなんてのは聞いたことありません。

そう思ったのはどういう理由からでしょう? 自分も国内・海外の公演を動画であるいは生で色々と見てきましたが、ソリストで燕尾服なんて着ていた人はあまり記憶にありませんね。
視覚的に統一感が必要な楽団に比べると、ソリストは変則的なファッションでも特に問題が無いというのはあるかもしれません。そもそもソリストは「色」とか「個性」を売ってるのが仕事で、それが無いとプロのソリストなんてやってけませんから。
そう言えばちょっと前テレビで拝見しましたが、ヨーロッパを拠点に活躍しているアリス=紗良・オットという日系ピアニストは、裸足で演奏してましたよ。なんでもペダルが冷たくて気持ちいいからとか。まぁ演奏者にとって最もリラックス出来る環境を追求することは仕事の1つですし、ヨーロッパのプロソリストってそんなもんなんだろうな、と思いました。
そう考えると、結局客にも同じことが言えて「リラックスして音楽に集中出来る格好で」ってスタンスになってくるのかもしれませんね。

勿論、ウィーンフィルのニューイヤーコンサートのような格式ばったイベントでは、従来行われてきた伝統的な手段(フォーマルに近い服装)にのっとるということはあるようですが、大半のクラシックコンサートはただの「芸術」であり「音楽」であるので、型にはめ過ぎるのもちょっと違うというところかもしれません。
少なくとも日本のクラシックコンサートで、そこまでかっちりした服装をしてくる観客はそう多くはないと思います。夏になれば半袖の男性が殆どでしょうし。アメリカなんかでは格式を重んじないお国柄かジーンズの客も結構いるみたいです。日本でもままいますね。ヨーロッパは場合によるというところでしょうが、格式にうるさいコンサートはむしろ少数派ではないかと思います。

この回答への補足

テレビなどで観るコンサートのオーケストラの人たちが皆、燕尾服でしたのでそれがいわば正装なのかと思っていたのです。指揮者も含めて。それが私が行ったコンサートはそうではなかったので、疑問に思いました。

補足日時:2014/06/24 19:45
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    #2です。

訂正です。

     グルダさんのは2000年以前です。
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1。

  ドイツ
これはドイツのミュンヘンフィルですが、今は亡き僕な大好きなグルダさんの弾くモーツァルトの『戴冠式』。もう2007年にこの格好です。
     

2。  イギリス
下記はイギリスのBBCで、独奏者は黒の上っ張り、指揮者は燕尾服です。
     http://www.youtube.com/watch?v=Nv_-ioMA9nM

3。  アメリカ
    僕は先月、十何年ぶりに、カリフォルニアでのコンサートに行きました。出し物はベルリオーズの『レクイエム』。指揮者はそのオーケストラの常任の人で、黒い上っ張りでした。楽団員は黒の背広に黒い蝶ネクタイでした。

    まあ、こんな感じで気楽に行けるようになったのはいいことだと思います。

     

この回答への補足

いろいろ個性的な服装の人が多いのですね。私が見たのはBBCのソリストのような服装でした。他には神父さんのような人もいましたし、女性も黒いクロップドパンツの人がいました。

補足日時:2014/06/24 16:49
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演奏した曲目はどんなものでした。


例えば、ファミリーコンサートのような場合であれば、
曲目してはクラシックでも有名な小曲
「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」や「ボレロ」といったような曲や
あるいは映画音楽等が主体であって、
結構演奏者といえど、ラフな格好なこともあります。
これはクラシックを気軽に楽しんでもらおうという発想から
元々が開催されたコンサートですから。

そのコンサートのタイトルと、曲目から雰囲気がわかるかと思います。

この回答への補足

回答ありがとうございます。ファミリーコンサートの類いではなく本格的なものでした。演奏者の方々も外国で活動している人も多いようです。曲目はバロック音楽オンリーでした。聴きに来ていた人も、華やかというよりも、おたくっぽい人が目につきました。クラシックでも特殊な部類なのでしょうか。

補足日時:2014/06/24 12:31
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