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ビューグルという名前の金管楽器があるのですが、ピストン(バルブ)が2個しかついていないようです。金管楽器というと、トランペットなどでも3個、多いものでは4個のバルブがついているのですが、バルブ2個でも演奏に支障はないのでしょうか?
検索してみるとマーチング用のホルンなどでも2バルブのものがあるようです。
バルブ2個で出せる音だけを使った編曲がされているとか、でしょうか?

A 回答 (3件)

こんにちは


>ビューグルという名前の金管楽器があるのですが、ピストン(バルブ)が2個しかついていないようです。
>金管楽器というと、トランペットなどでも3個、多いものでは4個のバルブがついているのですが、バルブ2個>でも演奏に支障はないのでしょうか?
 ビューグルは「信号ラッパ」としてG管(げーかん)が軍隊で使われます。
 そのため単純な無弁が一般的ですがアメリカで軍隊が行進する際に自然倍音だけでは応用範囲が狭いということで最初に全音下がるピストンの1弁式が作られ、その後半音下がるピストンを加えた2弁式ビューグルが作られたそうです(ちなみに1ピストン1ロータリーバルブという2弁式もあります)。
 最終的には3本ピストン付きG管ビューグルになって現在のドラム・アンド・ビューグル・コー用G管ビューグルになったとか…
 その時々に楽器に合わせて演奏に支障の無い楽譜が作られて演奏されたのでしょう。
 3本ピストン化は、現代のウケ線音楽を取り入れようとすれば自然な成り行きですね。

 日本の軍隊では過去にピストンを取り入れた記録は探せませんでしたがG管ラッパの他に大ラッパというB管(べーかん)と小ラッパというF管(えふかん)が作られたようで、この3本を組み合わせると楽に西洋音階を演奏出来ます(まるで古典派時代のオケ曲の金管楽器の扱いのよう)。

>バルブ2個で出せる音だけを使った編曲がされているとか、でしょうか?
 現在のG管ビューグルは3本ピストンなのでアメリカの古い軍隊(軍楽隊ではなくドラム・アンド・ビューグル・コー)用楽譜を探せば可能性は高いです。
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>ビューグルという名前の金管楽器があるのですが、ピストン(バルブ)が2個しかついていないようです。



え?「ビューグル」にはピストンはありませんよ。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%83%A5% …

にも「非常に単純な構造の金管楽器で、小型でバルブを持たないナチュラル・ホルンの一種」って書いてあります。

この「バルブの無いビューグル」ですが「軍隊ラッパの事だ」って言えば判りますか?

>バルブ2個で出せる音だけを使った編曲がされているとか、でしょうか?

1オクターブ上で良ければ、2バルブだけで、12音階の12の音(ド、ド#、レ、レ#、ミ、ファ、ファ#、ソ、ソ#、ラ、ラ#、シ)すべて出せます。

バルブが無いビューグルでも「ド」「ミ」「ソ」の音は出ます。

「ド」「ソ」は倍音も出るので、「ド」「ソ」「ド」「ミ」「ソ」「ド」と、最後の「ド」の下の音の「シ♭」で、合計7つの音が出ます。

で、3バルブの管楽器のバルブは、

第1バルブ:1音下がる
第2バルブ:半音下がる
第3バルブ:1音半下がる

と言うようになっています。

音階は、

ド:「ド」の音を吹いてバルブを下げない
レ:「ソ」の音を吹いて1と3のバルブを下げ、2音半下げる
ミ:「ソ」の音を吹いて1と2のバルブを下げ、1音半下げる
ファ:「ソ」の音を吹いて1のバルブを下げ、1音下げる
ソ:「ソ」の音を吹いてバルブを下げない
ラ:上の「ド」の音を吹いて1と2のバルブを下げ、1音半下げる
シ:上の「ド」の音を吹いて2のバルブを下げ、半音下げる
ド:の「ド」の音を吹いてバルブを下げない

のようにして出します。

ここで注意して欲しいのは、吹き方で出る「ド」「ミ」「ソ」のうち、「ド」「ソ」しか使ってない、と言う事です。

ここで「レ」の出し方に注目して下さい。レの出し方を

レ:「ソ」の音を吹いて1と3のバルブを下げ、2音半下げる

から

レ:1オクターブ上の「ミ」の音を吹いて1のバルブを下げ、1音下げる

に変えると、吹き方で「ミ」の音を出さなければならなくなりますが、第3バルブを使わなくなります(但し、1オクターブ上の「レ」しか出せませんが)

他の音も第3バルブは使ってないので、この吹き方に変えれば、1オクターブ上だけに限られますが「第3バルブが無くてもドレミファソラシドは吹ける」事になります。

と言う訳で、吹き方は難しくなりますが、1オクターブ上の高音域だけであれば、2バルブでも全ての音(12音階の12の音全部)が出せるのです。
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ビューグルって、バルブ無しで主に倍音しか出ない管楽器(アルペンホルンなんかと同じ)ですよね。


楽団のような様々な調の音楽が演奏されるスタイルでは基本的に用いられないと思います。一般的な何かの金管楽器の代わりに使われることはないはずです。

軍の式典や信号でソロトランペットが奏でられる、所謂「軍隊ラッパ」ってありますよね。用途はあれで、単独でしか演奏されないので、1つの調が奏でられれば充分なんだと思います。
本来は単管で倍音しか演奏出来ない楽器でしょうが、そこにバルブ2個付けると、そのビューグルの調の長・短音階(G管ならト長調・ホ短調の音階)は殆ど奏でられると思います。奏でられないのは第2倍音の一音上の「レ」とその下の「ソ」くらいですね。どちらもかなり低い音なので、特にビューグルのような用途の楽器ならあまり使われない音域の音でしょう。
・・・そういう意味で、バルブ2個あるのと無いのでは、表現の幅が段違いだと思います。

編曲するというよりも、普通の長調・単調の単音メロディを作れば、後はビューグルの調(G管ならト長調・ホ短調)で演奏するだけと思います。


ただ、マーチング用のホルンは本当に「マーチング用」なのであれば楽団用ってことになるでしょうから、どういう使われ方をするのかはちょっと想像付きませんね。ダブル・ホルン(2つの調の切り替えが出来るタイプ)であればなんとかなりそうですが・・・
1つ言えるのは、バルブを失くせば失くすほど軽量化しますから、マーチングのようなポータブルには特化していると思います。一番長い(重い)のも丁度第3バルブですしね。(ダブル・ホルンにしてしまうとあまり意味が無いかもしれませんが・・)
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