昨日10年間飼っていた猫を安楽死しました。
この猫は、10年前、人間の故意的に虐待により輪ゴムを膝関節に強く巻きつれられ、皮肉が壊死し骨から腐ってなくなり、かかと以下の骨はなくなりいた猫が自宅に迷い込んできたのを保護し足の手術と避妊手術をして放したのですが、わが家に来るようになったので、家族に迎えました。
今年から顎に悪性癌が見つかり3階手術したのですが、再発し、もう手術ができなく、喉まで広がってきたので、無念ですが昨日安楽死したのです。
弱っているとはいえ、喉に癌が広がる程度でしたがにまだまだまだ元気でした。家内は窒息死するまでの元気な状態で安楽死したいと申しました。私はもっと容態が悪くなってからでも安楽死を待ってほしかったのですが、家内がかわいがってた猫だったので、仕方なく家内に従いました。
弱っている猫とは違い、まだ元気だったので、なかなか死ねず三倍もの注射を投与しました。
「まだまだ愛猫は生きたかったのでは、?。自分たちの決断は間違っていたのでは?」後悔の日々で泣く日々です。なぜ家内の意見に従ってしまったのか。なぜ私の考えを押しとうせなかったのか。と自分を責め、今日すまなかったと号泣してしまいました。愛猫の死に自分の決断のなさを悔い、「殺処分したのでは。愛猫は苦しんでももっと生き延びたかったのではないのか」と罪悪感で食事ができません。まだ家には老犬と中年猫がいますが、この後悔は絶対にさせたくないと考えます。
「自分の親族に癌末期の家族がいててもこんな決断はしなかったはずだ。」「自分は愛猫を家族以下に考えていたのではないのかと自分を責める毎日です。殺人を犯したような精神状態です。
皆様の中で、余命が宣告されたペットに対してどの時期に安楽死されたのか教えてください。
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
これは難しい問題だと思います。
人間でも元気なうちにそのまま. . . と思われる方もいらっしゃるでしょうし。
ただ、私にはそれは無理だとも思います。
以前に動物を看取った時、かなりつらそうな状態で、最後もたいへん苦しそうでしたが、
その時にもし今安楽死させるか?と尋ねられても、できなかったという実感があります。
元気なうちにこのまま、というのが本人(この場合猫ですが)の選択ならば、
もちろん悲しいしつらいけれど、まだしもなのですが、
(本人が選ぶ尊厳死は尊重したいですし)
結局ご家族が、猫がまだ元気なうちに、という選択をされたのは、
ご自分がつらい姿を見ていられないとか、
どちらかというと人間側の都合(自分の気持ちのため)でそうなさったのもあったのかもしれない、
と思うとちょっと苦しいです。
猫が苦しがらないうちにという気持ちもむろん大きな要因であったでしょうが、
猫の場合あまり自殺ということは考えず、いっときいっとき、
幸せな時間を重ねていく(苦しくても、たとえば大好きなうちの人になでてもらう、
特別美味しい物を食べたなど)ことで幸せだと思ってくれるのかなあと考えています。
なのでまだ元気なうちに. . . というのは、周りの友人たちの中ではあまり聞きません。
ただ、これが人それぞれで、外国で暮らす友人のとなりのかたは、
猫がまだ元気で見た目には症状も何も出ておらず. . . というときに
年を取ってるし、病気になったからとすぐに安楽死を選ばれて、
次に別の子猫を何匹も飼われているとのことです。
ようするに「人間のため(たとえば、寂しいときにペットがいるといい、とかかわいくて自分が癒されるとか)」からの視点で見ると、そこで線引きできるひとがいるのかと推測しています。
たぶん、質問者様にとっては、
自分と同じ生き物、家族、仲間的なスタンスの猫であったのだとお察しします。
ご家族のかわいがっていた猫、ということや、病気になったことで動揺されていろいろなことを
考えられないこともあったのかなとか. . .
注射をするときも、そういう結果(何倍もの量を打つなど)になるとか、
そういうのはその場にならないとわからないですし. . .
たとえば、すーっと楽に旅立ったら、そこまで質問者様も辛くなかったのかもしれないし、
やはり同じようにつらかったのかも. . .
あと、もっと頑張って頑張って、ぎりぎりになって、苦しいだけになってしまったときに
注射をしたらよかったのか?
重い病気で苦しむ動物のために、泣きながら選択する方も多くいらっしゃることなので、
そればかりは、実際それを体験してみないとわからないことだと思います。
ただ、私が安楽死できなかった立場から言いますと、
苦しい姿を目の当たりにして、かなりトラウマになりましたし、辛かったですが、
やはりできる限りのことをして、苦しい中でも幸せそうな瞬間があったのをよかった、とも思っています。もちろんなくしたばかりの時はそれどころではなかったです。
ちなみに身内の人間のがん患者のときも、同じことを思いました。
苦しみぬいて、見ていられなかったりしたこともあったけれど、
たとえば安楽死という選択肢があったとしても、多分どの瞬間にそれを選ぶか?と
言われたら、たぶん、もうちょっと、もうちょっと. . . となって、選びきれなかったでしょう。
特にまだ元気なうちにそれを選ぶ人、というのは多分私と違う感覚のかたなのかもしれません。
それが悪いのかどうかというより、とにかく私にはできない事なので. . .
そして、そんなに苦しい状態の質問者様は、私と同じ感覚の方なのかも。
今いる動物は、病気になっても、一緒に歩いて行けるといいですね。
早速のお返事ありがとうございます。
昨年親戚で2人の癌患者がいました。二人とも余命3ヶ月との診断でした。一人は54歳の病院勤務の医者で自分の死を医学的に理解し、すべての抗がん剤治療を拒否し、無様な末期容態を部下に見せたくないとの判断で大量のモルヒネを投与させ、4日後に死亡しました。一種の自殺です。医者だからできたのでしょう。私や親族は止めましたが、本人の意思が固く、握手をしながら(出撃する特攻隊のようでした)。「お先に逝きます」の一言で亡くなりました。もう一人は、義父で80歳前の人でした。本人には癌を告げず、余命2.3日までだまし、最後は「もう寝るか」とたずねての死でした。
二人の最後の人生は相対的な結果でありました。
私は後者が動物・人間にかかわらず自然な死ではないかと思います。前者はあくまで医者であったために理解できた本人の意思の特殊なプライドではなかったのかと考えます。
今回私が妻の行為に反対できなかったのは、この二人の親戚の死になんか重なるものを感じます。ただし私の猫は自殺を望んでいなかったのが、悔やんでいる理由です。
この二日間は妻とあまり会話をしていません。妻を責める考えはまったくありませんが、妻の暴走を止められなかった自分を責めています。子供がいない私としては、初めてわが子を亡くした気分に陥り立ち直りができない状況です。
色々アドバイスありがとうございました。後悔しても仕方ありません。これを気に私の余生を動物への恩返しささげて生きたいと思います。
No.2
- 回答日時:
捨て猫を6匹飼っている者です。
すでに4匹は長寿を全うしました。虐待されたかわいそうな猫を家族に迎え入れていただき、その猫ちゃんになり替わりお礼申し上げます。
個人塾の授業中、遅れてきた生徒が猫が車にひかれて苦しんでいるとのこと。見に行くと顔が半分崩れ片目が飛び出していました。しかし必死に起き上がろうとし、あれほど痛ましく悲しい姿を見たことがありませんでした。
飼い主と思われるご家庭に報告に行くと餌をやっているだけで、関係ないとのこと。すぐ横にペットショップがあり、そこの店員も事故現場を見に来ていましたが、無言で店に帰って行きました。
授業を急遽自習にしタクシーで動物病院に運び点滴を打ってもらいました。翌日会いに行くと医師から一生食事もできない状態で苦しみながら一生点滴でしか生きられません。点滴も1回8千円ですと言われ仕方なく安楽死にしてもらいました。
自分の無力さに愕然としましたが、その分今残っている6匹を大切に育ててあげようと思いました。
私には子供が2人いますが、2人の人格形成は猫たちに育ててもらったと思っています。
私は今まで死が怖かったですが、死んだらあの愛しい猫たちに会えるんだと考えが変わってきました。
どうかご自分を責めずに今残っている子たちに愛情を注いでやってください。
あなたの大切な猫ちゃんに合掌・・・。
ご回答ありがとうございます。
私は今まで犬しか飼っていなかったので、自分は「犬派」だと思っていました。しかし先日死なした猫と出会ってから私の考えは完全に変わりました。「猫派とか犬派なんて関係ない」動物はすべて平等であり個性があり種別で比べるべきではないと考えるようになりました。
年間何万匹も殺処分される中で、死に掛けた猫が我が家へ来たのも運命でした。人間を恐れ嫌い最後まで私達夫婦以外の人間には警戒していた猫が、最初に妻に抱かれたのは奇跡としか思えません。
10年間、妻に甘え生きてきたことを考えると、愛猫も理解してくれるのではと考えています。
ただ、妻の死への考え方は私と異なっていたことが、結局、妻の暴走を止められなかったのは私の責任であると考えています。
テレビを見ていても笑うこともできず、当分立ち直れないかも知れませんが、これからも動物の愛護に貢献していきたいと考えています。
ありがとうございました。
No.3
- 回答日時:
余命宣告は受けませんでしたが、おそらく難しいでしょうということで、育ちの遅かった子猫を預けて、2時間ほどで亡くなったという報を受けて引き取りに行ったことはあります。
もう、獣医に託した時点で、それは自分が全力を注いだ結果、人類ごときでは救うことができないものなのだ、と弔いに専念することに努めました。
おそらく、死に目に立ち会っていたら、ご質問にあるような悔いやああしておけば良かったかも、という後悔だけがつのるでしょう。託した子猫がどのように息を引き取ったかはわかりませんが、それを獣医に尋ねるのは、獣医も辛かろう、(人間の死に目ばかり見させられる医師も辛かろうというのと同じで)と、「看取っていただきありがとうございました」とだけ申しました。
末期ガンで30代にしてなくなった友人と親戚がおります。彼らを延命するために、カラダを切り刻んだり、管をあらゆる気管・食道に通して、ポンプで肺の空気を入れ替えする、そんな思いを人間に対してすらするだろうか。それは、人間の最期として「本人が」楽なのだろうか。見ている側の「楽」のために患者の延命をするのは、見ている側のエゴにしか思えないのは、人間も愛玩動物も同じなのです。「本人が望む」のでなければ。
ありがとうございます
ネットで検索していますと、最後の最後まで延命処置をして、放射線治療まで行っている飼い主もおられます。どの処置が一番家族にとって正解なのかわかりません。それぞれの飼い主が相談して納得できた方法が一番なのでしょうね。私の場合、妻と私の考えかたが異なったために起こった悩みなんでしょう。
苦しむ前の安楽死か苦しんでも余命を全うさせての安楽死なのか
今日も朝起きてから死んだ愛猫のことばかり考えていて、スーパーへ行ったとき、猫が好きだったジャーキーを見ただけで、涙がこぼれてしまいます。残された犬・猫がそばに寄ってきてもただ撫ぜているだけで、死んだ猫の代わりにはなりません。
一日一日が心の整理がついていくと思います。
本当にありがとうございました。
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