
No.6
- 回答日時:
こんばんは、夜分に失礼します。
>ある人に「あなたはいい人ですか」と聞いたら、あなたにとってのいい人はどんな人なのかと聞き返されたことがあります
これは普通の考え方です。別の質問でもお話ししましたが、言葉は「定義する内容」を必要とします。貴方が聴いた「いい人」の「いい(良い)」がどの様な内容が具体的に相手に伝わっていなければ、会話の内容もすれ違うだけになります。
一言お断りしておきますが、これは決して人種差別やヘイトスピーチの意味で言っているのでありません。日本語でも英語でも他のフランス語やドイツ語でも「言葉の意味内容」を伝えることが、言葉を遣うとの意味であって、この辺が中国の方には少し理解しづらいのかもしれません。
どうも何か中国の感覚がそのままに海外でも通用するかのような感覚をお持ちであるならば、そうした部分から考え直していかなければ、外国語を学ぶことの本意とは離れてしまうともいえます。
さて本題に戻りますが、「人には良いところもあれば悪いところもある」、これは至極当然の話ですね?。けれどもそれを数値的な基準に従って区分することもおかしな話です。良いところもあれば悪いところもあるとのことですから、それが何対何の比率で判断できるかなどとの基準を設けることは無意味な話になります。
そして日本にも「痘痕も靨(あばたもえくぼ)」などの諺があり、これが意味するのは、恋に陥っている時には如何に相手が不細工な顔の造作であっても、一向に気にならないことの比喩として使われます。
同じ様なニュアンスの言葉は中国にもあり、かつて鄧小平が用いた「黒い猫でも白い猫でも、鼠を獲る猫が良い猫だ」との言葉と同じです。これは「一口に猫といってもいろいろな性格の猫がいる」との一般論を提示した後で、更に「黒い猫もいれば白い猫もいる」として条件を少しずつ限定させていき、その中で「良い猫とはどの様な猫を指すのか」との説明をしている形です。
言葉には必ず意味がある、こうした「言葉の本質に関する部分」をもう少し重点的に学んでいただきたいと存じます。
No.5
- 回答日時:
こんばんは、淡雪さん。
>人は良いところと悪いところを両方持っていると思っています。
:あなたはそう思うということですが、それは正しいのですか。
あなたにとって美しい部分と醜い部分、あるいは、
あなたにとって好ましい部分と嫌な部分、
とは区別できているのでしょうか。
>あなたにとってのいい人はどんな人なのか
:と訊かれたとき、あなたはどのように答えましたか。
誰かが【わたしにとって】【(都合の)悪いこと】をしたり言ったり
することはあると思いますが、だからといって
【その人自体】が【悪い】ということにはなりません。
【ひと】に【あいだ】と書いて【にんげん】と呼びます。
己との間を誤ることがあるし、他人との間を誤ることもある、
さらに、自尊心があるなら過ちに気づくこともできる、
というそれだけでしょう。
自分が【(都合が)悪かった】場合もありますし、
相手が【(都合が)悪かった】場合もありますし、
誰も悪くなかった、誰のせいでもなかった、という場合もあります。
わたしがあなたにとって【(都合が)悪い】ことをしたからといって
あなたがわたしに謝罪を求めることができなし、
あなたがわたしにとって【(都合が)悪い】ことを言ったからといって
わたしがあなたに懺悔を強要することもできないのと同じでしょうね。
>それぞれどれぐらいのパーセントを占めることによって
>自分のなかで結論を出すのでしょうか。
:あなたは人を裁くことができるほど偉いのですか。
それから、通常「パーセント」ではなく「パーセンテージ」といいます。
それでは。
No.4
- 回答日時:
自分の話を理解してくれた、自分を受け止めてくれた、困っている時に助けてくれた、自分の悩みを理解して、いいアドバイスをしてくれた、といった時に、「ああ、いい人だなあ」と僕は感じます。
逆に、相手に対してそういう態度をとった時、「いい人ですね」と言われたことがあります。「いい人ですか?」と聞かれて、「そうです」と答える人は、かえって信用できません。
パーセンテージが決まっているわけではなく、二十歳を過ぎたら、法律違反をしない、と誓っている人がほとんどですので、悪い部分は、どんどん小さくなっていきます。悪い部分といい部分は、状況によって、大きさが変わるものです。
No.3
- 回答日時:
「良い人なのか、悪い人なのか、それぞれどれぐらいのパーセントを占めることによって自分のなかで結論を出すのでしょうか。
」という質問に対して?と思ったのですが、パーセンテージを決める「良い」「悪い」の指標は何なのか?というご質問というように解釈しました。
パーセンテージでいえば、たとえばアンケートのように条件があってそれに○か×かをつけていけば当然「いい部分」が多ければその人は「いい人」逆もまた同じいう結論がでます。
また「この人は」という主体が分からいのですが…自分が直接対峙する相手を見たときの相手への評価。それとも第三者が対峙する相手を見たときの評価。というようにいずれも考えられます。
「人は良いところと悪いところを両方持っている」というのは、量的なパーセンテージで分けられるものではなく、質的なものです。そしてその性質は、相手の長所短所と対峙する人間それぞれが決めることでしょう。その決定は、関係性によりけりです。
たとえば仕事場では深い心の交流が要らない。表面的にうまくやっていけばよいという考えの人なら、仕事の遂行において協力し合える関係を求めるでしょう。
落ち込んでいるとき、下心あっても慰めをもらったとき、その人はいい人に映る。
誰かに恋心を抱いているとき、誰かがあいつは辞めろと言われても「アバタもエクボです。
生涯のパートナーに求めるのは「真にいい人」です。上滑りの関係で必要とされる親切よりも真の信頼関係が第一条件です。
だから人それぞれ、関係性や環境によって良い人、悪い人の条件は違ってきます。
他者が、とある「いい人」について抱いたものは印象でしかない場合もあります。
実際「悪い部分」が他者に影響を与える方が多いことが「いい人」の隠された部分であるのなら、他者が勝手に抱いた「いい人」のイメージは覆ります(親密になる関係においてはもろに影響を受ける)。
つまり「いい人」というのは都合がよい人であり、誰にとってもいい人である場合、もしかしたら「悪い人」なのかもしれません。
犯罪者の近隣住民へのインタビューではよく「いい人だと思った」「あんなにいい人が信じられない」という典型的な発言が放送されますよね。
近所とは表面的なあたりさわりのない付き合いをしていたということが垣間見えます。
これは加害者と被害者が親密な関係ゆえ、事件が起こった場合のことですが。
私個人としては、自称「自分はいい人」だと嘘ぶく人の方が信じられます。逆に「あの人はいい人だ」と言われる人は表面的な付き合いの方が多いのではないでしょうか。実際身近にいる人間を観察したうえでの私の考えですが。
偽善者は数え切れませんが、偽悪者なんてみたことがない。そのくらい「善」に対して欺瞞を抱く人間が多いかと思います。
最初の印象でパーセンテージが高い場合でも、付き合いを深めたらその割合が逆転するということも当然、あります。その逆もまたしかり。
つまり「いい人と悪い人」という評価は偏見と言い換えることもできます。それが差別につながっていく。
ですから「いい人」になる、またはそう見られるというのは「事」によって違ってきます。
性善説を取る場合「だれしもが良いところがあり、悪いところは後天的なものだ」という考えです。性悪説の場合「人間は生きていく過程において悪いところを直し、良い人間になっていく。それが成長である」という考えだと私なりに思っています。
前者の場合なら、人類皆兄弟の感覚でしょうし、ある意味仕合せな人です。後者なら傷つくことも大いにあるけれど、客観的に人を見れます。
でももしかしたら、相対的に対峙する相手については、意外とパーセンテージで分けてしまっているのかもしれません。人生は思い込みがすべて、ですから(笑)
まあそれはレッテルともいえますが、相手の意外性をどれだけ受け入れるかによって、評価もまた左右される。
自己の長所、短所を自分で評価する場合はパーセントで仕切れるものではなく、混沌とした自分という存在における自我を感じるはずです。それはその人の成長過程や、環境、社会との関係性において変化していくものだと思っています。
この回答へのお礼
お礼日時:2014/08/10 12:50
早速のご回答ありがとうございます。参考にさせていただきます。難しいですね。申し訳ないのですが、いい人はなぜ誰かにっとての都合がいい人になったのかよく理解できませんでした。
お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
おすすめ情報
デイリーランキングこのカテゴリの人気デイリーQ&Aランキング
-
外から来るアヤマチまたはヤマ...
-
友情について
-
格好のカモとはいったいどうい...
-
人の悪口をいうこと
-
【やさしさって何ですか?】 人...
-
女性は別れ際に男性に握手する...
-
デブな方を見ると不快に思って...
-
★夢見る事は悪ではないでしょう...
-
会ってる時は大好きで、離れて...
-
太っている人をみると不快感を...
-
近々ってどれくらいですか 例え...
-
「~ではない」と「~でない」...
-
「あらかじめ」、「事前に」、...
-
初めから「これは善、これは悪...
-
孫子の言葉。無事之名馬、無事...
-
「自己」の反対語ってあります...
-
ザイム真理教の道徳、財政規律...
-
本音が良くならないと 建前だけ...
-
私は昔の友人から「変わらない...
-
世の中にはカスみたいな人間が...
マンスリーランキングこのカテゴリの人気マンスリーQ&Aランキング
-
話し合いをしていて、相手の言...
-
はいはい。わかった、わかった。
-
春姫と眞子姫
-
愛はないけど情はあるって・・・?
-
ぺこりんは、本当は優しくない...
-
小さな親切、大きなお世話とは
-
格好のカモとはいったいどうい...
-
誰に対しても態度を変えない人...
-
ウィンクが可愛いのはなぜだと...
-
「質問」と「反論」について
-
口喧嘩で絶対に勝てる言葉を教...
-
人の心理として、本当のことは...
-
人間、余計な事は言わないって...
-
未成年のセックスはなぜいけな...
-
無駄な議論を回避するためには...
-
外から来るアヤマチまたはヤマ...
-
どのような極悪人だろうが悪人...
-
見返りを求めているようないや...
-
人を怒らせるコミュニケーション術
-
偽善と偽悪
おすすめ情報