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日本の幕末以降の近代史について、皆さんがどんな歴史観を持っているか興味があり、またどう次の世代に伝えるべきかと常々考えております。

ガッツリ議論するなら歴史カテでやるべきですが、色んな視点があるし議論しはじめたらキリがないテーマなので、単純化した下記の質問をさせて頂きます。

小学校6年生くらいの子供(皆さんのお子様や、親戚の子を想像してください)に、「日本はどうしてアメリカと戦争したの?」と聞かれたら、どう教えますか?

世間一般の皆様の意識、歴史観を知りたいので、歴史の得意な方はもちろん、苦手な方も難しく考えずにぜひお答えいただきたいです♪

A 回答 (19件中1~10件)

大雑把に言って、中国大陸での権益をめぐって日米が争ったのです。

既に満州を植民地としていた日本は国民政府や共産中国政府にかかわるゲリラに悩まされていましたが、アメリカは世界の世論を見方にして陰湿に日本に圧力を強めてきました。日本が引き下がらなければ(その代わりにアメリカが入ってくるでしょうが)石油やいろんな資源を止める、といってきたのです。引くにひけない日本は意を決して一年以内に勝ち戦を保持しつつ停戦するという計画で対米開戦に踏み切ったわけです。
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この回答へのお礼

素晴らしいです。簡潔でわかりやすいですw
でも小6の子供にこれをかみ砕いて説明しても、次なる質問が出てくると思います。

「何で中国大陸の権益を日米が争うの?」

よろしかったらお付き合いください♪

お礼日時:2015/01/21 16:34

出来ません



以前、このような質問をさせていただきました

http://okwave.jp/qa/q8763870.html

結論:「まともに教えてもらってないから」且つ「政治・経済に興味があるから」

分り易く言うと「世界中で陣取り合戦がブームやってん、そのために人を殺したり爆弾落としたりしたんよ」

苦しいなぁ・・・
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この回答へのお礼

なるほど、まともに教わってないから答えられないってのも、一つの真実ですね。

そんでリンク先のBAの「100年経たないと歴史の定説が固まらない」というのもなるほどと思いました。

当時を生きた人とその子世代が存命のうちはダメなんでしょうね。

確かに日露戦争から100年経ってようやく坂の上の雲がドラマになりましたしね。

あと30年経ったら、太平洋戦争の描かれ方もかなり変わるのかもしれませんね。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2015/01/21 16:55

アメリカは堂々とヨーロッパでの戦争に参加する理由が欲しかったからドイツと仲のいい日本と敢えて揉めることにしたんだよ。


当時はそういう力技の外交がまかり通ったんだ。今もかな?
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この回答へのお礼

なーるほど、単純明快!

どうやってアメリカが日本を戦争に引きずり込んだかは私が説明するとして、小6の子はさらなる疑問を持つと思います。

「なんでアメリカはヨーロッパの戦争に参加したかったの?」

よろしかったらお付き合いください♪

お礼日時:2015/01/21 16:59

NO,1 です。


三笠様のほめ上図につい乗せられてしまいましたw。

>権益競争、
植民地、みな現代の考え方では理解できないことだろうと思われます。そういったところをしっかり基本から説明しようと思ったら、やはり西洋史、その少なくとも大航海時代、産業革命、植民地闘争そういった概念を理解しなければ、やはり「日本は悪いことをした」という戦後の自虐史観に直結しそうな気もします。

以下ではどうでしょう。

>>世界の列強が争った植民地競争、軍拡競争にやむなく引き込まれていった新興国日本は、中国大陸での権益をめぐって米国などと争ったのです。既に満州を植民地としていた日本は国民政府や共産中国政府にかかわるゲリラに悩まされていましたが、アメリカは世界の世論を見方にしてリットン調査団などを派遣し、陰湿に日本に圧力を強めてきました。日本が引き下がらなければ(その代わりにアメリカが入ってくるでしょうが)石油やいろんな資源を止める、といってきたのです。引くにひけない日本は意を決して一年以内に勝ち戦を保持しつつ停戦するという計画で対米開戦に踏み切ったわけです。
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この回答へのお礼

まんまと乗っていただきありがとうございます♪

>植民地、みな現代の考え方では理解できないこと

そうなんですよね。富国強兵を推し進めなければ生き残れない弱肉強食の世界、それゆえ成った明治維新、当時どれだけ後進国が列強によって分割され、どれだけ日本のリーダーが緊迫感をもっていたのか、そういった事も教えないといけませんね。そしてなぜわずかな期間で日本は列強に追いついたのか、それは江戸時代の教育水準の高さにあるとか、そうやって時代を遡っていく歴史教育だったら、すべての出来事が有機的に繋がって頭に入りやすいなと思いますw

>「日本は悪いことをした」という戦後の自虐史観に直結しそうな気もします。

ですね。植民地獲得競争に遅れて参戦して「侵略した日本やドイツが悪い」って全部罪を押しつけることで帝国主義が終わったんですね。結果イギリスやフランスも植民地をすべて失う事になる。我が国は全土を焦土にされて300万人の犠牲者を出しODAという名の賠償金を払い続けてなお、経済大国に返り咲いたわけです。戦争目的がアジアの解放、経済的発展、国防だとしたら、戦争には負けたけどすべて達成してるんですよね。あとは自虐史観に陥らずにタブーを廃して歴史をまっすぐ見つめ、失敗の教訓を未来にどう活かすか、ということでしょうか。

B29の空襲で逃げ惑う人々の映像を見せて、戦争をやるとこうなる、という結果を見せるのも大事なことかもしれないけど、どうして戦争が始まったのかというのもちゃんと教えないといけませんね。

お付き合い頂きありがとうございました。

お礼日時:2015/01/21 21:59

#3です。



>「なんでアメリカはヨーロッパの戦争に参加したかったの?」

いろんな理由があるんだけど、アメリカにとって戦争が終わったあとにライバルのソ連にデカい顔をされるのが一番嫌だったんだよ。それまでも武器を貸したりして関節的には参加してたんだけど、どうしても直接ドイツを下した国になりたかったんだ。


こんなんでどうでしょ?
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この回答へのお礼

わざわざ再回答ありがとうございます。

ヨーロッパ戦争の方は疎いんですが、アメリカは参戦する頃から戦後のソ連の台頭を意識していたんでしたっけ?モンロー主義とかって教わったけど、やはりアメリカは世界の覇権に野望を持ってたんですかね。ドイツを下したいのは、ユダヤ人の力も働いたんでしょうか。

すみません、私自身が色々わかってないやw 後でよく調べてみます。

お付き合いいただきありがとうございました。

お礼日時:2015/01/21 22:10

子供に教えるのなら、その前の満州事変あたりから教えていかないといけませんね。



第一次世界大戦では戦勝国になって景気がよかった日本も、関東大震災、世界恐慌、
などの出経て経済的に行き詰りそこにどんどんお金をつぎ込みます。
鉄道を作って学校や病院を整備する清国の周辺が独立し始める動きに乗じて満州事変を
起こして自由に操れる満州国を作っちゃった。

簡単にいうと、明治維新で急激に近代国家を目指した日本という国は、石炭資源と
絹糸と米のほかにろくな産業資源がなかったので、他国を侵略してそこにある資源
が欲しかったんですね。
ことに鉄鉱石。石炭も製鉄に使える良質なものは満州国とかその辺にありそうだった。
日清戦争で朝鮮半島に入り込んだ日本は、日露戦争で勝ってしまったので、ロシアと
裏取引をして「お前北のほうやるから、オレに満州よこせ」という話をした。
満州鉄道を手に入れた日本は、そこから炭鉱掘ったり鉄鉱石を採掘してせっせと日本
に送ったわけです。駅も学校も病院も作って明治維新で学んだものを満州に投資した
わけです。
しかしそこで清朝が倒れ中華民国ができると、日本は満州から出っていってくれと
言います。
何言ってんだよおまぇ、ここにはおれっちが金出して作った工場や炭鉱がやまほど
あって、お前らそれでメシ食っているんじゃないの
と、松方弘樹みたいな口調で言うと、
すると、何者かが満州鉄道を爆破した。実は日本の陸軍が自作自演でやったもの。

満州国を作ってあやつり人形のようにしたあとも中国とはにらみ合いが続いて
発砲事件を契機に戦争に突入。
ここから日中戦争がはじまります。
その頃ヨーロッパでは第二次世界大戦がはじまり、日本はドイツ・イタリアと
同盟を結んで孤立を避けようとしますが、あまり意味がなかった。
軍艦や戦闘機をつくる材料はあっても、動かす石油がないから、意味がない。
それどころか日独伊三国同盟に怒ったアメリカが石油を輸出禁止した。
じゃしょうがないベトナムやマレーシアまでせめていこうと考えた。
それで真珠湾攻撃で太平洋戦争がはじまった。

いや、これもね。大東亜共栄圏という高い志があったんだよ。遅れたアジアの
国々はこのままでは、欧州諸国の奴隷になっちゃう。
日本についてくれば、侵略された国でも独立させてやるぞ・・みたいな上から目線。

さて、そこまで戦争やる必要性なんだけど、明治維新でサムライ階級がいちどに
失業した。公務員に雇ってやるにはポストがない。薩長土肥が独占。
おのずと、いちばんいい公務員が軍人。戦争も一つの産業というわけで
海軍兵学校、陸軍士官学校は帝大より成績優秀な人材が集まった。
国内で繊維産業を起こし、輸出で稼ぎ、鉄鉱石を輸入し、国内で石炭掘って
ともかく国民はそれで飯を食っていた。
富国強兵がうまくいかないと・・・内乱、果ては革命で国が倒れちゃう。

なんだか大慌てでここまでやってきて最後が太平洋戦争。まぁあんまり頭のいい
人がいなかったということでしょう。
まあ共産主義で将軍様に統制されるよりはかなりましという話ですけど
人質とられても爆撃機一機とばせない腰抜けといわれても仕方ない国

でもお父さんはしっかりこの国の機構を動かす一員として働いてきた。
誇りを持っているし、愛すべき国だと思っているけどね。

この回答への補足

素晴らしい回答なので、まとめとく意味で冒頭脱落部分をここにペーストしときます。

第一次世界大戦では戦勝国になって景気がよかった日本も、関東大震災、世界恐慌、
などの出「来ごとを」経て経済的に行き詰り、「それ以前に得た権益である満州に着目」。そこにどんどんお金をつぎ込みます。
「取得した満州」鉄道「沿線を使って」学校や病院を整備する」清国の周辺が独立し始める動きに乗じて満州事変を起こして自由に操れる満州国を作っちゃった。

補足日時:2015/01/21 22:12
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この回答へのお礼

ウチの小6娘は飽きっぽいので最後まで聞かせる自信ないですけど、賢い小6なら充分理解できるし、経済・資源・雇用なんかの観点も入っていて素晴らしいご説明です!てか普通に42歳でも勉強になりましたw これはプリントしておこうw

なんか、日本近代史の一般的なイメージって明治の富国強兵から戦争を繰り返してどんどん狂っていって軍国主義、特攻隊、B29の空襲、原爆、敗戦と、真っ黒いイメージなんですけど、関東大震災・世界恐慌の前あたりは近代国家としてかなり成熟していて、普通選挙も目前、モガ・モボが銀座を歩く自由な気風だったんですよね。世界恐慌後ブロック経済による困窮で持たざる国は遅れて植民地獲得・経営に乗り出して持てる国と衝突するわけですけど、そうゆう当時の状況を知らないと、ただ狂った人達が狂った戦争を狂って推し進めて悪い事ばっかりやってた歴史認識になっちゃいそうです。

まあ泥沼の日中戦争に突入してしまって、それがゆえにアメリカとも戦うハメになったのはおっしゃる通り頭良くなかったなと思いますが、経済的に困窮したら頭いいリーダー達もそうゆう選択をし、それに習い引きずられ、それに従う習性を日本人が持っているという事。現代は核の抑止力に加えて経済がグローバル化しているので先進国同士の戦争はまず起こらないけれど人間の習性は昔と何一つ変わりません。誰も気づかない(気付かないふりをしている)うちに間違った方向へ突き進んでしまう危険性は今もあると思います。

戦争していた頃を「時代が狂っていた」と簡単に片付けずに、今の自分達に重ねて検証してこそ、教訓を未来に活かせるんじゃないかと思います。

・・・・なんかエラそうな事書いてしまいましたw ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2015/01/21 22:50

こんばんは。



陣取り合戦のご意見に便乗します。

地球上で陣取り合戦をしていて、武器も競ってたくさん作って、
戦争を仕掛けた側も戦争に追い込んだ側も、勝てばいろいろなものが
手に入ると思っていたんですね。命を奪い合ってでもほしいものが…。

少なくとも、戦争が正しい手段だと思っている人が多かったんでしょう。
でも今は、戦争が正しくないとわかっているのに、未だにやめられない。
命が大切だと言う人もいれば、命よりも大事なものがあると言う人もいる。
本当はどっちだと思いますか…?

この回答への補足

>命が大切だと言う人もいれば、命よりも大事なものがあると言う人もいる。
本当はどっちだと思いますか…?

少し付け加えます。本当はどっちなのか・・・わかりませんが、「死んだ人の為に生きている人が命をかける」のだけは間違っていると思います。古墳時代に生きた人間を従者として埋めるくらいアホらしい古代の風習と断じていいと思います。

しかし、生きている人や、将来のためという事だったら、命かけるべき時もあるような気がしますね。

補足日時:2015/01/21 23:38
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この回答へのお礼

こんばんわ、まためんどくさい質問にお付き合いいただき感謝です。

>命が大切だと言う人もいれば、命よりも大事なものがあると言う人もいる。
>本当はどっちだと思いますか…?

根源的な観点ですねw

三国干渉で日本人全体がこんちくしょーとなって、実際は薄氷を踏む戦いだった日露戦争を大勝したと勘違いし、ポーツマス条約に不満で日比谷焼き討ち事件など民衆が起こしています。まさしく当時は戦争は外交手段のひとつで、勝てば豊かになれるという認識だったんでしょうね。また、兵器が進歩するまでは、総力戦とか空襲なんて頭に無かったでしょうからね。

そんで、「血を流して得た領土・権益は、絶対に失うわけにはいかない」という理屈によって、泥沼の日中戦争に陥り挙げ句の果てにアメリカとも戦うハメになる。その理屈は感情的に理解できるしもっともに聞こえるけれど、絶対に失うわけにいかない場所を守るためには、もう少し先に進んで守らなければならなくて、そこでまた血を流して失うわけにはいかない場所になり・・・の悪循環。命をかけたものは命より重くなってしまって、ストッパーが効かなくなってしまいます。戦争を進めたい軍のリーダーがそう吹き込んだのかもしれないけど、気を付けなければならない理屈ですね。「勇気ある撤退」を出来ることこそが人間の叡智なんじゃないかと。

エラそうな事を書いてしまいましたw ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2015/01/21 23:20

アメリカが原油を売ってくれなくなったので、日本政府が怒ったんだよ。


日本軍はアメリカとの軍事技術に大きな差があることを知ってたけど、神風が守ってくれると信じてたんだよ。
ソ連が協定を破るとは思わなかったんだよ。
と教えます。

この回答への補足

ちょっと文章が足らない点があったので補足します。ハワイ占領すべきだったってのは、もちろんそれが目的じゃなくて、早期講和のカードにできたという意味ですね。

補足日時:2015/01/22 10:44
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この回答へのお礼

>アメリカが原油を売ってくれなくなったので、日本政府が怒ったんだよ。

直接的要因ですね。
原油禁輸措置をくらった時に国内備蓄が2年分でしたっけ。そんだけ備蓄してたって事は輸入できなくなるのをわかってたんでしょうから、怒ったというより、いよいよかと覚悟を決めたって感じでしょうか。
開戦時、零戦や航空機を主力にした戦術なんかは日本が一歩先を行ってたけど、アメリカはすぐにそれに学び柔軟なアイデアと国力を背景にあっという間に追い抜きましたね。暗号技術はアメリカが圧倒的に進んでいて、日本の暗号がすべて筒抜けだったのは痛いですね。大変な国力差はわかっていたことだから、日本は短期決戦で結果を出して条件の良い早期講和するしかなかったはず。真珠湾攻撃なんて大胆な作戦をやっておきながら、そのままハワイ占領しなかった事が悔やまれます。ハワイを獲ってしまえば大勢の捕虜を食わせるためという口実でどんどん輸送船を送っても米軍は沈めることができず、軍備を整えアメリカにとって戦略的に痛い陣地を築けました。航続力の長い日本の航空機ならそこから直接爆撃も視野に入ります。まあ全て後になれば何とでも言える事ですけれど、航空機主力による戦いという歴史上初の戦術を持ちながら大艦巨砲主義も根強く残し、日露戦争で無線技術を活かして戦いを有利に進めたのに太平洋戦争では暗号を解読され司令長官を待ち伏せで襲われ、日本人が発明したレーダー技術の有用性を信じないでそれを活かしたのは米軍の方であったりと、「惜しい」事がたくさんあり、戦争運営の意思統一が出来ていていれば、米軍が体制を整える前に早期講和に持ち込む事は可能だったんじゃないかと思います。戦争の是非はともかくそういった戦略の失敗に学ぶ事も多いと思います。

>ソ連が協定を破るとは思わなかったんだよ。
これは見通しが甘かったというか、国際情勢が見えてなくて痛い失敗でした。最近ちょっと調べたんですが、戦争末期にはソ連参戦は予想されていたんですが、早くても9月、遅ければ年を越すだろうという希望的観測に支配されてしまったことで、多くの犠牲を払うハメになったようです。
また最後までソ連に講和の仲介を期待してたのも大きな失敗ですね。

いかんいかん、小6にどう教えるかという話でしたw

>神風が守ってくれると信じてたんだよ。

この簡潔な一文に色々詰まっていますねw
精神論で思考停止に陥っていた事で、多くの大切な判断を狂わせたと言えそうです。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2015/01/22 10:01

すみません


最初の数行が 文字が脱落していました。
正しくは

第一次世界大戦では戦勝国になって景気がよかった日本も、関東大震災、世界恐慌、
などの出「来ごとを」経て経済的に行き詰り、「それ以前に得た権益である満州に着目」。そこにどんどんお金をつぎ込みます。
「取得した満州」鉄道「沿線を使って」学校や病院を整備する」清国の周辺が独立し始める動きに乗じて満州事変を起こして自由に操れる満州国を作っちゃった。

です。

本当はギャグで答えるなら
「日本はなぜ戦争したの?」
「昔はサッカーワールドカップがなかったからだよ。」
ですけど、このまえのヤルタ会談を踏まえてこたえないといけないと思いマジレスし
てみました。

ヤルタ会談で日露戦争の仕返しをされたというのも、元をたどれば「陣取り合戦」の
はじめは誰のものでもないという話なんでしょうね。
恋のさや当てと同じく「彼女の心は彼女自身のもの」。
資源が戦争の火種というのは20世紀が終わっても変わりません。ただ、戦争の仕方に
マーケットが絡んでいる。どこかの国が、「戦争が起きないように見張ってやるから
俺んちの通過を基軸通貨にしてもいいよな。」といってから、小競り合いみたいな
紛争やテロは起きても大きな戦争は起きにくくなってますね。
終戦の年に生まれた人もいまや70歳。
戦前の教育勅語「朕おもうに我が高祖高宗国をはじむること宏遠に徳をたつること深厚
なり。臣民よき忠によき考に億兆心をいつにしてよよその美をナセルはアラブの
大統領・・. ・・」なんて暗証させられた人や少年倶楽部で「亜細亜の曙」なんて東南
アジアで日本人が現地の人を助けて活躍するなんて当時の戦争賛美の小説を読んでいた
人はもう90歳になっています。
なんで戦争したの?これはmikasaさんのおっしゃるように、自分の言葉で子供に伝え
られなくちゃいけませんね。
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この回答へのお礼

>「昔はサッカーワールドカップがなかったからだよ。」
あはははw オリンピックならあったし、「サッカー戦争」ではワールドカップは戦争を止められませんでしたけどねw ・・・はい、スミマセンw

ヤルタ会談の質問は論点がビミョー過ぎたのもありますが、回答頂けなかったのでこういった色気の無い話はご興味が無いのかと思いましたけど、やはりEXさんのマクロな視点はさすがですね。

植民地の奪い合いは無くなったけれど、経済的植民地の奪い合いは現在も行われているし、経済的奴隷も世界にたくさん居ます。目に見える直接的な争いは無くなったけど、人類の愚行は形を変えて今なお行われているんでしょうね。きっと後の時代になれば色々見えてくるんでしょうけれど、「賢者は歴史に学ぶ」と言いますから歴史の教訓を活かして現在の状況を読み解く力が欲しいなと思います。

>これはmikasaさんのおっしゃるように、自分の言葉で子供に伝えられなくちゃいけませんね。

これまでの時代は戦争体験者による「戦争は絶対にいけない」という結果ありきの話でもうウンザリでしたが、これからは先の大戦を冷静に俯瞰できる反面、そうゆう生の声が無くなってしまうのも危険ですね。記憶が知識化されて、そうやってようやく戦後が終わるのかもしれませんが・・・実際の体験は私たちはしていませんし、子供たちのおじいちゃんおばあちゃんも戦後生まれとなった今では、そういった記憶は引き継ぎようが無いのかなぁ・・・

再度のご回答ありがとうございました。

お礼日時:2015/01/22 10:29

小学校低学年位なら


その当時は日本はちょっとばかり強くなって天狗になっていて
アメリカとけんかになってしまった
と云うかな

小学校高学年なら
70年前の日本は、今の中国みたいだった
とでも説明するかも

中学、高校生ぐらいになったら
自分で調べろですかね
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この回答へのお礼

>70年前の日本は、今の中国みたいだった

言論統制ですね。でも今の中国はネットがある分マシかもw
でも70年前の日本でも、さすがに事故を起こした列車を、そのまま穴掘って埋めちゃうような事はしないでしょう・・・と書こうと思ったけど、戦時中にあった大地震を戦意低下を防ぐために公表しなかったんですよね。4つも大きな地震があったそうです。
http://matome.naver.jp/odai/2137775333953640001
公表しなかったから復旧支援もされず、被害が拡大したようです。

>中学、高校生ぐらいになったら
>自分で調べろですかね
ですね。結局自分自身で調べて考えて分析するなり教訓を得るなりしてもらうしかないけど、何事もタブー視しないで興味をもってもらうのに、小学校高学年くらいで親として何か語れればと思いました。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2015/01/23 16:24

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