
No.3ベストアンサー
- 回答日時:
2です。
<合成樹脂系だと滲みにくい、なんてことはありませんか。>
ありません(厳密ではありませんが。)。どちらも黒色顔料(カーボン-油煙から)-無機物系を、使用していて溶油に相当するものが、膠であったり合成樹脂塗料(加水分解-乾燥硬化するものを使用。)であったりするわけです。製造メーカーによって、幾分の差はあるとは思いますが。
インクの場合は、染料系(合成を含む-有機物系)を使用してることが殆んどです(一部プリンターのインクのように顔料系のものもあります。)から、粒子が細かく、加水すると紙への浸透性が高くなります。従って滲み安いと云うことになります。ただし、染料を使用している為、長時間あるいは強度の紫外線によって、色あせの原因になります。レシート文字が消えていってしまうのもこれらが原因です。浮世絵が色あせて行ってしまうのも同様です。
また、先述しましたアクリル系は、乾くあるいは硬化しますと、
水に溶けない性質上、補筆した場合でも一切滲まない特徴があります。
No.2
- 回答日時:
墨汁は、天然膠系のものと、合成樹脂系のものがありますが、
<にじむタイプの墨汁と、滲まないタイプの墨汁>と云うのは無いと思います。
滲ませるかそうで無いかは、含ませる水の量で違うし、使用する紙の種類によっても違います。
ドーサ引きの紙では、当然にじみません。
強いて<にじむタイプ>と云うのであれば、それはインクと云うことになると思います。
余談ですが、すでにご存じとは思いますが、絵手紙等で、アウトラインを墨汁で描き、透明水彩を使用しての彩色で、膠ですから当然深追いすれば滲みます。それが雅味に繋がって行き、お好きであれば問題有りませんが、滲むのが嫌いであれば、アウトラインをアクリル黒で描き、乾いてから彩色すれば、スッキリした作風になります。また、アクリル系のボールペンでの同様の作業で、よりスッキリした絵手紙にもなります。ご存じ無き場合は是非お試しあれ。
この回答へのお礼
お礼日時:2015/02/21 09:09
墨汁に、天然膠系と合成樹脂があると言うことさえ知りませんでした。
合成樹脂系だと滲みにくい、なんてことはありませんか。
どちらのタイプの墨を使うにしても、自分で水分を加減して、滲みを調整するのかもしれません。
いつも深い知識を有難うございます。
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