この人頭いいなと思ったエピソード

マンションの各戸の台所に設置されているガス警報器が有効期限5年を既に1年超えていることが判明し、理事会で全戸のガス警報器を新品と取り換えることを決定しました。
  参考:機種は<SH13933 パナソニック ガス当番 都市ガス(天然ガス)用>
ところが消防定年退職された方が「新品と交換ではなく定期的に機能検査して故障が判明すれば取り替える方法でよい。このマンションはSRC12階建て80戸で法的には本来ガス警報器は要求されていない。たまたま建設時に火災報知器とセットになっている製品なので取り付けられたもの。5年後に予定された大規模修繕で積立金が赤字になるので少しでも無駄は避けた方がいい」との意見を出され、対応に紛糾しています。またガス警報器に表示されている「有効期限は取り付け後5年間」の意味も解釈がいくつかあります。有効に機能する単なる使用者の管理上の目安情報なのか、メーカーの保証(それ以内に故障したら無償で取り替える)の期限なのかということです。また火災報知器は半年毎に機能検査を全数やっていますが、ガス報知器はやっていません。有効期限以内でも定期的にやらなければならないものなのかという疑問もあります。通常、同類マンションでは常識的にどんな管理が行われているのでしょうか。アドバイス宜しくお願い致します。

「マンション台所のガス警報器の新品への取り」の質問画像

A 回答 (9件)

#7です。

お礼ありがとうございます。以下補足です。

>ただある住戸1軒で今回有効期限から1.5年過ぎており、トラブルないか尋ねると最近、ガスコンロでの煮炊きでガス漏れ警報器が鳴りやすく困るというものがありました。

取り付けから6年半ですか・・
まあ、ありえますがとても早いですね。でも全体の中の1戸だけということなら、まあそれぐらいのでしょう。

>どうも油煙などでセンサーが汚れると逆に反応が悪くなるのではという気がするのですが。また誤動作ですが、敏感になり過ぎる以外に<反応が鈍くなる>とか<まったく反応しなくなる>とか<鳴りっぱなしなる>とかはないのでしょうか。

普通はそう考えるのですが、センサーの仕組み上、敏感にしかなりません。反応が悪くなるのはセンサーそのものが故障している場合だけで、反応が悪いというよりまったく反応しないでしょう。

 このセンサーの仕組みを極簡単に説明すると、たとえば穴のいっぱい開いた通路を考えてください,人間が落ちてしまうほどの穴がいっぱい開いているのです。通常は通路を通ることが出来ません。つまり、通路を通れないのでセンサーの信号はONにならないわけです。
ガスが充満すると、この穴をふさぎます。十分に渡れる程度まで穴をふさげば、橋を渡ってスイッチがONになります。
経年劣化するというのは、この穴が脂分などでふさがれていく、ということです。ですからちょっとの量のガスでもONになりやすくなりますし、穴が多くふさがれば反応しっぱなしになります。
ですので、敏感になることはあっても鈍感になることはまずないのです。これはガスセンサーだけの話しです。

>ところでガス漏れ警報器には自らのトラブルを自己検知してランプが赤になりっぱなしとか点滅するとかの機能は搭載されていないのでしょうか。

センサー側の電源が入らないときは緑のランプが点灯しません。それをチェックして警報音を鳴らすインターホン親機などがあります。それ以外のトラブル検知はありません。
取説:http://dolphin.va.panasonic.co.jp/ideacontout/20 …
(パナソニックのものですが、写真の製品です。OEMなので各社から発売されていますが、同じものです)

>また専門業者のチェックでお椀状の容器をかぶせて煙チェックしていますが、あれで普通反応、過剰反応、鈍感反応、反応なしが判断できるのでしょうか。
それがうちの本職ですが、煙でチェックする煙感知器・熱でチェックする熱感知器・ガスでチェックするガス感知器などがあります。
 ただ、点検でチェックできるのは「正常に作動しているかどうか」だけです。煙に関しては「感度測定」もありますが、お椀型の容器ではできません。

皆さん誤解しているのですが、専門業者の点検は「正常に作動するか」だけしか見れません。特に「誤作動」は一般的には「火事でもないのに反応すること」とされますが、専門家としては「センサーを動かす何かがあれば、作動は正常」なのです。たとえば暖房機をつけて感知器が反応したり、バルサンを焚いて反応するのは専門家としては「誤作動」とはいいません。感知器を作動させる原因があり「感知器としては、正しく反応して作動」しているからです。
何がいいたいかというと「誤作動とか故障するかどうかを、点検で見つけることは殆ど不可能」ということです。


>また専門業者のチェックは6か月毎ですが、5年未満でこの6か月の間に故障するとかあるのでしょうか?
ありえますが、そもそも火災関係の器具は信頼性が高いので、そう簡単には壊れません。特に熱感知器は、毎年何百棟の建物を点検し、何千個もの感知器を確認しますが、年間故障で交換するのは10個未満です。
ただし、ガス検知器はセンサーの特殊性から経年劣化で感度が上がりますので、10年程度で交換するものは多いです。
    • good
    • 2
この回答へのお礼

再度のアドバイスありがとうございます。有難いのは当方の質問単位で素人向けにやさしく丁寧に説明頂いたことでした。本件に対する対応方針が固まり、アドバイスの内容で再度理事会で検討するようお願いする所存です。どうもありがとうございました。

お礼日時:2015/07/03 23:38

#6です、具体的な説明は#8の方が述べてくださいましたが


ガス警報器は都市ガス以外にも、殺虫剤、ヘアスプレー、シンナー、ペンキ等の揮発性ガス
みりん・醤油・ワイン・酒のカン等の蒸気、タバコの煙などでも反応して警報が出る場合もあります
本来は一定の濃度の都市ガスに反応して警報を出しますが、センサーの寿命・劣化・汚れなどにより
誤作動が多くなったり、ガスが漏れても反応が遅くなったりします
ガス警報器の検査では警報が鳴るまで試験ガスをかけて、鳴れば「合格」鳴らなければ「故障」と言う判断しかしません
正常で反応する濃度・時間を測定して検査するわけではありません

余談になりますが、住宅用火災警報器で価格の安い海外製の火災警報機がありますが
海外製の性能規格では「とにかく煙だろうが他の物質だろうが感知して警報を出せば良い」となっている物もあり誤作動(非火災報)が多くなっています
それに対して日本製は、国内の気候や風土、温度や湿度等に合わせ「火災による煙以外の非火災では警報が出ない」ように作られています
    • good
    • 1
この回答へのお礼

再度、補足アドバイスありがとうございます。ガス警報器の経年劣化による現象が、過敏化によるささいな原因ガスで反応するという安全側のトラブル発生なので6か月点検と各住戸からの苦情で交換すれば基本的に対応出来そうです。5年の有効期限を超えて気になる方は期限切れはお知らせするものの、6か月点検で問題なければ、ご自分の費用で交換どうぞとなりまそうです。当マンションではガス警報器の交換まで当初からの慣習で管理組合で面倒を見てあげていますが、元々管理規約でもガス警報器は共用設備に入っていないので個人の責任の問題であるとの意見もありました。ご丁寧なアドバイスどうもありがとうございました。

お礼日時:2015/07/01 20:01

専門家です。

販売もしていますし、取り付けもやります。

説明的には#6さんが正しいです。
実際にトラブルになる事例をいくつも知っていますが、5年程度たつと条件が悪いものは内部の汚れなどで、センサーが悪くなり、感度がよくなって誤作動が多くなっていきます。白金線コイルの場合は、感度が悪くなるのではなく、敏感になって誤作動が多くなるのです。

その結果、酒蒸しやフランベなどの調理法をよくする方はアルコール分がセンサーを反応させて誤作動が頻発することになります。

調理方法だけでなく、換気扇をあまり使わない方、掃除をしない方、などセンサーに悪い使い方をしていると5年過ぎたぐらいで誤報が多くなるものもありますが、キッチンの掃除をつねに行い、きれいに使っている方だと20年ぐらいもつものもあります。

消防関係の方の言うとおり、ガス感知器は義務設置ではないのかもしれません。
そうであれば、一斉に交換するのも予算がかかりすぎる、という意見もうなづけます。もし自分たちで交換できるなら、在庫をもっておいて、誤作動が始まったものからこうかんすればいいでしょう。それでも上限10年ぐらいで全数を交換するほうがいいとは思います。

この場合、どの部屋を交換してどの部屋を交換していないのか、最初の交換からまだ全部終わっていないのに、次の交換を必要とするような使い方の良くない部屋の費用負担はどのようにするのか、など、手間はかかりますが安く済ませることは可能だと思います。

交換自体は、ひねって取ってまたつけるだけですので、誰でもできますし、任意設置なら資格も特に必要ありません。
    • good
    • 4
この回答へのお礼

ご丁寧なアドバイスありがとうございます。当マンションは築20年でこれまで5年毎にガス漏れ警報器は新品と取り替えたそうです。そのせいかトラブル事例は一件も報告されていません。ただある住戸1軒で今回有効期限から1.5年過ぎており、トラブルないか尋ねると最近、ガスコンロでの煮炊きでガス漏れ警報器が鳴りやすく困るというものがありました。これがphjさんの云う「内部の汚れなどで、センサーが悪くなり、感度がよくなって誤作動が多くなっていきます」というものの該当例でしょうか。どうも油煙などでセンサーが汚れると逆に反応が悪くなるのではという気がするのですが。また誤動作ですが、敏感になり過ぎる以外に<反応が鈍くなる>とか<まったく反応しなくなる>とか<鳴りっぱなしなる>とかはないのでしょうか。
ご存知の範囲で情報頂ければありがたいのですが。

ところでガス漏れ警報器には自らのトラブルを自己検知してランプが赤になりっぱなしとか点滅するとかの機能は搭載されていないのでしょうか。

また専門業者のチェックでお椀状の容器をかぶせて煙チェックしていますが、あれで普通反応、過剰反応、鈍感反応、反応なしが判断できるのでしょうか。

また専門業者のチェックは6か月毎ですが、5年未満でこの6か月の間に故障するとかあるのでしょうか?

現在、全数取り替えは総会で承認得ているので、消防関係の住戸の方には総会承認済で安全志向は総意ですからと云えばなんとか説得できると踏んでおります。

上記のお尋ねに情報頂ければ幸いです。

お礼日時:2015/06/30 22:38

火災感知器で熱感知器は、温度上昇を空気の膨張を検知したり、金属膨張をバイメタルで検知する方法で


住宅用火災警報機などの煙感知器は、煙による光の反射を利用して検知しています
共に年数がたってもそれほど検知能力の劣化はありませんが
ガス警報器の多くの警報機に使われているのが「熱線型半導体式センサー」でガス検知原理は
金属酸化物半導体表面でのガス吸着による電気伝導度変化を、白金線コイルの両端よりみた抵抗値変化として測定しています
火災感知器と違い、ガス警報器は有効期限の年数が経つとセンサーの寿命だけでなく、基本的台所で使用するため内部の汚れにより
誤動作や万が一のガス漏れの際に警報器が正しく作動しない可能性があります

3軒以上の集合住宅の場合、プロパンガスはガス警報器が基本的義務付けられていますが、都市ガスは義務付けられていません
しかし安全を考えると設置するに越したことはなく、一軒家と違い集合住宅は他の住居に被害を及ぼす可能性が高く
万が一ガス漏れがあっても感知せず、それによる火災になった場合、あの時取り替えておけば・・・・とならないよう
有効期限の過ぎたガス警報器は取り換える方を、お勧めします
    • good
    • 2
この回答へのお礼

アドバイスありがとうございます。火災報知器とガス漏れ警報器の原理、非常に専門的な話ですが、ぼんやりながら分かった気がします。ついでながらこのガス漏れ警報器の誤動作とか正常に作動しないとは具体的にどんなものでしょう。これまで居住者から聞いたトラブルですが、既に有効期限5年を1.5年超過しているある住戸ではガスでの煮炊きで警報器が敏感に反応して鳴るので困るというものです。これ以外のトラブルはあるのかもしれませんが耳に入ってきません。勿論ガスが漏れて臭いのにならないというトラブルも聴いていません。ところで専門業者のガス漏れ警報器のチェックですが、過敏に反応し過ぎる場合と鈍感で反応が鈍い場合と、全く反応していない場合はあの容器で被せるチェックで3点とも判断できるものでしょうか。

全戸取り替えは総会に諮って、既に承認を得ているので、こちらの技術的や安全面の論理が固まれば、異見お持ちの消防関係の住戸の方に<より安全を追求したいのが住民の総意なので>と説得は出来ると思います。

もし上記のお尋ねでご存知の点ありましたら追加情報お願い致します。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2015/06/30 22:21

ガス警報器だけ別づけにすれば?

    • good
    • 1
この回答へのお礼

参考ご意見、ありがとうございます。ガス漏れ警報器が共用部分か専有部分かの議論にも関連してきます。

お礼日時:2015/06/30 22:06

各区分所有者の判断に任せています。


専有部分内の機器ですし、法的に問題ないわけですから。

・管理組合として、強制的に全戸交換、同一機種の意味があるかどうか。
・仮に、そうした場合、それは共用部分として扱って、故障対応、今後の交換の費用負担は管理組合となるのか。
という問題もありますから。

現在の管理規約では「ガス警報器」は共用設備にはなっていないと思います。
強制的に全戸交換ということになれば、共用設備として管理規約の変更も必要でしょうね。
    • good
    • 3
この回答へのお礼

早速のアドバイスありがとうございます。びっくりしたのはガス漏れ警報器が共用設備ではなく、専用設備という点です。早速管理規約をひっくり返して該当規定<専有部分に属さない建物の付属物及び付属施設>を見たところ次のようになっています。(関連部分抜粋)
「被雷・電話通信・オートロック・インターホン・火災通報・消火などのための諸設備」
この最後の「などのための」を広義に解釈して当マンション理事会ではガス漏れ警報器をマンション理事会発足以来共用部分に含めています。アドバイスで下記部分は参考になりました。

・管理組合として、強制的に全戸交換、同一機種の意味があるかどうか。
・仮に、そうした場合、それは共用部分として扱って、故障対応、今後の交換の費用負担は管理組合となるのか。

アドバイスどうもありがとうございました。

お礼日時:2015/06/30 22:00

マンションのメンテはお金が掛かり過ぎますね


5年ですかね うちは30年間で1度壊れてもいないのに替えた程度です
全体的に新築当初から誤作動が多く やれ壊れただの何だので
うちはついで的でした壊れても無かったし
誤作動は 壁中の配線上に画鋲等刺す人がいたらしいからかも
迷惑な話です

点検が年に2回もあるのだから そんなに杓子定規に替える必要も無い気も
水道メータも7年とか あれもどうなってるのやら・・
1度替えただけ 超早目に・・不要・・
洗管も5年に1度だとか迷惑な話です
プライバシーも無い 折角買ったのにみたいな

いろいろな耐用限度は実は1.5倍という話も

↓義務無くなったんですか・・??
    • good
    • 2
この回答へのお礼

早速のアドバイスありがとうございます。杓子定規に替える話ですが、そうしたくても住戸に入居以来、火災報知器、ガス警報器のチェックで業者を回らせても決して入れない住人が3、4%いて、こんな私共のこだわりもぶっ飛んでしまいそうです。30年間トラブルなしだけれども替えたというのは火災報知器のことでしょうか、ガス漏れ警報器のことでしょうか。
いずれにせよ参考ご意見、どうもありがとうございました。

お礼日時:2015/06/30 22:42

家は点検だけしていきますが後は自主管理です。



私は以前の職業柄根気よく取り替えていましたが、
最近は設置義務もなく、業者側も廃番で、
代替品が高いため交換はやめています。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

早速のアドバイスありがとうございました。皆様の回答からマンションではガス漏れ警報器は共用部分ではなく、専有部分の機器と見做され、nitto3さんの現況のように、住戸の所有者の個人判断になっているところが結構あるようですね。事例情報どうもありがとうございました。

お礼日時:2015/06/30 21:42

元消防署員がいうのは「法的なもの」だけですよね


ガス漏れに対する安全性を担保するものを適当にするのはまともではないと思いますよ。
そもそも「故障したら取り替える」と言ってるそうですが、では自己診断を搭載しててもそれだけで故障が100%検知できるか?というのもあります。
5年間一度も点検してないならなおのことですが、それらについて言わない人を私だったら信用しません。
肩書きは立派かもしれませんが、まず安全のことを考えて話をすべきで、目先の金だけの話をしてるのはどうかと思います。

一応ビル管理会社に居たとき、大手ビルダーのマンション管理窓口を担当しましたが、ガス検知は火災警報器点検時に同時に行うことを提案に織り込み、かなり安い価格で行ってました。
要は人件費を削減ですよね。
火災報知器の点検は年2回でしたかな?その際にどのみち宅内にお邪魔するので1度で済みますよ、価格もリーズナブルですよ、と提案し安全性を上げましょうと。
確かそのビルダー(住民と管理で揉めて外された)はやってなくて、提案もしてなかったので最初はいぶかしがられましたが、やる意義と住民の手間は今まで同様ということで了承されました。

ガス会社とも付き合いがあったのでその旨確認した記憶があります。

この辺は地域差などもあるかもしれませんが、安全性にかかわる問題ですから一度消防署と自治体の建築課などに相談してみてはどうでしょうか?

ちなみに普通有効期限は製品保証ではなく「性能保証」となります。
5年経ったらこの機械が正常に作動しなくても知りませ、責任ありませんよ、ということです。
メーカーに聴けば「交換してください」となるはずです。
一応パナソニックにも問い合わせしてみてはどうでしょうか?
    • good
    • 2
この回答へのお礼

早速のアドバイスありがとうございます。火災報知器と合わせて年2回専門業者がチェックしています。そのチェックの際に有効期限5年を超過しているものがあるとの報告を受けて本件が理事会で審議され、5年を経過したものは取り替えることになりました。誤動作トラブルの報告ですが、6.5年経過した警報器ですが、それは<料理中にささいなことで警報器が鳴る>というものでした。些細なことで鳴るのだったら業者チェックの際に<鳴る>ものだから故障や劣化と見做されないのでは?と首をひねっています。ところで<自己診断機能を搭載した>という表現がご回答にありますが、警報器にはセンサーなどの規準を超えた劣化などを自己診断する仕組みがあるのでしょうか?もしご存知でしたら情報頂きたく。いずれにせよご回答大変参考になりました。どうも有難うございました。

お礼日時:2015/06/30 21:37

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!

このQ&Aを見た人はこんなQ&Aも見ています


おすすめ情報