アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

トラックやバスなどの大型車の後輪ってタイヤ2本重ねて付いていますよね。
それは重さの関係だろうと思うので気になりませんが、
ホイールが普通車や前輪のような、被せる形ではないのはどうしてでしょう?

内側のホイールは、そのままスルーして外側のホイールが内側にヘコんだようになっていて
ボルトで留めていますよね。

やっぱり、2本タイヤを重ねているからあのような形になるのでしょうか。

どうでもいいような質問ですが、知っているで回答しても気にならない人だけ回答していただければ
幸いです。

A 回答 (6件)

> ホイールが普通車や前輪のような、被せる形ではないのはどうしてでしょう?



 皆様御回答の通り、前輪と後輪のホイールは、大型車の場合基本的には同じです。(バス用アルミホイールでは例外もありますが・・・スチールの場合は殆ど同じホイールを使っています。)

※フロントは、主にスクラブ半径を減少させるために、ホイールのセンタがタイヤより外にハミ出す形状となっています。

※リヤでは逆に、2つのホイールを正面合せ?にして、ダブルタイヤに必要な『タイヤ間のスキマ』を確保しています。

尚・・・

>それは重さの関係だろうと思うので気になりませんが、

 御意。
 ロードインデックスというタイヤの『耐荷重』を調べると判るのですが、タイヤ1本当りの許容荷重が結構ギリギリです。

※理論的には1輪パンクしても走行可能とされていますが、実際のタイヤバースト事故(輪荷重が大きく空気圧が高いトラックタイヤでは、パンクするとレーシングカーのタイヤの様にバラバラに千切れ飛ぶ『バースト』という状態になります)を調べると、1本でもバーストすると連鎖して他のタイヤもバーストする事例が多く、仮に1本だけバーストしたとしても、そのまま走行するのは大変危険です。
 故に『1輪パンクしても走行可能』という話は、空荷状態でもない限り明確なメリットとはなっていません。

※ボンネット型時代はキャブ(ヒトが乗っている部分)の全長が長く、同じ長さの荷台なら、荷台がより後輪側に後退していたので、後輪タイヤは現在のキャブオーバー型(エンジンの上に乗員が座っているレイアウト)よりも負荷が厳しくなっていいました。
 この『荷台を全体的に前方に移動出来る』というのはキャブオーバー型のメリットの一つで、厳しい後輪荷重を少し前輪に分散する事が出来ます。
 逆に、タンカー(液体を運ぶローリー車のことで、一般にはタンクローリーと呼ばれているモノ)では前輪荷重が大き過ぎ、前2軸が必要になったほどです。(現在の車両法では、特に可燃物のタンカーは前2軸が要求されていますが、コレにはウラ話がありまして・・・かつていすゞ自動車がキャブオーバーを採用した時、タンカーにするとボンネット型より前軸重が大きくなり、しかし大きいサイズの前軸を持っていなかったので仕方なく前2軸を作ったところ、前輪パンク時に横転し難いというメリットが注目され、結果、タンカーの前2軸が法規化されてしまった、という経緯があります。)

※もっと荷重の大きいタイヤを作り、ダブルタイヤを廃止出来ないか?っというと、実は出来ます。
 ワタシが聞いたのはもう25年ぐらい前のことで、これもいすゞ自動車ですが、かつてブリヂストンと組んでトラック用超扁平ワイドタイヤ(幅広タイヤによるシングルタイヤ化)にトライしたそうです。(元々トラック用の後輪操舵機構を研究中に、『スクラブ半径』が大き過ぎて操舵機構に過大な推力が必要になったので、スクラブの設計自由度を上げる為にシングルタイヤ化に挑戦した、と聞いています。)
 要するにダブルタイヤをくっつけて1本にした様なモノなんですが、ダブルタイヤで必要なタイヤ間のスキマが不要になったので、その分片輪の全幅が狭くなり、結果、リヤトレッドが広がって板ばねの左右スパン(ばねトレッド)も広く出来、旋回安定性が増すというメリットもあった様です。
 この時のワイドタイヤでも、トルクを伝達する性能やハイドロプレーンを防止する性能に関しては全く問題がなかったそうなので、その点ではダブルタイヤのメリットは無かったと言えるでしょう。
 尚、この扁平タイヤは、結局『フロントとリヤで別のスペアタイヤを用意しなければならない』という点が受け入れられず普及はしませんでしたが、4t用のサイズでは少数ながら市販タイヤとして残っているはずです。

※ちなみに。
 小型トラック(いすゞならエルフ、日野ならデュトロ/ダイナとか、ふそうならキャンター)でも後輪ダブルタイヤが標準ですが、これは耐荷重とは別の理由があります。
 これもいすゞ自動車が最初にやったのですが・・・当時の小型トラックは、前後輪が同じサイズで後輪が大きく、荷台が高い位置にあるか、低い荷台の場合はホイールアーチが(今日の1BOXの荷室の様に)荷台床面に飛び出していました。
 しかし、荷物の積込でフォークリフトを使わず人力が多い小型トラックでは、低くフラットな荷台の方がよいのは明らかで、その為にリヤタイヤの小径化が図られました。
 タイヤの小径化は、そのまま1輪当たりの耐荷重の減少を意味します。タイヤの耐荷重は、断面積とエアボリューム(タイヤの空気量)が関係しており、タイヤの小径化・小体積化は、そのまま耐荷重の減少を意味ます。
 タイヤ小径化で1輪の耐荷重が減った分ダブルタイヤが必須となり、当然前輪とは異径になりスペアタイヤを2種類用意しなければならなくなりましたが、今日小型トラックで2種類のスペアタイヤが許されているのは、ヒトが荷物の積み下ろしをする機会が多い小型トラックでは、低くフラットな荷台がMUSTだった、ということでしょう。
 尚、この『コロンブスのタマゴ』的発想は、当時のいすゞ自動車の機構設計の佐々さんという方の考案だそうで、彼はこの『フラットロー』エルフの他にも、日本初の市販4WDオフロード車(ビッグホーンの前身のワスプ)の駆動機構(後にニッサンがサファリで基本設計をパクりました)や、前輪駆動トラック(トミカでもモデル化されたエルフ・マイパック)なども設計された、社内では有名な発明家だったそうです。

※ついでに全くの余談ですが。
 トラックやバスのダブルタイヤの後輪が例外なくリジッドアクスル(左右輪が繋がっている形式のサスペンション)なのは、コストの問題以前に、実はこのタイヤの耐荷重の話があるからです。
 乗用車の様に左右独立サスペンションとすると、地面に対してタイヤが斜めに当る(対地キャンバが付く)状態がどうしても発生します。1輪では荷重を支えきれないダブルタイヤでは、対地キャンバが付く事は致命的と言えます。
 その為、トラック/バスのダブルタイヤの後輪は、どうしても対地キャンバ変化が機構学上ゼロとなるリジッドアクスルとするしかありません。
 この点、実はワタシ自身仕事で追及したことがあるのですが(クルマの研究者です)、ダブルタイヤを常に路面に均等に押し付ける為に、かなり凝った新機軸のトラック用独立サスペンションを発明する必要がありました。当然このサスはコストと重量の増加があまりに大きく、『ダブルタイヤにはリジッドアクスルに勝るサスはない』という結論となり・・・研究の成果としては、社内の研究報告書を書き特許を取得しただけです・・・(ToT)
    • good
    • 1

普通見られる大型車は、重量の掛る後輪と前輪を同じタイヤにできることから、後輪を二本重ねにしています。


前輪も後輪の内側、外側も同じホイールを使用しています。
後輪の内側は前輪と同じく、ブレーキを覆うような形でついています。
ちなみに、後輪の内側はツバ付のボルトで固定して、外側はナットで固定しています。
    • good
    • 1

簡単に言うと、前後同一のタイヤ、ホイールが


装着方法を変更するだけで共通化でき、スペアタイヤの
本数が抑えられ、1本バーストやパンクしても何とか走れる
単価を抑える、耐荷重を上げる、摩擦抵抗を減らす(燃費改善)
ハイドロプレーニング現象を抑える、その他のメリットも多いからです。
逆に、同一でないと普通貨物の荷台をフラット化する以外
大型はデメリットだらけです。
http://usedtrucks.blog.fc2.com/blog-entry-332.html
    • good
    • 1

フロントはハブキャリアの回転軸とタイヤのトレッド中心を近づけて円滑な動作を得るためにハブキャリアが入るスペースが必要だから凸型なのです。


リアにはその必要がなく凹型にすることでダブルタイヤを取り付けるためのボルトが短くでき、折れ曲がりに対する強度を得ています。
よって必然的に後輪アクスルも短くなり軽量化できるという一石二鳥な構造なのです。
    • good
    • 0

単に重量を支えるよりも、エンジンのトルクを大きく路面に伝えるためのダブルタイヤです、


大昔のフロントエンジンタイプでもリアはダブルですから、
装着方法はNo.1さんが述べられてますが効率よく二本重ねるにはあれしか方法が無いのが現状。
    • good
    • 0

後輪の二本のホイールの内側は前輪と同じ向き、


外側は前輪と逆向きでついているので、
窪んだように見える向きになっています。
そうすることでホイールとホイールをくっつけて
固定しています。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!