アナログプレイヤーのカートリッジ

オルトフォンとシェアのカートリッジの音の違い、特徴を簡単に教えて下さい

No.1 ベストアンサー 回答者： nokata 回答日時： 2015/08/06 16:03

音の違い

ＯｒｔｏｆｏｎはＭＣの繊細さが売りなんですが
昇圧トランスに影響されるのでトランスが
粗悪ですと低高域にあばれが目立ち
時には歪さえも気になるくらいです。
たとえばナグラのＭＣＭＭ兼用のフォノイコライザアンプ
などで一気にラインレベルまで上げると
音質の良さに驚きます。
高音の再生能力は全般的にＳＨＵＲＥ
よりも良いと思います。
ＲＩＡＡには忠実だと思いますので、精巧な
ＲＩＡＡイコライザを要求すると思います。
それだけではなく、アームやテーブルなど
それなりの性能を持ち合わせたいわゆる
高性能高額機種がお似合いですね。
針圧調整も一苦労要ります。
邦楽からＪＡＺＺクラシックロックまで
何でもこなします。

ＳＨＵＲＥはＯｒｔｏｆｏｎのＭＣに対してＭＭのみの
プロダクツですのでトランスが不要な分
ＲＩＡＡ曲線再現には有利です。
ＲＩＡＡ曲線はＭＣＭＭとも同じですので
ＯｒｔｏｆｏｎのＭＣカートリッジと聞き比べると
その差が良くわかります。
歪は気になるほどではありませんが
多少目立つレコードもあります。
しかしなんといっても壊れにくいのと
現在でも入手可能な機種（Ｍ44Ｇなど）もあるので
重宝しますね。
頑丈なのでＤＪにも使えますが、
音質が荒いということはまったくなく
むしろ繊細です。

ただ、機種の個々の個体差があり、一概に
こうだという判定評価感想は難しいです。
機種を補足すれば詳しい回答が期待できるかもです。