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米とキューバでは『人権』に対して大きな隔たりがあるというのですが、具体的にどんな隔たりがあるのでしょうか?

A 回答 (2件)

貴方がおっしゃっている疑問は当然だと思います。

日本のテレビや新聞だけでしか
情報を得ていない方はキューバは独裁者で国民を抑圧していると言う方が多いようですが私に言わせれば全くの出鱈目です。
例えば日本でもアメリカでも政府を転覆させようとする人間は当然罪に問われますがかつてアメリカの企業がキューバから奪い取っていた
利益を国民に還元したまでで当時アメリカによって利益を受けていた多くの人間が反政府運動をして投獄をされたりまた多数の人間が国外
多くはアメリカへ逃亡しました。政治犯の多くは釈放されましたが未だ釈放されていない者がいるこれはある意味当然です。
かつてカストロ前議長はCIAはマフィアと組んで犯行を計画それによって600回以上暗殺計画を行おうとしました
(ギネスブックに載っています)国民の多くが彼を支持していた為全て未遂に終わっています。
カストロ前議長はフランス人ジャーナリストとのインタビューで暗殺が上手く行かなかったのはそれに関わる人間が
全て金の為にやっていて自分に危険が及ぶと逃げ出すような連中だったからこれがイデオロギーの信奉者だったら
私は助からなかっただろうとも言っていました。

こういう言い方はホントはしたくないのですが一般的に右翼と称される人達は共産主義、社会主義、資本主義、
民主主義の違いも分からず批判をしている方が
多くおられますが今や世界の殆どの国が資本主義です。所謂資本家がいて労働者がいて企業の思惑で生産が行われるので時には
売れ残ったものは廃棄されたりその逆に企業同士が競争をする為技術の発展や商品の質の向上が見込めると言う良い点もあります。
今や中国ソビエトも立派な資本主義国です。資本主義国も余り露骨にそれを進めると(市場原理主義)格差が大きくなりすぎ
るので一部社会主義の良い部分も取り入れています。要はバランスですね。

一方社会主義とはすべての国民がほぼ同じ収入を得ると言う事が基本です。
社会主義の良い点としては計画して物を生産する為過剰生産がなくなり廃棄と言う問題が大幅に軽減される
国民がほぼ同じ収入と言う事で格差が生まれない。悪い点は良く働く人も余り働かない人収入が同じで
労働意欲が湧きづらくなり生産性が上がらない。
歴史上社会主義革命をしてきた国は一見外見はそうでも
一部の権力者が権力を乱用独裁体制に陥ってしまう国が殆どでそうでなかったのは唯一キューバのみで
多くの国はそれが原因で消滅していくか資本主義に変貌するかのどちらかになりました。
北朝鮮は独裁国家で資本主義でも社会主義でもありません。

良くキューバと北朝鮮を同列に論じる方がおられますが北朝鮮は社会主義というより完全な独裁国家ですが
キューバは革命後も指導者たちが高いモラルを持ち続けた唯一の国です。
その証拠として革命前は7割近い国民は文盲でしたが現在文盲は殆どいない同じく国民の多くが全く受けられなかった
医療機関も全て無料で提供国民一人当たりの医師数は世界一また教育も大学までの学費も全て無料で大学進学率は
120%(一人の人が複数の大学を卒業)これも世界一です。キューバは長い間アメリカから不当な経済制裁を受けてきた弱小国
ですがこれだけの事を成し遂げてきました。日本も上に立つ人がよければこういうことは可能です。
アメリカは姑息にもアメリカだけでなく他の多くの国にもキューバとの貿易を制限したので
物資の不足や世界的な経済状況の中で最近では流石にキューバの体制維持が難しくなってきたことも事実で
アメリカとの国交正常化という話が出てきました。
ニュースを見ていると良くアメリカがキューバなんかと言う感じの記事がありますが私に言わせれば全くの逆で
自国の元首の暗殺を何百回も企てた国ですから相当な覚悟があったと思われます。

共産主義について言えばこれはあくまでも理想社会なのでこれを実現した国はありませんし実現も難しいでしょう。この社会は働いた人はその
その分全てが自分の収入になる。つまり会社が儲けてその分け前を労働者がもらうというものではありません。
この形に一番近いのが現在のフィンランドなど北欧諸国だと言えます。間違っても中国や北朝鮮ではありません。

民主主義について言えば資本主義社会主義などの経済政策には全く関係なく民意に沿った政治を行うことです。
それをアメリカや日本は民主主義でキューバは違う(キューバにもちゃんと選挙はあります)
などと言う批判は笑止千万全くの間違いです。

ところで独裁者と言うのは何なのでしょう。国民の意思に反したことをやり続けたり
我が身の利益のみを追求するような者が独裁者で多くの国民が支持していればそれは
もはや独裁者とはいえないでしょう。人間は弱い者で権力を持つとそれに溺れてしまう人間が殆どですが
それを自分たちの弱さに負けずあくまでも国民の立場に立った政治をしてきたのがキューバの政治家で
農民の方(大規模農家ではないです)が政治家よりも給料が多いこともあるようです。
実際にキューバに行った方々でキューバを悪く言う人は
私の知る限りいませんし日本の医療スタッフがキューバの医療を勉強しに行ったりしています。
有名人では江口洋介さんなどもキューバを絶賛しておられます。

アメリカについて言えば確か言論の自由がありますがマスコミや新聞などは完全な情報統制をされていますこれは
権力者がマスコミを実効支配しているのである意味当然でこれは日本も同じですがネットの発達した現在
アメリカにも自分の命を危険に晒してまで真実を伝えようとする人達が出てきましたそのうちの一人が
スノーデン氏やジョンパーキンス氏(エコノミックヒットマン)等々です。ネット上には多くのデマも
出回っていますがそれがデマかどうかはある程度勉強しないと見極めは難しいですがヒントとしては
何か大きな事件(例えばイラク戦争やリーマンショック)が起きたことで誰が得をしたかという金の流れを
しっかり見ていけば真実は見えてきます。

説明が長くなりましたが貴方の質問のアメリカとキューバの人権の隔たりですが
アメリカからするとキューバが先に述べたような事を成し遂げていると言う事を自国民に知られたくない
が政府が国民を貧困状態にして弾圧しているとでも言いたいのでしょう。
それと言論の自由もないとか根拠のないことを亡命した反政府分子がデマを流しています。
しかもアメリカの公的機関が早速SNSを使って政府の転覆を企てています。
キューバは格差のない理想社会を目指しているので実際に人種差別が激しかったり
格差が酷いことを批判以上のような違いです。
実際キューバの国民は驚くほど所得が低いですがホームレスは一人もいませんし最低限の保障はされていますので
ある意味日本やアメリカ以上と言えます。物質的な豊かさはなくても幸せなを感じている人は多いと思います。

国交断絶していた原因は元々キューバから多くのものを奪い取っていたり
キューバの国民を奴隷のように扱っていたアメリカ企業(マフィアが関連するものが多い)を
革命政府が国有化した事にアメリカが激怒、他方経済制裁を受けたキューバが旧ソビエトに接近緊張が高まった
事が発端です。
要はアメリカの目と鼻の先で社会主義国が豊かになってはアメリカの権力者が困るのでできるだけ
妨害をしてきたと言うのが真相です。
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アメリカは民主主義国家であり、キューバは共産主義国です。



簡単に言うと、北朝鮮のような政治体制です。
主権はカストロ議長にあり、国民にはありません。
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