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南総里見八犬伝を読んでいるのですが、現代訳がたくさんありすぎて玉梓と八房の関係がよくわかりません。
※まだ原本は読めないので。

八犬士は伏姫と八房の思いから生まれた存在だと理解してよいのでしょうか?
だとしたら、丶大の存在って一体…?と、解釈しかねてます。
そして八房は玉梓から生まれた犬なんですか?

読解力が足りない私にどうか詳しいかた、教えてください。

A 回答 (2件)

【里見義実】は、滝田城主の【神余光弘】を殺した【山下定包】を討つために


【神余光弘】の家臣だった【金碗八郎】の協力を得ます。

【山下定包】の妻【玉梓】は、【里見義実】に助命されますが、
【金碗八郎】に諫められて、【里見義実】は【玉梓】を斬首します。

【玉梓】の呪いに里見家を『畜生道に落とす』というのがあります。
【伏姫】と【八房】が肉体的に結ばれれば成就することになります。

【八房】は【玉梓】の呪詛の影響により、操られた存在です。
しかし、【伏姫】の読経の功徳により、【八房】の呪詛を解消しました。

そして、【八房】の気の力を受け、【伏姫】が懐妊します。

【金碗八郎】の息子【金碗大輔】と【里見義実】が、
【伏姫】と【八房】が隠棲している所に来ます。

そして、【伏姫】が好きな【金碗八郎】が、【八房】を殺してしまいます。

【伏姫】は、懐妊していることを恥じ、
犬の子を宿していないことを立証するため、二人の前で切腹します。

その傷口から出た白気(白く輝く不思議な光)が【伏姫】の数珠を
空中に運び、数珠の中で大きな玉(仁義礼智忠信孝悌の文字が記された玉)
を四散させます。

【金碗八郎】は、【伏姫】の後を追い切腹しようとしたところ、
【里見義実】によって止められます。

【金碗八郎】は、『犬』という字を崩し【丶大(ちゅだい)】を名乗り、
僧となって八方に散った『玉』を探す旅に出ます。
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この回答へのお礼

助かりました

すごく分かりやすかったです。
現代訳にする方によっては八房を悪者のように書かれてる方もいて、犬好きな性格としては「八房は約束を守っただけなのに」と、微妙な気分になって困ってました。
ファンタジーだと理解していても自分の中でしっくりくる解釈がなくて、やっと納得できました。いつか原作も読んでみたいです。
ありがとうございました。

お礼日時:2015/11/09 15:20

多分高齢者の方かと思われますが。

作家によって、違いますから、どれがってことは決めかねます。
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この回答へのお礼

ありがとう

遅くなってすみません。作家というか原作者は一人かと思うのですが…。頭が固いのか解釈に困ってました。ありがとうございました。

お礼日時:2015/11/09 15:15

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