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===【問題】===

平面上の直線ATに対して、点Tにおいて円Cが接している。
さらに、点Aを通る直線Lが円Cと異なる2点で交わっており、Aに近い方の点をP、他方をQとする。
AT=12, TP=6, TQ=8, cos∠AQT=11/16であるとき、以下の問いに答えよ。

(1)線分の長さAP、PQ

===【私の解答】===

三角形PQTについて、余弦定理より

cos∠PQT=(8^2+PQ^2-6^2)/2*8*PQ
=cos∠AQT
=11/16

⇔ 11PQ=PQ^2+28
⇔ PQ^2-11PQ+28=0
⇔ (PQ-4)(PQ-7)=0

∴PQ=4, 7

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答えはPQ=7でしたが、PQ=4の扱いについて気になります。

PQ=4が不適であるにはここからどうすすめればいいのでしょうか。

教えてください。よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

与えられた条件が、三角形の合同条件である


① 三辺の長さがそれぞれ等しい
② 2辺とその間の角がそれぞれ等しい
③ 1辺とその両端の角がそれぞれ等しい
であれば、三角形はただ1つに決まるわけですが、
三角形PQTは、どれにも当てはまりません。
だから、添付図 I の△PQTと△P’QTのように、三角形が2つできます。(PQ=7、P'Q=4 です。)

TQ=8、 cos∠AQT=11/16 から∠AQTが決まるので、
Tを中心に半径 6 の円を描き、直線AQとの交点がPになります。(図のP、P')

PQ=4が不適であることは、
TからAQに垂線THを引くと、△TQHで、
HQ=QTcos∠AQT=8・(11/16)=11/2
PQ>HQ だから PQ=4 は不適
とできるのではないでしょうか。

答えが2つ出てきて、そのうちの1つを除外するのはなかなか難しいので、
△ATQで、余弦定理より
12^2=AQ^2+8^2-2・AQ・8・cos∠AQT
144=AQ^2+64-2・AQ・8・(11/16)
AQ^2-11AQ-80=0
(AQ-16)(AQ+5)=0
AQ=16、-5
AQ>0 より
AQ=16

添付図 II で、Tを中心に半径 12 の円と直線AQとの交点がAになります。(図のA、A')
AQ=12 で、AQ=-5(向きが反対なので、「-」になります。) 

このように、負の値であれば、明らかに除外できますね。

また、接弦定理を使うと、
∠PTA=∠AQT
だから
cos∠PTA=cos∠AQT=11/16
△PATで、余弦定理より
AP^2=12^2+6^2-2・12・6・cos∠PTA
=144+36-2・12・6・(11/16)
=144+36-99
=81
AP>0より
AP=9

となり、答えが重解だから、除外する必要がありませんね。

基本的には、質問された、答えが2つ出るような解答よりは、
答えが1つにしぼれるような解答をするのがいいと思います。
「数Aの図形問題について、解説をお願いしま」の回答画像1
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

>PQ=4が不適であることは、
>TからAQに垂線THを引くと、△TQHで、
>HQ=QTcos∠AQT=8・(11/16)=11/2
>PQ>HQ だから PQ=4 は不適

なるほどです。
実は別のアプローチで解きなおしたとき、まさに接弦定理を利用する方法でAP=9を出せたのですが、一回目の回答でPQが二つ出た原因がわからなかったので質問させていただきました。

お礼日時:2015/11/23 16:28

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