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鶏は交尾しなくても卵を産み有精卵と無精卵がありますが有精卵は雛になりますが無精卵はならないと聞きました卵は子孫を増やす為のものと思っているのですがそうすると無精卵は食料になるためだけにあることになりますね→なぜそのようなことが起こるのか不思議に思いました詳しい方教えてください。

A 回答 (3件)

#1さんと#2さんでほとんど答えですが


もう少し付け足すと

人間は排卵してから卵管から支給までの間に
受精が起こらなければ着床もせず、そのまま生理になりますね。

鳥の場合は卵が排卵されて産卵されるまでの間に受精する仕組みになっています。
受精するときにはまだ殻はできていません。産卵までに殻ができます。

鶏の「きんかん」「たまひも」と呼ばれるという食材知りませんか?
地域によっては結構煮込んだものなどが総菜屋さんに売られています。
卵黄だけ、みたいな状態で卵巣~準備されています
これが卵管に送られ、最後産む前に殻が形成されます。

この殻を作るのに時間がかかるので逆に一日に何個も産むことも無理です。

もう一つに、たとえばインコなど卵を食用としない飼い鳥でも
発情を起こせば、卵を産みます。
鳥は、ある程度まとまった数を抱卵して育てますので
卵を取りあげると、その一定数になるまで卵を産み続けてしまいます。
そうなると弱ってしまって死ぬことや
寿命が短くなる
殻の形成が不十分で卵詰まりなどの原因になる、など悪いことがたくさんなので
偽の卵を何個か抱かせてストップさせるための卵も売っていたりします。

発情させないためには、明るい時間を減らして夜を長くするとか
栄養を摂りすぎないように粗食にするとか
無駄に接触したり愛情行動をしない、など飼い主でできることがあります。

逆を言えば鶏は電気で明るくして、栄養たっぷりに餌を与え
卵を産めばそれは自動的に転がってどこかへ行ってしまうので産み続けることになります。
それに耐える、そして毎日のペースで産むめるというのは
#2さんのいうように、我々がそのように品種改良し、毎日産める力があり
いかに毎日産んでくれるか飼い方も工夫しているからです。

だから野生で、食うことに汲汲としていたり
本来の発情シーズンでもないのに卵を産んだりってことはないですが…
もしかしたら交尾が失敗していて無精卵を産むってことは
あるかもしれないですが。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます
とても詳しい説明で人との違いがよくわかりました。

お礼日時:2015/12/21 21:00

野生の鶏は、一年間に50尾ほどしか卵を産みません。



ところが養鶏場の鶏にでは、1羽で年間に約340個の卵を産みます。

これは、より卵をたくさん産むように人間が品種改良で産卵率のよい品種の交配を重ねて、作り出した産卵マシーンの様な鶏だからです。

一般的に鶏の産卵月は4月のですが、養鶏場では人工的に日照時間を調整したり、温度や湿度を調整して、鶏が常に4月であると勘違いさせて毎日の産卵を促しているのです。

日本には、1億3千万羽以上の養鶏がいますので、ほぼ毎日、国民一人に1個の鶏卵が得られるくらいの生産体制に成っています。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます
人間によってコントロールされているんですね、勉強になりました。

お礼日時:2015/12/21 20:57

>卵は子孫を増やす為のもの


鶏のメスの場合、子孫を増やす為には、オスとの交尾を経て有精卵を産む必要があります。
一方、メスは交尾せずとも卵をうみます。これが無精卵ですが、人間でいうところの排卵と言えばわかりやすいでしょうか。 人間は月周期で排卵しますが、鶏は日周期で排卵するので、毎日卵を産むという仕組みです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます
なるほどそうですね、・・・明快な説明でよくわかりました。

お礼日時:2015/12/21 20:55

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