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過去のある女性を「お古」とか「お下がり」と表現することについて。

今から40年くらい前に上映された『幸せの黄色いハンカチ』の最後の脇役の男女のシーン。
女「わたし、処女じゃないよ!」
男「俺だって処女じゃないよ。」
2人は結ばれる。

同じ頃に放映されたTVドラマ。
路上にて、男が女に求愛するシーン。女「わたし、お古よ…。」
男「僕は過去にはこだわらない。これからの事にはこだわる。」
女は涙を流し、2人は抱きしめ合う。

それから、20年くらい前の長渕剛主演のドラマのシーン。20年くらい前になると、もう若い女性たちは彼氏とばんばんやってるのが当たり前の時代。処女は珍しくて国宝級とも言われていたらしい。その20年前になってもまだ、こんなセリフのやりとりがTVドラマでされている。
主役「おい、あの子は俺のお下がりだけどいいのか?」
男「はい。」
主役「そうかそうか。」

「私、お古よ…」とか「処女じゃないのにいいの」と念をおしたり、男が「俺のお下がりで本当にいいのか」と確認していることについて。
人を「お古」とか「お下がり」と言うのは差別用語にはならないのかなどうかなということ。
「お古」は誰かが使って使わなくなった物を使ってくれる人に譲る場合の言葉であり、「お下がり」は小さくなったりした衣類をまだ着れる体型の家族に着せて衣類代を浮かす時に使う言葉。過去に男性経験のある女性たちを「お古」とか「お下がり」と呼ぶことは失礼にあたらないのだろうか。

以上のシーンは当時まだうら若い青少年たちにどのような意味として伝わっていったのか。「過去のある女性って自分に引け目を感じていて、そういうことに寛容な男性でなければ結婚してもらえないんだ。」と無意識のうちにインプットされることはなかったのだろうか。

日本全国で見られた人気映画や視聴率の高いTVドラマでそういうセリフのやりとりがされていて誰も何も感じなかったのかなあ。

A 回答 (5件)

こういう表現は昔からあったように思います。



私の記憶にあるのは、吉川英治の「太平記」の中で足利尊氏の相手をつとめた女性を、尊氏の家臣が新田義貞に与えるような場面があって、
そのような女性を貰い受けて義貞の家臣が憤慨するというやり取りが書かれていたように思います。
尊氏は義貞の面子を考えて女性は尊氏の元に戻したような…。
昔の武士の世界を近代の小説家が描いたものですが…。

ドラマでは寺内貫太郎一家か何かで、娘を嫁に出すのに「傷ものだけど…」という描写があったような記憶があります。

視聴者が何も感じないというよりも、小説やドラマの中でショッキングなエピソード、登場人物の器量や人柄を示す場面で使われていたように思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2016/01/26 01:07

多分、「女は男の所有物」感覚が当たり前というかスタンダードというか疑問に思うこともなく通っていた、ンですよね。



男女平等とか、女子にも教育を、とか、女性参政権とか、まだ数十年ですし、
夫が暴力をふるっても家庭内の暴力は妻を半殺し以上にしても民事不介入で警察は手出ししません、みたいなこともDVという言葉が出てきた昨今の前、までは当たり前でしたし。

モノ、だったんですよね。
今はだいぶ良い世の中になりました。モノじゃないと戦った人たちの努力のおかげです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2016/01/26 01:07

こんにちは。



時代によって社会風俗は常に変化します。
現代は、全て法律によって縛り上げようとするという意味では、
進化とも取れますし、思考停止状態の簡素化社会とも取れます。

そうした時代の一面を切り取るのが、芸術や創作活動の役割の一つですので、
あなたが今お感じになっている違和感を、今後の人生にお役立てください。
あるいは、社会活動などに。

例えば、現在でもアクション映画の暴力シーンや、
サスペンスやホラーの残虐シーンは許されていますし、汚い言葉も許容されています。
10年後、20年後には、ディズニーアニメのように、
嘘で塗り固めた夢の国しか放送できなくなるかもしれません。
それも、善し悪しです。

大切なのは、他者を裁くことではなく、自身の感性や心をどこまで広げられるかであり、
過去の社会や風俗を振り返るためにも、「時代を残す」ことは大切だと思いますよ。
実際に行うことと、作品として残すことは別ですので、
実例でそうしたことが「現在行われている」のであれば、それはただの非常識ですが。

善を行うためには悪を知る必要もあるということをお伝えしたかったのです。

ではでは!
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2016/01/26 01:07

人を「お古」とか「お下がり」と言うのは差別用語には


ならないのかなどうかなということ。
   ↑
なりますよ。


過去に男性経験のある女性たちを「お古」とか「お下がり」と
呼ぶことは失礼にあたらないのだろうか。
    ↑
失礼にあたります。


無意識のうちにインプットされることはなかったのだろうか
    ↑
インプットされています。


日本全国で見られた人気映画や視聴率の高いTVドラマで
そういうセリフのやりとりがされていて誰も何も感じなかったのかなあ。
   ↑
時代が違う、ということです。

昔は身分制度があったり、奴隷がいたり、領主が
領民を手打ちにしたり、と、そういうことが当たり前
でした。

それと同じです。
当時はそれで何も、とは言えないかもしれませんが
それで問題無かったのです。

現代でもアラブ諸国では、首切りの刑などが行われて
いて、日本人なら眉をひそめるでしょうが、百年ちょっと
前には、日本だって同じことがやられていた訳です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます

お礼日時:2016/01/26 01:07

ドラマ自体を見たことはないのですが、参考程度に、、、


まずお下がり、お古の意味なんですけど、
元主(服に対しての主)の方が大きくなって着れなくなった、でもまだ使えるかなーがお古、お古から厳選してそれをあげることを自分側が了解している状態のものがお下がりなのでは、、、?
単語の意味は多分人それぞれ考えていることは違うと思いますけど、私の考えの場合、まだ使えるよ!そしてすでに別れちゃってるからいいぜ☆
だと思うんです。
しかもお古は女の人の自虐発言だと思います。
あとはお下がりですが、男の人が超絶やばくて女の人はすでにガバガバ(卑猥ですねすいません、、、)な状態でも、元好きだった人だし、彼女を渡すんだけど君はそれでもいいのか?と了解を求めているので、別に女の人を差別しているわけではなく、元は私のだったとただ男に主張してるだけのように僕は受け取ってしまいました。
僕の考えでは、まだ差別までは行かないんじゃないかなというのが筋です。ただ、失礼という場面では同感です。いきなり
「あの子俺のお下がりだけど」
って言われると心地よいとは言えないですし、、、
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2016/01/30 17:30

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