プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

ハワイのロイヤルハワイアンホテルへ行くといつも思うのですがホテルの中にたくさんのショップがテナントで入っているのはなぜですか?
もちろん高級ホテルの中でテナント料がたくさん入って儲かるかるのが一番の理由だとは思うのですがあの重厚なすばらしいピンクパレスの本館の中でフロントなどで使われている部分はほんのわずかですばらしい本館の一階部分のほとんどがテナントのショップで埋め尽くされています。
モアナサーフライダーはテナントなど一切入れず美しい本館は結婚式の撮影などに利用されたりグランドピアノが置いてあったり無駄ともいえる空間がとても優雅ですばらしいと思うのです。またモアナの二階部分はホテルの歴史を物語る資料の展示室として使われているのと比較すると施設の使われ方のあまりの違いに驚いてしまいます。
経営は同じスターウッドホテルチェーンなのに歴史ある両ホテルは現在まったく違う使われ方をしています。
両ホテルの大きさを比較すればロイヤルハワイアンホテルの方が敷地も建物もはるかに大きくショップでも入れれば一番簡単なのは十分にわかるのですがものすごく見苦しい状況にあると思うのです。
ロイヤルハワイアンホテルのせっかくのすばらしく重厚な建物のほとんどが資料展示室などとしては使われずテナントで埋め尽くされているのが不思議でなりません。
歴史ある高級ホテルらしくもっとほかの利用法もあると思うのですが。
それともずっと昔からロイヤルハワイアンホテルの本館はショップで埋め尽くされたホテルだったのでしょうか。
ロコは昔から大切な記念日にロイヤルハワイアンホテルのレストランで食事を楽しむ大切なホテルだと認識していることはわかっているのですが。
もちろん両ホテルともに現在では宿泊客の多くが日本人でオーシャンフロントがよいトイレにはウオッシュレットがついていなければならないとのことで新館のタワー館を建てて宿泊客の多くが今では本館には滞在せず新館タワーに滞在していることはわかっているのですが現在のロイヤルハワイアンホテルの本館のあまりにひどい使われ方に不満を感じています。
ロイヤルハワイアンホテルの歴史に詳しい方ぜひ教えてください。よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

これまでのご回答にもあるように、ロイヤルハワイアンはハレクラニなどとともにワイキキエリアでは高級ホテルのランクに属します。

また、モアナサーフライダーの前身はワイキキエリア最古の由緒あるホテルです。

ただその後、終戦当時から以降、路線バスやハイヤーなど運輸関連を主業として発展させた日本の大手商社K興業という企業が、ハワイでは1963年(昭和38年)にロイヤルハワイアン、モアナサーフライダー、シェラトンプリンセスカイウラニといった複数の名門ホテルを取得したほか、1973年(昭和48年)には近代的なシェラトンワイキキをも買収しました。

その当時から、これら4つのホテルはそれぞれ色分けが明確にされたと聞いております。まず同社の現地オフィスはシェラトンワイキキの館内に置かれました。シェラトンワイキキはグループの中でも近代的な色彩が強いホテルですが、収容力の大きさからやや一般向きのステイタスホテルとされ、日本や中国などからのパックツアーでは最も人気の高いホテルとされてきました。

それに比べて、ロイヤルハワイアンはマイタイなどといった著名なカクテルを生んだ伝統を今に残す荘重でややアパーな雰囲気をそのまま維持させ、客層もゴージャスな雰囲気を大切にしたい新婚旅行だとかやや富裕層にセットしていたようでした。

ちなみに、モアナサーフライダーは、当時はシェラトン・モアナサーフライダーと呼ばれていましたが、こちらは開放的な雰囲気を持ったコロニアル風ではあるものの、あくまでも同じく伝統を大切にする意味もあって、静かで小粋な雰囲気を大切にする客層へ向けて明確なステイタスをセット、ただ、向かい側のカイウラニは、唯一ビーチサイドでないことから、こちらは居心地の良さが人気のお徳用といったスタンス。

そこで、主題のテナントのことですが、まずモアナサーフライダーですが、こちらは、スペースにも限界がありますが、店舗数ははっきりと控え目、いわばリピーターが多く、そうガツガツと買い物に走らない落ち着いた客層向きといったところでしょう。それに比べてみると、ロイヤルハワイアンはなによりも華やかさが売り、ワイキキを楽しむというよりも、むしろ『非日常的な瀟洒な雰囲気を楽しみながらホテルライフそのものを満喫したい客層向き…』とでも言えばいいでしょうか、必然的に館内でのショッピングも事足りるだけの店舗数になってしまったというところでしょう。

ですが、おっしゃる通り、高級感を損なうやや雑然とした感じはいただけませんね。ただ、同じホテルライフそのものを満喫したい向き…と言いましても、ヒルトン村のようなまるでエンターティメントパークさながらのお気軽な庶民性までは避けているようには感じますけれどね。
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私も歴史はわかりませんが、仰るほど酷い使われ方をしているとは思いません。


ロイヤルハワイアンは、お書きになっているようにモアナサーフに比べて大きく、よく見るとココナッツラナイ(中庭に面した回廊のような場所)やローワーロビー(海に面したサブロビー)はかなり広くくつろげるし、写真も撮れる場所として開放されています。
それにフロントから中に入った部分は案外暗く、庭の広いロイヤルハワイアンの構造からすると写真撮影には向かないようにも思います。
一方モアナサーフはロビーが四角い形で、ロイヤルよりかなり狭いですよね。
フロント前もあまりスペースに余裕があるとは思えませんし。
それに本館にもテナントは数店入っています。車寄せを見ると右にカフェ(ホテルのではない外から連れてきたカフェ)やブランドショップ、左もショップが入っています。
ロビーが程よく四角く、しかもロイヤルより光が入るし狭いので見通しがよく、開放的に見えるのだと思います。
こちらで比較してみてください。
http://jp.collectionsofwaikiki.com/locations/map …
http://jp.collectionsofwaikiki.com/locations/map …
もともとモアナサーフはモアナホテルとサーフライダーホテルという別々のホテルが一つになったという経緯もありますから、本館は小ぢんまりしていたわけで、あまりお店を入れるスペースがなかったというのもあるのかもしれません。
ダイヤモンドウィングに通じる通路の部分まで含めると、現在ではコンビニまで入っていますから、ロイヤルより店は品がないとも言えます。
それに施設の使われ方という点でいうと、バニヤンツリーの横、ザ・ベランダの食事をしている人の真ん前でフラの講習なんかやっていて、見苦しいと思います。(狭いから仕方ないのです)
あと、お店は両ホテルともブランドショップだけではなく、ホテルにまつわる小物やティなどを扱うお店も入っていて、それはそれで旅の思い出になるのですから、そういうお店がないのがむしろさみしいと私は思います。
ロイヤルハワイアンのココナッツグローブに面した回廊でのんびりすると、そんなひどい使われ方ではなく、むしろ余裕があるホテル構造だと感じられると思います。
あとアーケードにつながる地下通路には昔の写真や小物が展示されていますよ。
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えーとあまり書く人がいないようなので・・



ロイヤルハワイアンホテルの歴史は分かりませんが、アメリカに住めば「ホテルとはそういうもの」であると認識されると思います。

つまり、ホテルとは「住(泊)だけでなく食も衣もそろう。衣食住の店舗の集まりである」ということです。
ハリウッド映画などを見ているとホテルの部屋で「下の階でドレスを買おう」というような会話がよく出てきます。たしか「プリティ・ウーマン」なんて高級ホテルの下の店舗でドレスを買い、横の美容室できれいにしてもらってステータスをあげていく話だったはずです。

つまりホテルの下の階が店舗やレストランなのは、むしろ「古いスタイル」なのです。昔は専門のショッピングセンターなどなかったからです。

日本の場合、かなり昔から旅籠と飲食店・旅支度の店は軒を並べて宿場町を形成していました。そのため日本人には「ホテルの中ですべての準備を済ませる」という意識がなく、そのため老舗のホテルでもホテルの中には最低限の店舗しか置かないようになったといえます。帝国ホテルなど都心に立っているホテルなら店舗が近くにいくらでもあり、たとえば三越の品揃えに勝てるはずもなかったからです。

しかし、ハワイはラスベガスなどと同様にアメリカの発展と共に成長してきたリゾートです。こういう場所には最初はリゾートホテルしかありません。ですから、ロイヤルハワイアンやモアナなどの古いホテルは下の階が比較的大きなショッピングゾーンになっているのです。

これとよく似た、しかしもっと古いスタイルがシンガポールのラッフルズホテルに見られます。
館内図に行けます。https://ryokoukankou.com/singapore/raffleshotels …


モアナサーフライダーの本館2階が展示室になっているのは実は日本の資本が入ったからです。バブル期に日本資本がモアナを買い、建物をオリジナルに忠実に修復し、その内容を展示したのです。モアナはワイキキにあるもっとも古いホテルですので、歴史的価値はピンクパレスよりも大きいといえます。もしくは歴史的建造物としての価値観の違いが日本人とアメリカ人にあるのかもしれません。

いずれにしても、ロイヤルハワイアンホテルは「古き良き時代」を感じることができる数少ないハワイの場所です。店舗は変わっても昔から人はここで買い物をしていたと思えば、それはそれで趣があると思います。
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モアナサーフライダーも 本館(旧館)は別にして 左右(東西)の建物には テナントが入っていますよ。

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