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真空管式アンプのプリ管を交換する場合、増幅率μ=GmxR(内部抵抗)ですので、Gmを合わせてマッチングをとるほうがいいように思うのですが、いまいち自信がありません。
出力管と同じようにIp(プレート電流)を合わせてマッチングをとったほうがいいのでしょうか。
なお、交換予定のプリ管は12AT7(ECC81) 4本です。
よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

確か、型番で増幅率は決まってると思ったので、型番さえ合っていれば大丈夫ですけどね。


12A◯7だと「12AT7→12AU7→12AX7」という順番で増幅率が大きくなります。
また、
特にプリ部では2系統(波形上下)に別れる訳では無く、サイン波のまま増幅されるので、それぞれがマッチして様が、して無かろうが、音には余り関係有りません。
ペア管を使うアンプの回路で多い、プッシュプル回路などは最終のドライバー管でサイン波形が上下に分かれて、別々にパワー管で増幅しますから、パワー管はペアマッチングされたものが良い訳です。
また、ドライバー管も内部の2つの増幅部(12A◯7は3極管×2部構成)の特性が近いものの方が良いと思います。

コレがClassAの回路ならサイン波は分離せず、1つのパワー管で増幅するのでマッチングも関係有りません。
最も多いClassABはプッシュプル回路に多いですが、Aの特性とBの特性の良い所取りで小出力(小信号)時にはClassA、大出力(大信号)時にはClassBという風になっています。
なので、ピッキングに寄って歪みが調整出来るわけです。
王道のMarshall LEADシリーズのパワー管の歪みとはこう云ったものなのです。
尚、このClassAとかの規格はパワー部の事で有り、プリ部に関しては関係有りません。

まあ、究極的には規格表に照らし合わせて、個体差を検出して、完全に回路とマッチングした特性のものを使う方が美味しいでしょうが、インバータ電源でも使わない限りは、電源からして電圧が上がったり下がったりするので、通常使いでは意味が無いと思います。
そもそも規格表に合わせて製造され、合格点のものだけ出荷されている筈ですからね。

余談ですが、直輸入品などで120Vのものが良く売られていて、100Vでも使えますよね?
左程変わらない印象ですが、内部ではB電源電圧が100V以上違うのですよ。
それでも、感覚的にはちゃんと使えますからね。
勿論、ステップアップトランスで電圧を上げて使った方が本来の設計の意図する張りの有る音ですけどね。
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この回答へのお礼

海外製のアンプは、Mcintosh MC-225だけしか持っていませんが、ステップアップトランスは使っていません。
本来、最低でもAC105V 60Hz必要ですが、当方の電源は60Hz98~104V程度です。
それでも確かに問題なく使えています。
ただ、整流管だけは気を使って、エミ減管はすぐに交換しています。
それは電源電圧よりも、整流管のドロップ電圧(5Y3で125mA流した時ー30V等)のほうが大きくなることがある、つまりエミ減管だと125mA流した時に二次電圧のドロップが100V以上になる場合もあるためです。

また、増幅率μ(ミュー)は、12AU7が18くらい、12AT7が60くらい、12AX7が100くらいですので、12AU7<12AT7<12AX7が正解です。

12AT7<12AU7<12AX7ではありません。間違ってます。

Ipもμ(Gmx内部抵抗)も実測するとバラバラですので、真空管屋さんは、Gmやプレート電流を測って、近似特性の管を集めてペア売りしているんです。
ただし、ほぼ均一の部品を作って作られた、同一ロットの真空管は、内部抵抗がほぼ同じですので、Gmを揃えれば増幅率の揃ったペアやクアッドができます。

と、間違い含めて、そんなことを尋ねたわけであはありません。

プリメインアンプに使われている12AT7 4本、増幅率が4本揃ったものと交換したらいいか、Ip(プレート電流)が4本揃ったものと交換したほうがいいか質問させていただいてます。

ご回答は、全く的外れの回答です。

お礼日時:2016/02/19 22:11

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