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こんにちは。
風景画家には現場主義の方がおられますが、常々疑問に思うことがあります。
私も理想を述べるなら、写真や記憶を元にするよりは、実際の風景に向き合いながら描いたほうがいいと思います。
しかしスケッチならともかく、油絵の場合は描くのに何時間もかかるわけで、その間、日差しや大気の状態は刻々と変わってしまい、初めに描こうとした景色とは違うものになってしまうのに、どうして限られた時間帯の風景を描けるのでしょうか?
同じ場所に何度も足を運ぶにせよ、大気の状態は日によって違うはずです。
プロの画家の方がおられましたら是非ご意見をお聞かせ下さい。
よろしくお願い致します。

A 回答 (3件)

現場で風景を描くことは、やはりとても大切のことです。

人間の目と、カメラで収録したものは、パースペクティブ、色調が大きくちがいます。ある程度写真を合わせることは可能ですが。しかし、仰せのように描ける時間に制限があるのも事実です。
 このような経験はおありでしょうか?。旅先で、素敵な風景に出会い、しばし佇み、持ち合わせの紙に10分位の凝縮した時間を費やしスケッチをします。戻られてから「何も見ないで、あの風景を描いてみて」といわれて、大凡描けると云うことに。
このように、風景を描く場合には、少なくとも数時間の凝縮したデッサンの時間を持たねばならないでしょう。後は、カメラの手助けでディーテルを保存し、アトリエ・ワークスと云うことなるでしょう。大方の風景画家もそうされていると思います。私は、風景だけではありませんが、そのような絵のばあいには、そのようにします。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
油絵であってもまず最初に非常に集中したスケッチのような短い時間が必要ということですね。
画家の中には油絵作品のために現場では水彩スケッチを行う方がいて、それなら写真でいいんじゃないかと思ってたのですが、なるほど、自らの記憶に強く留めるためというのなら納得出来ます。
大変参考になりました。

お礼日時:2016/03/06 15:50

画家でも何でもありませんが。



>その間、日差しや大気の状態は刻々と変わってしまい、初めに描こうとした景色とは違うものになってしまうのに、

だからこそ、現場に赴く必要があるのではありませんか?
「思い込み」と現実は違うのですから。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
繰り返しますが、この質問は現場で描くことの良し悪しを論じるのではなく、現場で描くためのコツについてお伺いするものです。No.1の方もそうですが、「理屈」や「思い込み」といった言葉で根も葉もない批判を展開される方が多いみたいです。質問の趣旨をよく読んでもらいたいですね。
ちなみに現場で描かないとすれば、そこで撮った写真を利用するということです。空想で描くというわけではありません。

お礼日時:2016/03/06 23:48

絵画というのは、目に見える3Dの情報を2Dに変換する部分に醍醐味があると思います。


そのまま描くか、デフォルメするか、それが画家のスキルということになります。
好みは人それぞれで、別の意見の方もいるでしょうけどね。
何をどう描くかもそれぞれの自由です。
確かに景色はどんどん変化しますけど、それを厳密に残したいなら写真を撮ればいいし、写真を模写するのもいいでしょう。
(スーパーリアリズムの方はみなさん、写真を撮ってから時間をかけて絵にしています)
刻々と変化する風景を自分の中で消化してキャンバスに投影できる人なら、別に問題とは思わないでしょう。
あるいは、モネみたいに速く複数描くのもありでしょうね。
あまり他人のことは気にせず、ご自身の絵を楽しめばいいのではないですか。
理屈で答えを一つにするなんて、ナンセンスだし没個性です。
まぁ私なら、世間の意見と逆を狙いますがね(笑)。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
確かに絵は自由ですが、私自身が現場で描けるようになりたいと思いながら、上記の問題のため難しいと感じているのです。

>刻々と変化する風景を自分の中で消化してキャンバスに投影できる人なら
この質問では、まさにそれを行うコツというか、指針というか、そういうことを聞いて参考にしたかったのです。
まあ、技術というよりは非常に感覚的なことで、説明も難しいかもしれませんね。

お礼日時:2016/03/05 10:47

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