10秒目をつむったら…

今まで小説に興味なかったのですが、
たまたま「転生したらスライムだった件」というWeb小説を見つけ読み始めました。

そして、この作品はライトノベル(?)のジャンルで書籍化もされており、
こちらも少し目を通してみたところ、
文章や設定が違うものの話の大筋は一緒という印象を受けました。
この作品みたいにWeb小説も出ており、書籍も出しているタイトルが多々あるようですが、
何故でしょうか?

内容に多少の違いはあれ、無料(Web小説)と有料(書籍)なら無料のほうが良いように思うのですが・・・?

A 回答 (1件)

読む側からの視点ですと、書籍の方がいいという人も多いと思います。


例えば私は、小説などはオンラインのものはとても「読みにくい」と感じます。
内容がどうのということではなく、オンラインの文章はほとんどが横書きなので、小説などのその世界に没頭したい内容のものは読みにくいと感じます。
私は幼い頃から本が好きでよく読んでいましたので、縦書きのものに慣れきってしまっていて、横書きの小説にはどうしても違和感を覚えます。
また、書籍の利点として、電源を必要とせずに読めるということもあります。
外出時、スマートフォンなどの携帯端末の電池が残り少ないようなときにでも、気にせず好きなように読むことができます。
それから、人によっては好きな作品を形あるものとして手元に置きたいという「コレクション」の要素を求める人もいます。
そういう人は、オンラインで読めるものに何の不満もなくとも、コレクションとして購入することもあるでしょう。

もちろん、オンラインのものにはオンラインのよさがあります。
閲覧するための端末(パソコンやスマートフォンなど)がひとつあれば、何冊読もうが置くためのスペースを用意する必要はありません。
先に挙げた外出時でも、充電の問題さえ解決すれば、重量を気にせず何十冊・何百冊に相当するものを簡単に持ち歩けます。
どちらにより利点を感じるかは人それぞれで、そのために色々な選択肢が用意されているのではないでしょうか。

そうした事情を鑑みて、出版社側は「書籍として出しても利益を出せる内容だ」と踏んで、書籍という形にして販売することを決めたのでしょうね。
最近では、漫画雑誌などではこういう流れが主流ですね。
オンラインで無料公開し、一定の人気があるようなら単行本として発売し、費用を回収するという形式のものが増えているようです。
「本」の在り方も、時代と共に変化してきているのでしょうね。
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