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こんにちは。

NaClはイオン結晶でありながら塩でもありますよね?
イオン結晶でありながら塩ではない、または塩でありながらイオン結晶ではないような物質は存在するのでしょうか?
イオン結晶と塩とは、定義上どのように違いますか?
両者の外延は一致しますか?

お願いします。

A 回答 (3件)

>塩でありながらイオン結晶ではないような物質


逆は希少ですが、こっちは沢山あります。何故か、安定なイオン結晶になるには陽イオンと陰イオンの見かけの直径がほぼ等しいことが要件です。だけどそれはかなりいい加減で、限界があるのですがもう忘れました。
ただし具体例は多いのです、つまり有機化合物は幾らでも大きな陽イオン、陰イオンとなれます。この場合たとえば対イオンが過塩素酸陰イオンや四エチル化アンモニウムの様な大きなイオンですと何とか結晶化しますが、これでも結晶かいと言いたくなる様な奴で摘まむと潰れる。さらに巨大なイオンになるともう対イオンが何でも結晶化は無理。
定義ですが簡単で結晶化出来なくても塩ではあり得る、それだけ。
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広い意味では、陽イオンと陰イオンが「イオン結合」しているもの(=固体)のことを「塩」と呼ぶようです。

陽イオン・陰イオンは何でもよく、金属、非金属、あるいは有機化合物でもかまいません。

ただ、No.1の方が書いているように、「イオン結合」している状態(=すなわち、固体の状態)のものしか「塩」とは呼びません。

結晶と固体について。実生活において、陽イオンと陰イオンが1セットしか存在しない(例えばNaイオン1個とClイオン1個が結合した1個のNaCl)ということはありえませんので、通常はイオン結合した物質は何セットも集まって規則的に配列し、「結晶」を作ります。つまり、イオン「結晶」と言った時点で既に「固体」ということを示しています。
ただし、「結晶」の定義も厄介でして、原子・分子が規則的に配列していれば全て「結晶」です。例えば糖類のグルコースも日常生活で見るときは結晶ですが、あれは炭素・水素・酸素の各原子が共有結合してできた分子が規則的に配列することで「結晶」となっています。
「イオン結合した固体→結晶」は正しいですが、「結晶→イオン結合した固体」は誤りです。

長々と書いてしまいましたが、多分「イオン結合した物質(=固体)」=「イオン結晶」=「塩」という理解で良いと思います。

蛇足ですが、NaClは「食べることのできる塩」ということで「食塩」と呼ばれているようです。知っていたらごめんなさい。
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車がついているものと、乗り物の違いって何でしょう。


 ・・滑車も戸車も車ついているけど乗り物じゃないし、飛行機は車じゃないし

★NaClはイオン結晶でありながら塩でもありますよね?
 気体の塩化ナトリウムは分子ですし、水に溶けているときや溶解したらイオン結晶じゃない
 石鹸は高級脂肪酸とナトリウムの塩だけど分子性結晶

 イオン結合とはなにか、塩とは何かを理解するとこの二つを比較すること自体が間違っていることがわかる。
だって
イオン結合とは、【固体の結合理由】であって、イオンがクーロン力で結びついている状態
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