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身近な人より第三者の話しの方を信じてしまう現象を
心理学かなにかわすれたのですが、以前フジテレビの深夜も日産提供
の番組で、XXXXXXXXと言ってたのですが、どういった用語
か忘れてしまいました。
ご存知の方教えて下さい。

A 回答 (6件)

あえて言えば・・・ですが、


「スリーパー効果」ではないでしょうか?
時々、スリーパー効果について間違った紹介をしているメディアがあるのですが、そういうときの論調は、まさにおっしゃるような内容になっているので。

スリーパー効果とは、信憑性の低い人からの説得であっても、ある程度時間がたつと説得力を持つようになる、という現象を指します。なぜそのような現象が起こるかと言うと、この現象を報告したホブランドらの言葉を借りると、「説得者の信頼性に関する情報は比較的忘れ去られやすい」からだとされます。

つまり、こういうことです。

あまり信頼できない人から何かの話を聞いたときは、聞いた情報の内容がどのようなものであれ、「言った人のことを信頼できないから」という理由によって、その情報を信じる気になれません。しかし、ある程度時間がたってしまうと、「誰から聞いたのか」「その相手は信用できるのか」ということはどうでもよくなってしまうため、「こんなことを聞いた」という内容だけを思い出しやすくなり、その言葉を信頼してしまうことになるのです。

ホブランドらの実験では、「信頼できる人」からの説得と「信頼できない人」からの説得の効果が、時間とともにどのように変化するかを測定しています。そして、説得を受けた直後には「信頼できる人」からの説得には誰もが応じるのですが、「信頼できない人」からの説得には誰も応じようとしません。しかし、説得から4週間たった後でそれぞれの効果を測定すると、「信頼できる人」と「信頼できない人」の説得の効果はほとんど差がなくなってしまうことがわかりました。人によっては、むしろ「信頼できない人」からの説得の効果のほうが大きくなってしまっている場合すらあったようです。

これを「身近な人」と「第三者」に置き換えてみれば、理解できますね。つまり、「身近な人」は当然その身の上がわかっているので「信頼できる」ことになる一方、「第三者」はその身の上がわからないので「信頼できない」と言うことになります。

何はともあれ、テレビ局は学術的な研究も都合のいいように捻じ曲げて紹介しますので、注意が必要です。スリーパー効果の研究でも、「信頼性の低い人からの説得のほうが信じられてしまう」とまでは言っていません。ですが、心理学者(自称)の富田○○○さんなどは、こういう研究もテレビ受けするような紹介の仕方をしてしまうので、一般の方に誤解を与えていることがしばしば見受けられます。(もっとヤバイのは「あるある大○典」のような健康促進番組ですけどね・・・!)
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
なんといいますか、、。よく会社などで、噂話しなどがありますよね。周りの噂など信じないで、身近な僕を信じてよ。
みたいなかんじです。根も葉もないデマとか流されると、
人はなぜか本来、一番情報を持ってる相手の事を忘れて
コロッと親しくない人の言う事きいちゃうような、、。
>これを「身近な人」と「第三者」に置き換えてみれば、理解できますね。つまり、「身近な人」は当然その身の上がわかっているので「信頼できる」ことになる一方、「第三者」はその身の上がわからないので「信頼できない」と言うことになります。
なんか僕の質問の逆のような、、、。
でも、ひとつ勉強になりました。スリーパー効果。
テレビではスリーパー効果とは言ってなかったなぁ、、。
う~~ん、思い出せない、、。

お礼日時:2004/07/29 07:44

ひょっとして「第三者効果」と言っていたのではありませんか?



政治学や社会心理学でいうところの本来の「第三者効果」とは
マスメディアによる影響は自分にはないけれども
他人には大きいはずだと認知してしまう現象のことです。
またこれとは別に
法律用語としての「(対)第三者効果」というものもあります。

いずれにしても
ご質問のような現象を「第三者効果」と呼ぶのは誤用ないし通俗用法であって
学術的な用語法ではありません。
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この回答へのお礼

あるほど、、。ありがとうございます。
そうか、、。社会心理学っていうのがあるんですね。
これも勉強になりました。

お礼日時:2004/07/29 11:16

#2です。



ほかの可能性としては「三角測量効果」というのがあります。

芸術作品の価値や人物の信用度など
客観的なものさしの存在しない事柄について判断を下す際に
われわれは他者の意見を参考にしますが,
これは「社会的比較過程」と呼ばれます。

このとき自分と同じ境遇で利害を共にする人よりも
背景も利害も異なる人と見解が一致するほうが
その見解の妥当性が高く評価されるというのが三角測量効果です。

その一方で
好き嫌いといった純然たる主観的価値判断については
自分に近い立場の人と見解が一致することで確信が高まると報告されています。

「身近な人より第三者の話の方を信じてしまう」というのとは微妙に異なりますが,
参考まで。

参考URL:http://www.s-shibuya.com/papers/comparison.html
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
またまた、不思議な三角測量効果という言葉がでてきました。
すいません、物知らずで、また、学が増えました。

お礼日時:2004/07/30 22:53

#1です。



書き方が悪く、誤解を与えてしまった部分がありましたので、補足いたします。

*************************************************

>これを「身近な人」と「第三者」に置き換えてみれば、理解できますね。つまり、「身近な人」は当然その身の上がわかっているので「信頼できる」ことになる一方、「第三者」はその身の上がわからないので「信頼できない」と言うことになります。

*************************************************

上記の表現ですが、これをスリーパー効果に当てはめると、以下のようになります。

身近な人は基本的に「信頼できる人」ですね。ですので、その人から何かの情報(噂話など)を聞いた直後は、その噂話が信頼できるモノであるかのように感じますが、その「信頼感」は次第に失われてしまいますので、時間がたつと、最初ほど信じられないものになってしまいます。
一方、第三者は基本的に「信頼できない人」ですので、噂話などを聞いても、その直後はあまり信じる気になれません。しかし、「信頼できない人から聞いた」ということは次第に忘れられてしまうので、時間がたつと、意外と信じられる噂のように感じてきてしまうのです。

このように、「信頼できない人」から聞いた情報であっても、時間がたつと「信頼できる」ように感じてきてしまう現象がスリーパー効果です。

まぁいずれにせよ、テレビで紹介していたのはスリーパー効果ではなかったようですね。どのような状況で起こる現象なのか、というような情報があれば、他の理論を当てはめられるかもしれません。

あ、ちなみに、私の紹介したスリーパー効果も、#2・3でDiogenesisさんが紹介してくださった諸理論と同じく、社会心理学における古典的な理論です。社会心理学は「人間は他者からどのような影響を受けるか」「他者のことをどのように見ているか」「対人場面ではどのような行動が起こるか」と言った、「人間関係」全般を研究しています。これを機に、心理学に興味を持ってもらえると嬉しいです。
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この回答へのお礼

またまた、ありがとうございます。
>心理学に興味を持ってもらえると嬉しいです
ちょっとした、やさしい心理学本でも買ってみようと思ってるんですよー。
例えば、人に従う、人を動かすにしても、マインドコントロールとは
いかないまでもそういうのあるじゃないですか、、。

お礼日時:2004/07/30 22:59

違うような気はしますが、一応この用語を紹介します。



犯罪心理学では特殊な状況下(非日常的なシチュエーション)で他人の意見を受け入れ安くなったり、共感しやすくなる傾向を「ストックホルム症候群」と呼んでいます。犯罪心理学の用語なので、主に加害者と被害者間の関係においてですね。これについての説明は以下のURLで。最初にhを追加してください。
ttp://www.angelfire.com/in/ptsdinfo/crime/crm3gsto.html

それから、legsさんのおっしやっている番組は今年終了した「お厚いのがお好き?」というフジテレビ深夜の番組かもしれませんね。私はこの番組好きでよく見ていたのですが、日産自動車の提供でした。ただ自分が見ていた中でそのような用語が出てきたのかどうか・・・思い当たるふしがありません。見ていない回もありますし。ちなみにフジテレビのホームページにこの番組の紹介ページも残っているので参考になるかも。参考URLは以下です。では。

参考URL:http://www.fujitv.co.jp/b_hp/oatsui/
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この回答へのお礼

ありがとうございます!
ストックホルム症候群これ、知ってます!
アンビリバボーとかネゴシエーターなどの番組でやって
ました。
「お厚いのがお好き?」の前?かわすれましたが、
アリとキリギリスの人でてたか、もっと前か忘れましたけど、、
なんか、タイトル変われど、あの番組、流れ同じ匂いですよね、、(笑)。この前までやってたのは物語、伝記ものだったような、
僕がみたのはフロイトとかもやってました。でもどの時期
にやってたのを見たかまったく忘れちゃいました、、。

お礼日時:2004/07/30 23:08

「人を信じること」あるいは「マインドコントロール」に興味をお持ちでしたら、こちらの本をご覧になってはいかがでしょう。



西田公昭著 セレクション社会心理学18 『「信じるこころ」の科学:マインド・コントロールとビリーフ・システムの社会心理学』(サイエンス社)

 西田先生は日本でのマインド・コントロール研究の第一人者で、我々がどんなときに人の事を信じてしまうのか、そもそも「信じる」とは何なのか、と言ったことを研究しています。ご紹介した本はそれらの研究をわかり易くまとめた本で、心理学を知らない方が読んでも、問題なく理解できると思います。
 さまざまな宗教団体や某社会主義国家におけるマインド・コントロール、洗脳なども研究しておられ、言うなれば「今が旬」の研究者です。(もっとも、その旬が10年以上続いているんですが…)

参考URL:http://nursing.u-shizuoka-ken.ac.jp/~nishidak/
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
私も、興味を持ちまして調べた
ところ西田公昭先生の本にたどりつきました。

お礼日時:2004/07/31 19:12

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