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男性ホルモンのテストステロンが多い男性は孤独願望が強くなるという記述をよく見るのですが、その理由はなんですか?

確かに男性の中には、人と一緒に暮らせない、他人が家にいるのは嫌だという人が結構いますよね?
ある男性芸能人もテレビでそのようなことをよく言っていて、自分は結婚不適合者だというのを耳にします。

何故テストステロンが孤独を好むようになるのかわかりませんが、ある意味結婚相手としては欠陥がああっても、男としてはそっちの方が正常なのかもしれません。

A 回答 (2件)

促進になるかどうかは分かりませんが…


男っぽいくて気性が荒くてとうようなタイプで
稼ぐことはできてても
自分の事は自分で出来てなかったりの方もおられたり
自分が稼いでる分
同等の別の負担を奥さんに押し付けようとしたりすると
結婚しても続かないパターンもあるような気もします。

結婚相手としては欠陥があっても男としてそれを全うしたいならそうしたらいいと思いますが…
誰かに酷い目に合わせる行為になってしまうとどうかと思いますね。

もともと孤独を好むのか…
周りに合わせられなくて生活が難しく孤独になるのか
解釈はいろいろだと思います。
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大脳生理学の専門家というわけではないのに回答して恐縮ですが…。


いくつか、自分が知っていることを書きたいと思います。

はっきりしていることはテストステロンという一つのホルモンだけでそのような性格や性向が決まるわけではないようだ、ということです。
少し昔の実験には、テストステロンを人に投与してみてどういうふうな変化があったか、ということもやったようですね。
今同じことが可能でも、もっと違う実験デザインになるでしょうし、結果も変わってくる部分があるかと思います。

話が変わるようですが、ストレス反応について話します。
ストレスに対する反応には性差があることが知られていて、ストレスが度を超すと男性は一人になって他人との接触を断ちたがり、女性は友人や親しい関係の人間が集まっているところで慰めたり励ましたりしてもらいたがります。
念のため、これは傾向の話ですので、ストレス源の種類や、個人では反応が違うこともあります。
女性のストレス反応はわかりやすいです。自分が弱っているので仲間に助けてもらいたい。
男性の反応は、これは同種の人間を敵=競争相手とみなしているためです。
これは男性、生き物のオスがライバルである同種のオスとの競争に打ち勝って子孫を残すことを命題としているためです。

テストステロンは攻撃性をつかさどるホルモンのひとつです。
これが高いレベルにある人間は、攻撃性が高い、つまり、敵を打破して資源を獲得するのに適しているということになります。
敵といってもいろいろですが、周囲の同種も敵か、利用可能な資源かのどちらかです。
強さで資源を集めることができるのなら、他者から分けてもらうということが不要になります。
他者から分けてもらうのには友好的な関係を結ぶことが必要になります。そのために共感性が高く、攻撃的でなく、社会性が高い必要があります。自分が弱くても集団でいることによって敵から逃げられたり、生きていく知恵を分かち合ったりすることで生存率を高められるでしょう。
これは女性の生き方です。
攻撃性はその逆です。つまり男性の生き方です。
強いと、一人でいても生き延びられます。むしろ他のものは自分が資源を独り占めするじゃまにしかなりません。

性差は人間以外にもあって、哺乳類の場合、どの種でも性差は人間の性差とよく似ているそうです。
特に攻撃性についてはです。どの動物学者も、基本的にオスのほうが攻撃性が高く、青年期を迎え繁殖期を迎えると幼いころのように親しみを見せず、攻撃的になり、群れや親から離れて遠く放浪するようになる、といったことを言います。
哺乳類は、何千万年もの間、オスはオス同士でメスをめぐって縄張りを争って繁栄してきた子孫が私たちなわけです。

話をテストステロンに戻して、このホルモンレベルが高く、攻撃に適したように生まれると、社会性や共感性も低めになりがちです。
これは仕方がありません。攻撃に他者を慮る能力は不要、むしろ足を引っ張るだけだからです。誰かを殴るときに、殴られたら相手は痛い、だなんていちいち共感していてはひるんでしまいますよね。それでは競争に勝てません。
社会性がないと、他人の考え方を受け入れないとか、理解できない、しない、のです。客観性を欠くということです。
そうすると、自分の立場からのみ考えて「自分はこう考える。この論理は正しい。ゆえに、相手が間違っている。」と即断する傾向があるんですよ。
こうした傾向について一般書に近い本に、読みやすいのでお勧めです。

間違っていると感じたらどうするか?攻撃性が高く共感性が高い人間がやることはご想像がつくかと思います。その相手を攻撃するんです。
そうすると、攻撃性が高いタイプの人間にとっては他人が(間違ったことばかりやらかす)うっとうしい存在でしかないでしょうし、またそうでない人間にとっては一緒にいるのには耐えられない相手、ということになります。

私はテストステロンが高いタイプを「男性として正常」だとは思いません。
これは一つには、テストステロンだけで決まるわけではないこともあります。
が、犯罪者をテストしたところ平均よりもテストステロンレベルが高かったり、ある遺伝子異常(Y染色体が複数あるためテストステロンが高い)の者は高確率で暴力的な犯罪を犯しやすい、という研究があるためです。
また、このレベルが高いほど、他人を「モノ」としてみなす傾向が強くなります。
それって、脳の作りという定義では違うかもしれませんが、行動はサイコパスそのものじゃないですか?
人は社会性動物です。同種である他人を受け入れられない、どうしても攻撃してしまう、自分の満足のための踏み台にしかとらえられない、そういうタイプは確実に一定数存在するわけですが、哺乳類の進化のやり方が生んだ「やりすぎ」の存在だと思います。

なぜ「男として正常では」と思ったのかはわかりませんが、正直言って、全人類がそういうタイプばかりになれば人類の生存はその分だけより緊迫した状況だと思います。
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