クラシック
楽器ができなくても音を言葉として理解できるものですか?
小川のちょろちょろ
隠しきれない悶々
あんまり楽しそうなダンス
凍てつくみずうみ
かくれんぼに追いかけっこ
愛の溢れ出したの
楽器ができない私は↑のように勝手なイメージと重ねて楽しむことしかできない。奏者であれば、たとえばピアノ左手の高音で語るとか、管楽器お腹の底から語るなど、楽器を使って語る側の気持ちをなぞることができますよね。
やっぱり、音楽は楽器ができないと理解できない言語という側面があるのでしょうか(´・_・`)
No.5ベストアンサー
- 回答日時:
無意識に感じている部分と、論理的に感じている部分は、あると思います。
たとえば「この風鈴の音は、ディーンという感じで、なんだか気持ち悪い」というのを
論理的に「この風鈴の音は、不協和音だから気持ち悪い」なんて言う人もいますよね。
感じたことを分析して説明できるという意味では、楽器に親しんだ人は作者の意図を理解しやすいと思います。
でも、むつかしい言葉で語れなくても、良いものは良いのであって、「小川のちょろちょろ」と感じたなら、それも理解の一つってことでよいのではないでしょうか。
そういう表現の方が言い得て妙なときもありますしね。(^^)
むかし「音楽は無意識に数学するものである」と言った人がいました。誰だったか……
No.6
- 回答日時:
>奏者であれば、たとえばピアノ左手の高音で語るとか
>管楽器お腹の底から語るなど、楽器を使って語る側の気持ちをなぞることができますよね。
それはただのテクニカルな問題なのではないでしょうかね?
音楽、音、が語るものとは別というか。
たとえば奏者であれば分解して能動的に音を発しないといけない分細かい分析ができますから
そういう側面もあるにはありますが
聞く側、研究する人なんかでもそれはできますし。やている人もいますね。
でも音楽という形にする以上、音楽そのものから感覚的に伝わるから意味があるのだと思います。
詩や歌詞も詳しすぎる状況説明や言葉を排して
短い語に意味を押しこめることで
受け取る側もその向こうがわを拡大解釈でき、共感できるというか。
楽器ができないとできないのは「音楽で語る」ことだけだと思います。
それでもコラージュ的な作品にするとかで何かを語ることはできるかもしれませんが。
なので、まあ音楽に込めた音を言語として理解するのに必要だとしたら
楽譜を読む、スコアを読む、音楽理論を理解して
分解し、作者の時代や背景を知って分解する
っていうのができれば「ここの低音のラは~を表現している」とかはわかるかも。
でも、今までつけられてきた解釈やサブタイトルなんかも
元の意味や作家の意図はそうでもないよ、ってこともありますからねぇ。
音楽で語る、音楽で理解するという以上、感覚的なものであるべきだと思います。
奏者や漠然とやっていてはできないのでそうじゃないかもしれませんが。
そうじゃなければ、音楽で伝え、聞いて楽しむ意味がないと思いますから。
それに奏者はもっと別なこと考えてるばあいもあるしね。
ここの○○を表現する音、を「どう途切れさせずまっすぐのばそうか」とか
「どこで折り返せば効果的か」とか
「どこでブレスしようか」とか
なんかまあいろいろ忙しいというか。
音楽として、音を言語として楽しむ以上に
メカニック、テクニカルなことを考えて聞いてしまう部分もあるのでは?
作曲者は音楽を作ってるわけでその全部の楽器を演奏できるわけではないですしね。
ただ、演奏がわから語りたい、体感したいというなら
楽器を何か始めればいいと思いますけど。
No.4
- 回答日時:
正しくはって言い切ってますけどその考え方は要注意です。
残された書簡や文献の解釈の仕方(訳し方)にもよりますし、作曲家の経緯や発言に対する見解は実際研究者や時代によっても驚くほど違ったりしますよ。実際自分が文献で見たのは前に挙げたようなニュアンスの方に近かったです。あなたが見つけた情報は皆出元が同じネット上のソースから取ってきたものなのでしょう。だからといってそれが「一般的」というわけではありませんよ。
昔の人のことは誰も本当のことを知るよしもありませんし、「誰にとっても事実が1つ」ならそもそも研究者なんて不要。事実が1つにならないから研究者がいるのです。その辺は誤解なさらないで。
知識で「音楽」を捉えたいとあなたが思うなら、実は手当たり次第に他人の知識を真に受けることなんかよりも、まずそういった基本的なことから知ることが一番でしょう。
文法・・・音楽で言うなら「語法」は、「これが見せたかった語法だよ」とそれ自体を人に伝える為にあるのではありません。あくまで「自分がしたい表現」を達成するのに必要とあらば用いる「ツール」です。ツールは一人歩きしてはならない。(それが「音楽において、言葉は音楽を超えない」の意味でもあります。)・・・真の優れたアーティストにとってそれは当たり前のことなのだと私は思います。
これらを理解した上でなら、理論や語法や背景を知ることも邪魔にはならないと思いますよ。
それから気になった点がもう1つ。音楽は「言葉の代わり」ではありません。「何かの代わり」とか「何かを表している」わけではありません。音楽は音楽です。その逆も言えるのですが。それが音楽の基本であって「音楽ではない何かを表す」というのも確かにありますがむしろそれが派生品ですし、例え「何かを表す」為に作られていたとしても、聴き手にとってはそれは全く重要なことではありませんよ。聴き手がどう受け取るか、それが全てです。
ちょっとググッたんだけど出典よくわかんなかったの。日本語と英語で格言がヒットした。フランス語はわかんないからパス。どれもあなたの書き込みとはだいぶニュアンスが違うように思ったから敢えて「正しい」なんて言った。よかったらあなたの引用元を教えてね。
外国人の話してる言葉がわかんなくてもなんとなくイイ気分だなYeahと感じることありますょね。そりゃ、伝わるものしか伝わらないんだから、それがそのときに起こる全て。雨音に何を感じるかだって好きにすればいい。だけど、気になる。それだけなの。
No.3
- 回答日時:
ドビュッシーは「言葉が意味を失ったところから、本当の音楽が始まる」といった言葉を残しています。
これは音楽、ひいては芸術というものの本質を的確に表していると思います。この意味がある程度わかれば「楽器をしているorいないから云々」ということを語ること自体が、音楽においての最大の「無意味」だということがわかると思います。
音楽は、理屈でも言葉でもイメージでもなく、「音」です。
>やっぱり、音楽は楽器ができないと理解できない言語という側面があるのでしょうか
根本的な話になりますが、「人には様々な経験や本能があり、物事の見方や捉え方は様々」ということが言えると思います。
つまり、あるバイオリニストにしか見えないことはあるし、楽器をしないあなたにしか見えないこともある、ということです。
具体的に言うなら、楽器をしているアマチュアは星の数いますが、音楽を捉えたり語ったりする時に、「演奏者視点」でしか見れない人というのは本当にたくさんいます。もうこれは「曲芸」「パフォーマンス」とか「スポーツ選手」みたいなもので、「音楽」ではないんだと思います。実際、ピアノを数10年もやっているというのに音楽理論1つ知らない人もたくさんいると思います。いえ別に「勉強すべき」というのではないんです。ただ、音楽というものに本気で向き合っていればそういった「音楽の成り立ち」みたいなものについては「自然と知りたくなるものではないか?」という疑問はあります。でもそうならない理由は明確。確かに楽器を演奏するということは大変で重ねての熟練や時間が必要ですが、そのせいでその人にとって音楽が「技巧やパフォーマンスを見せる曲芸」でしかなく「音楽」として見てないからそこまで思考が及ばないのでしょうね。
つまり、何を学んでいようがいまいが、何が出来ようが出来まいが、鋭い人は鋭いし、鈍い人は鈍い、それだけということです。
調べたら正しくは「言葉で表現できなくなったとき音楽がはじまる」ですね。
単語を使う代わりに音の文法を使って表現する。音の文法を識っている人はそれを理解できる。
識っている人…?
A.生まれながらに感じ取れる人
B.学んで感覚を身につけた人
C.学んでもわからない人
音楽的な素養や教養の類はないよりあった方が楽しめると思います。私はどちらも無いので自分のペースで情報を入れながら聞いています。
No.1
- 回答日時:
そんなことはないと思います。
楽器ができないと音楽が理解できないのなら、コンサートやライブは成り立ちませんよ。
音楽は聴いて、聴き手がそれぞれに何かを感じ取れば良いのではないかと私は思います。
モーツァルトよりも前の音楽家の多くは貴族の楽しみの為に作曲することが多かったのですから、その楽しさを単純に感じてもいいと思いますし、
私は、時代背景や政治情勢等を思い巡らせて聴くこともあります。
ありがとうございます。
全く理解できないだなんて思ってないんです。そーゆう側面もあるんじゃないかなってこと。むらさめさんにとっては、とるにたらない小さなことでしょうか?そもそも、あなたは楽器できる人なんでしょうか。
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