二遺伝子雑種の遺伝について質問です。

二遺伝子雑種の遺伝について質問です。
「遺伝子型AABbの個体とaaBBの個体を交雑した時の次代の表現型の分離比を答えよ。ただし、表現型は〔〕に遺伝子記号を書いて示せ。」という問の答えは「〔AB〕：〔Ab〕：〔aB〕=2(1)：0：0」になると思いますが、この答えにたどり着くまでの手順を教えて下さい。

また、この問題を表にすると画像のようになると思いますが、なぜ表では左下がaBなのでしょうか？これはABやAbでも良いのでしょうか？(表の場合どこに何を入れても答えは変わらない？)

この問題を人に口頭で説明しないといけないのですが、自分自身あやふやな所が多く全面的に正しい説明が出来る自信がありません。

色々と質問をしてしまいましたが、生物について詳しい方のご回答をお待ちしております。

No.3 回答者： icc_ts_com 回答日時： 2016/11/02 14:28

人に説明するんですね。

二遺伝子雑種の場合は、まず二つの遺伝子が、連鎖しているのか、独立なのかという事を確認しなければいけません。おそらくこの問題の解答を参照して1：0：0を知ったと思いますが、問題文のどこかにその記述があると思いますので、探して見ましょう。

さて、表に関しては、どちらでも良いと思います。書きやすい方で記述すれば良いです。
今回は、独立した遺伝として考えます。
独立遺伝であれば、表を書かない考え方ができます。
遺伝子A(a)と遺伝子B(b)は、互いに別の染色体上にあり、独立して遺伝すると考えた場合、AABb×aaBBの交雑を、それぞれAA×aa、Bb×BBに分けて考えます。
遺伝子A(a)に関してはAA×aaなので、子は[A]しか現れません。
遺伝子B(b)に関してはBb×BBなので、子は[B]しか現れません。
つまり[AB]しか現れないということです。
簡単な整数比であらわすと、[AB]:[Ab]:[aB]:[ab]＝1：0：0：0
です。

他にも、AaBb×AaBbであれば、Aa×Aa＝[A]：[a]＝3：1、Bb×Bb＝[B]：[b]＝3：1
つまり[AB]：[Ab]：[aB]：[ab]＝3×3：3×1：1×3：1×1＝9：3：3：1となります。
これは独立する遺伝ですから、配偶子の分離比が互いに影響しないという前提があります。

2つの遺伝子が同一の染色体上にある場合、連鎖・組み換えを考えるので、配偶子の分離比が１：１：１：１などにはなりません。本来であれば、ここで初めて表を書いて次代の表現型をもとめる方法を使います。

さてどうでしょうか？

No.2 回答者： tekcycle 回答日時： 2016/11/01 23:18

いきなり交雑のことを考えるのでは無くて、まずは各々、どういう配偶子(？)の組み合わせを出現させるのか、を考えなければなりません。

まずはそこまでやった物を見せてください。理由も添えて。
その上で、表の上列は何なのか、表の左列は何なのか、です。

No.1 回答者： Tacosan 回答日時： 2016/11/01 12:18

両親のそれぞれからどのような遺伝子型の配偶子がどのような割合でできるのかを考えればいい. それだけの話.

この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
AABb×aaBBの個体を交雑したとしても、結局は優勢のABで割合が決まってしまうことは解けました。
しかし、表の問題についてイマイチ納得できる答えが出ません。宜しければ表についても教えて下さい。

お礼日時：2016/11/01 12:50