マスターキー遺伝子とホメオティック遺伝子の働き方

専門的な知識がある方にお伺いします。（説明はなるべく簡単にお願いします…）
学校の理科で、NHKの映像教材を見ました。
そのビデオではマスターキー遺伝子とホメオティック遺伝子についての説明がありました。
それぞれが何をするかは理解できました。
しかし、映像だとDNAを表現した鍵付きの本に、さまざまな鍵状の物体が飛び込んできて、そのうち一つがフィット、情報が得られる　というものでした。
間違った内容を表現しているわけではないと思いますが、抽象的すぎてわかりません…
ホンモノのときにそんな風になっているはずがないですよね。
マスターキー遺伝子はどのようにしてDNAに接触して情報を開示させるのでしょうか。
核の外にはDNAは出ない（RNAが出ますが）ですし、開いた情報を何がどう使うのかもいまいちわかりません。
次のテストに出るようなので図にまとめたいです。まとめられるように、疑問や矛盾を解消しつつ、複雑すぎない説明をぜひよろしくお願いします。

質問者からの補足コメント

• マスターキー遺伝子はDNAの情報を開示させ、「設計図」を引き出す。
  ホメオティック遺伝子は何か重要な部位で働くということでしたっけ。
  私の認識が間違っているようでしたらご指摘お願いします。

    補足日時：2017/10/14 11:21

No.1 回答者： doc_somday 回答日時： 2017/10/13 20:03

元研究者です。

マスターキー遺伝子はＮＨＫが勝手に造語したらしく、googleにはこの質問しかかかりませんでした。もちろん英文でも牽きました。
他方ホメオティック遺伝子は山ほど当りました。ホメオティック遺伝子には二つの機能があります。当たり前なのが発生生物学で生物の身体が出来るときに他の組織と協調しながら成体を作る時に働きます。もう一つはホメオティックの名前から分かる様に既に成体となった生物の一部が「狂った機能」を発現したとき、そこを破壊し、正常な部分に置き換える機能で私も初めて知りました。

この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
ホメオティック遺伝子は、がん細胞を殺すということですかね。私も全く知りませんでした……びっくりです。

お礼日時：2017/10/14 11:17