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シューマンのピアノ曲に「サンタクロースのお爺さん」という曲があります。
原題が「Knecht Ruprecht」ですが、なぜ「サンタクロースのお爺さん」というタイトルなのでしょうか?

A 回答 (1件)

「子供のためのアルバム」作品68の第12曲ですね?



原題は「クネヒト・ループレヒト」ですが、これはドイツの風習における聖ニコラウスの同伴者(従者あるいは助手)とのこと。ドイツでは「クネヒト・ループレヒト」で分かるのに対して、日本では「何、それ?」ということなので、正確ではないが分かりやすいタイトルに変えたのでしょうね。

下記のWikipediaには、
「聖ニコラウスの日(12月6日)に聖ニコラウスとともに現れ、悪い子供を懲らしめる。よい子にご褒美を与える聖ニコラウスがサンタクロースの原型であることから、これと対比して「黒いサンタクロース」などとも呼ばれる。」
とあります。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%8D …


ピティナの解説にも、下記のように書いてあります。
http://www.piano.or.jp/enc/pieces/4779/

第12曲:サンタクロース / op.68-12 "Knecht Ruprecht"
題名の「Knecht Ruprecht」はサンタクロースと訳されているが、正確にはドイツのサンタクロースである聖ニコラウスのおつきの「従者ルプレヒト」であるらしい。12月6日が聖ニコラウスの日である。聖ニコラウスはこっそりと暖炉から現われるのではなく街に堂々と現れ、良い子にはプレゼントを与え、悪い子には従者ルプレヒトが手に持った鞭でおしおきをするという。三部形式の第1部は騒々しく聖ニコラウス一行がやってくる様子だろうか。中間部はへ長調に変わり、ドイツのクリスマスの歌「あしたこどもたちは何をもらうのでしょう、あしたはクリスマスのおじいさんがやってきます」によく似た雰囲気で、細かい十六分音符によって高まるクリスマスへの期待を表現しているのだろう。
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この回答へのお礼

結局「わかりやすさ」を意識していたんですね。初めて聴いた時は違和感あったけど、これからは主部=ルプレヒト、中間部=聖ニコラウス(サンタ)を表現していると思う事にします。

お礼日時:2016/11/26 16:39

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