A 回答 (7件)
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No.7
- 回答日時:
ご近所の神社は明治時代に新しく作った箱物ですから、土地の神様や氏神、鎮守神は存在しません。
かなり有名な話ですけれど、明治時代に国家神道の普及と運営の効率化を図って、それまで村や町にあった神社のほとんどを廃止したり、全く別の場所に合祀したり、等をしました(神社合祀)。
その時に、元々は神社に祭られていた土着の神、地方の祭礼等も廃止され、全て皇祖神系(イザナギ系もしくはアマテラス系)を奉るように強制されました。
元々、何もない土地に新しく作ったのですから、御神体を新たしく、今は知りませんが当時は信仰も強制だったので、神様が宿る筈がありません。予断ですが、神社合祀の時に元々あった神社は潰され、御神体は捨てられたり、切られて薪になったり、等したそうです。また、神主や巫女も帰俗させられました。
No.6
- 回答日時:
基本は天孫系の主神が祀られます。
日本は九州から天孫に支配された経緯があるので、それ以前の神様を「国津神(くにつかみ)として、全国の八百万(やおよろず)の神様として祀られます。
名のある神もいれば、勝手に付けられた名もあります。
例えば、うちの近所の例でいうと
曾波神社(そばじんじゃ)という神社があります。
ソバとはアイヌ語で波打ち際の意味です。
で、地元では曾波の神と呼ばれ、古くから村社でした。
西暦800年頃にはこの辺りに集落があり、40棟ほどの竪穴式住居の集落跡が見つかっています。
祀神は曾波神ではなく。志波彦神(しばひこかみ)と言います。
志波(しば/しわ)とは、そもそも国の境界のことを指す古い日本語で、全国各地にそれはあり、天孫の侵攻の後にそれぞれ名付けられてきました。
漢字が使われるようになった奈良時代に、現在の陸奥(むつ)の境の福島県と宮城県の境に、それは初めに残りました。
それより以南が大和で陸奥は蝦夷の土地でした。
それから闘争の歴史で、宮城県の多賀城、岩手県の胆沢と天孫の侵略が及び、その拠点ごとに「志波彦系神社」が建立されました。
日本人は信心深いですから、恨みは恐ろしいのです。
それを諫めるために、鎮守の神様を祀ったのです。
これらを「名神(みょうじん)」と言います。
それ以前は蝦夷の神で「荒脛(あらはばき)」神と言われていました。
この神様は現在でも日本全国に蝦夷の神様として門客神(客人神=まれびと神)として祠(ほこら)が残っています。
この祠を合祀(ごうし)したものが現在の鎮守神社です。
この他にも客人神が多数おり、北海道は神威神社の志那戸(しなと)神、沖縄県の識名宮の午方父天太(ごぬふぁてぃだ)神と全国にいます。
志那戸は、まんま大陸への入り口という意味でしょうし、午方父天太とは、南方の父なる太陽という意味です。
ま~意味的には志波彦と同じようなものですね。
元の神様の名前は分かりません。
さらに面白いことに、北海道の神威神社もそうですが、沖縄の午方父天太神の別名を御神威神と書きます。
余談ですが、九州は高天原と言い、四国は龍神の国でした。
本州は当時「葦原の中津国(あしはらのなかつこく)と呼ばれていました。
ちなみにイザナギは淡路島で中津国のイザナミと出会い、大分へ流転する頃に中津国へと帰ります。
長男のスサノオも母を追って中津国へと行きました。
それが出雲王朝だと言われています。
ちなみにこの出雲大社の流れを組むのが全国にある熊野神社です。
これも、大和朝廷に敵対して家津美御子が主神です。
他にも天神様(菅原道真)は元はタダの人です。
一説には陰陽師をしていたとあります。
なので、大宰府へ左遷させた恨みを恐れ、全国に「学業成就」の神様として祀られました。
これが天満宮神社です。
他にも、人を祀った神社といえば、全国の氏神様があります。
これは、奈良時代以前の地方豪族を祀ったものなどです。
将門神社や、家康の東照宮などがあります。
その他にも、大陸(中央アジア)から朝鮮を経て日本に伝わった伝説に、狐信仰があり、これが妖狐(ようこ)信仰として、全国に稲荷神社が建立しました。
そもそも狐は人にとっての益獣であり、その後の日本の犬神や猫神に先駆けて祀られた獣(けもの)です。
神社の狛犬は、そもそもは伝説の神獣で、エジプトのスフィンクスのようなもので、実際の犬ではありません。
日本には、この他にも、朝鮮の伝説の四神獣の玄武・朱雀・青龍・白虎を祀った神社や、インドのヒンズー教が元の七福神を祀った神社などもあります。
他にも十二支を祀った京都の下鴨神社などもあります。
これを機に、地元の小さい社殿を調べてみると、まだ知らないヒストリアが判明するかも知れません。
No.5
- 回答日時:
>>その土地その村の神様というのは、それとは別にいらして祭られているものなのでしょうか。
私らの所はやまのかみを祀っています。
やまのかみでも、山々にいる神様と、石長姫を祀っているのと二通り有るようです。
私らの所は石長姫(いわながひめ)を祀っています。
ですので、春(4月8日とか、春彼岸にとか色々言われます)に山から水に乗って里に行き、里の神様になります。
秋は刈上げの日の次の日(大体11月3日周辺)に帰ってきます。
お祭りは、山に居ない時期にやります。(何故か知らないけど)
浅間神社のご本尊の木花開耶姫(このはなさくやひめ)の姉です。
お父さんは大山祇神。
妹は凄い美人だけど姉は△□△だそうです。
顔を見られたくないので、里に下る時は夜中に下って、山に返る時は、周辺住民が山に入らない日となっています。
その日に山に入ると怪我をさせられると言われています。
私もその日(後で言われたのですが)大学の調査があって、地元の助っ人で出たら、足を捻挫しました。(学術調査ですので、保険に入っていたので、整形外科に結構長くリハビリに通いました。小遣いが出来ました)
自分の顔を診るのも嫌なので、水溜りの氷は割っておきます。(鏡になると悪いので)
多分、山の神しか祀って居ないと思いますが、当村の神社にはご本尊様の前に八咫鏡(やたのかがみ)が鎮座しています。
自分の顔を見たくない姫がご本尊の神社に鏡っておかしいのですが、その鏡をもって天照大神としているのかもしれません。
なので、鎮守の山の神と、全国区の天照大神、かな。
私らの集落のそばの集落はたいてい山の神を祀っています。
No.4
- 回答日時:
氏神は、同族のご先祖さまを神として祀り、その神様をお守りする集団を氏子と言います。
鎮守の神は、特定の土地や建造物を守護するために祀られた神の事。
寺院の守護神として、お寺の境内に鳥居を見かける事がありますね。
それ以外に分社もあります。
八幡神社、稲荷神社等々
No.3
- 回答日時:
> その土地その村の神様というのは、それとは別にいらして祭られているものなのでしょうか。
ほとんどは「分社」といわれるもので、大元があります。
熊野神社の大元は熊野大社、神明神社の大元は伊勢神宮、八幡神社の大元は宇佐神宮
多くは○○(地域名)熊野神社、○○神明社などという名前ですね。
No.1
- 回答日時:
氏神様というのは同じ地域(集落)に住む人々が共同で祀る神道の神のことです。
なのでもしかしたらその神社の神様の一人が氏神様かも知れませんね
実際に氏神様は誰なのか、神社とか地域のお年寄りに聞いてみると分かるかもしれません
鎮守神様についても同じで実際に聞いてみるとどこかにいるかもしれません
ちなみに鎮守神様というのはその土地の神様のことではありません
その土地の神様を押さえ込み、服従させるために新たに祀られた神のことを言います
なので土地神様のことではなく、それを押さえつける神様のことを言います。
あと、天照大神は日本の氏神様です
私たちみんなの氏神様という日本のトップに立つ神様です
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