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私は小1の時、音楽教師の父が大きなステレオ(今はこんな言い方しませんね)を持っていて、暑い日にエアコンのかかった涼しい部屋でベートーヴェンの「田園」を聴き、すがすがしい気分になったのがきっかけです。大きくなるにつれLPを集めだし、今はCDを集めています。皆さんはどんなきっかけがありましたか?また良い演奏のCDを見つけるのに何を参考にしていますか?

A 回答 (9件)

No.6のlutowinnです。



「200CDバッハ 名曲・名盤を聴く 」
著者名 大角欣矢/編 加藤浩子/編 学研 

はご存じでしょうか。バッハの名盤だけではなく、バッハの様々なエピソードも書かれていて、とてもおもしろい本です。

その他、最近では
「私の好きな演奏家 クラシックCD聴き比べ 」
著者名 渡辺和彦/著  河出書房新社

を読みました。これも内容豊富でおもしろいです。

良い演奏を見つけるのには、運もあるかと思います。
ホロビッツがショパンのバラードの1番を演奏しているCDで、冒頭少し進んだところで、ホロビッツが音を出すときに、うっかりその隣の音まで同時に触ってしまって、にごってしまった箇所があるそういうCDがあるらしいのですが、そのようなミスがあったため名盤にはなりません。でも、聴く人よっては、うっかり隣の音まで触ってしまった部分の、その音のにごりが、これまた味わいがあって美しいと感じる人もいて、それはその人の中での名盤だそうです。
私はまだそのCDを聴いたことがないのですが、いつか探してみたいなと思っています。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。Horowitzはショパンのバラード第1番の録音をいくつか残しており、カーネギーホールでの復帰コンサート、SONYのHorowitz on TVのCD、BMGのHorowitz plays Chopin vol.1のCDを持っていますが、私はこのBMGの1982年5月のLondonでのliveが大好きです。晩年の録音でテンポは遅く細かいミスタッチが所々ありますが、すごく味わいがあり大好きな演奏です。晩年のHorowitzよりも他のピアニストの録音の方が数段技術的には優れていると思いますが、この演奏が自分のベスト1です。お奨めの本も早速購入し読んでみようと思います。

お礼日時:2004/08/26 00:26

私は、両親とも普通の人間ですが多少はクラシックを聴く


人でしたので、幼少よりLP等でクラシックに触れており、
そのサウンドは好きでした。が、自分自身の意思というか、
KUROIKUROさんの「田園」のように、物心ついてから
はっきり音楽として意識したきっかけは、モーツァルトの
アイネ・クライネ・ナハトムジークです。
年長か、小学一年のときでした。

というのも、有名コンピューターゲーム「マリオブラザーズ」
のゲームスタート時に、ファンファーレのようにしてアイネ・
クライネのイントロだけが流れるのですけど、その旋律が
ナニか私の中で特大ヒットしたようでして、その部分だけ
無限ループしていつも口ずさむようになったのです。
それを聴いた母親が、「ちょっと待て」と言わんばかりに、
慌ててカセットテープを買ってきました。
カラヤン指揮、ベルリン・フィルのアイネ・クライネでした。
まさかあのフレーズに、こんなに素晴らしい続きがあった
なんて!!!とその日以来、カーステレオではアイネ・
クライネの鳴りっぱなし、おかげで私は全楽章を憶えて
いました。いくら聴いても全然飽きることのない音楽に、
子供ながらにその素晴らしさを体感していたと思います。

私は残念なことにピアノを習わず、その代わりにバレエを
習いました。気難しい交響曲や現代音楽でなければ、別に
どんなクラシックも抵抗なく聴いていられる子供でしたが、
小学5・6年生の初めて発表会の時、自分の踊る曲を家で
歌っていたところ、その曲は家のCDにあるよと言われて、
非常に驚きました(よく分からないんですが、その頃私は
バレエの音楽とはバレエ専用で他にはないモノだとばかり
思っていたようです…)。それは、ハイドンのセレナーデ
でした。そのCDはイ・ムジチの小品集で、ボッケリーニや
ベートーヴェンのメヌエットなど聴きやすい作品の中に、
パッヘルベルのカノンが入っていました。最初セレナーデ
目当てにCDをかけていましたが、カノンを発見したとき、
昔アイネ・クライネの続きを知った瞬間のような、至上の
感動を覚えました。

これ以降、発表会やレッスン等でクラシックを聴いては
そのCDを探す、という形でCDが増えていきました。
バレエの練習って、何度も何度も繰り返されますから、
体の芯まで音楽が入り込みます。それを改めて音楽として
聴いていると、本当にクラシックって素晴らしいな…、と
感じます。また新しく買ったCDから少しずつ広がっていく
音楽世界も楽しく、昔は苦手だった声楽や近代の曲、また
疎かった邦楽ポップスや洋楽、いまだ広がり続ける世界を
楽しんでます。この世には一体どれだけの名曲が、様々な
音楽家の手から送り出されたのだろう…、なんて思うと、
いくらでも音楽を聴いていたくなってしまいますね。。。

良い音楽・音源との出会いは、運命のようなものかなと
思っています。当然CDを買わなくては出会えませんが、
そのための情報収集に精を出すと言うよりは、ショップに
足を運んでみて、そのときの自分の流行や気分、ふと
視聴してみたものや、棚で目の合ったCDを買います。
失敗もありますが、7:3の割合以下で外れたことは今まで
ありません。平均8割が当たりかな、といったカンジです。
逆に、よし買おう!と考えて、本などでオススメを探して
入手してみると、どうも相性が悪かったり期待が外れたり
します。自然体が一番のようです。

今はメディアやネットなど、いくらでも音楽情報は溢れて
いますから、少しずつ自分のフィールドから、一歩一歩と
踏みしめて出て行くカンジで、次の音源・音楽に入って
いきます。曲・作曲家・演奏家、何からでもです。あまり
高額な音源でいきなり挑戦するのも勇気がいるので、
初めて聴くタイトルなどはナクソスとかレンタルのCDに
お世話になります。よりよい音源に出会う過程で、聴いて
無駄になるモノなどありませんし、すべてのCDが自分の
音楽経歴であり、宝物です。

私にはアイネ・クライネとカノンの出会いが、今の音楽との
付き合いの始まりだったといえます。
すり切れかけたカラヤンのテープは数年前グラモフォンの
廉価版CDで同じ録音を手に入れることができました。
再生してみると、恐ろしいことに一音一音の間合いまで
すべてが私の中にインプットされており、完璧になぞって
歌うことができました。 どれだけ聴いていたのやら…。

自分語りの長文、大変失礼いたしました。
「田園」のエピソードが非常に共感を覚えましたので、
ついお邪魔させていただきました。
共に、素晴らしい音楽との関わりをこれからも。。。
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この回答へのお礼

色々な音楽との出逢いがあるものですね。自分は「田園」の良さから入った影響か、交響曲から手(耳?)を拡げ、協奏曲、ピアノ曲へと進んで行きました。ありがとうございました。

お礼日時:2004/08/26 00:46

普通の音楽好きです。

ジャズ40%、クラシック20%、ポップス、ロック、ヒップホップなど30%、その他10%くらいの割合で聴いています。

好きになった理由ですが、
(1)小学生くらいの頃、ゲームが好きだった→ドラクエミュージックとかはクラシックだった。
(2)中学生くらいフュージョンを聞いていた。→インスト系に抵抗が無くなった。
(3)高校時代はプログレをメインで聴いていた→EL&Pやイエス、PFなんかはクラシックっぽいのもあり、長い曲に抵抗が無かった
(4)高校~大学でジャズにハマった→キースとかはクラシックともゆかりが深いし、ピアノトリオが好きだったので、自然とピアノものの音楽に惹かれ、グールドやポリーニのものを聴くようになった。
(5)大学時代、ボストンに住んでいた→小澤征爾のボストン交響楽団や、タングルウッド音楽祭が身近にあったのでたまに見に行った。

・・・というわけで、いきなりクラシックに入ったわけではなくて、クラシックに多少関係があるような音楽を聴いていて、徐々にクラシックに近づいていったという幹事でした。ことでいまは、テクノ、ヒップホップ、邦楽からクラシックまで聴いてます。好きな作曲家はストラビンスキーとバルトークです。
 
 よいCDは、最近はAmazonのレビューなんかも参考にしてますが、それ以外は本か、好きな演奏家、指揮者で、かつ興味のある作曲家の演奏を、しかも有名レーベルで(グラマフォンとかコロンビアとか)、という買い方をしていました。アルバン・ベルクカルテットとか、オルフェウス管弦楽団とか外れが無かったですね~。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。色々なジャンルをお聴きになっているのですね。私はストラビンスキー、バルトークのCDは持っているのですがまだピンと来ず、良く分かっていません。音楽評論本を読むと、「ゲルギエフ指揮のストラビンスキーの「春の祭典」は素晴らしく、ロックを聴く方にも是非聞いてほしい演奏」との記載がありましたが、ストラビンスキーに精通してる方からだと、どの様な良さがあるものなのでしょうか?

お礼日時:2004/08/26 00:36

今、音大で音楽を研究しているものですからです。


クラシック音楽を好きになったのは、小学校6年の時に、モーツァルトの交響曲41番「ジュピター」を聴いて、感激のあまり涙が止まらなかったことがきっかけでした。その後、ハイドン、ベートーヴェン、ショパン、シューマン、リスト、その後は、ドビュッシー、ラヴェル、フォーレ、さらにいつの間にか、現代音楽にまで広がっていって、今は、バロックから現在、今、生きている作曲家の曲まで聴くようになり、世界が徐々に広がっていきました。

良いCDを見つけるのに参考にするものは、「レコード芸術」という雑誌です。この本にはCDの推薦版が書いているので、それを見ながら、とりわけ自分がまで聴いたことのない作品が入っているCDを探して、買いに行きます。「レコード芸術」の推薦版は、何人かの専門家の学者が、徹夜で何十枚もあるCDを聴いて、一つひとつ点数をつけて、一番、いいものを選びます。選ぶ作業は本当に大変らしく、CDを一枚聴くのに1時間はかかるので、何十枚という山の中から良い演奏を探すのは、かなりの時間と労力が必要なようです。私は目の前でそういう苦労を見てきているので、「レコード芸術」はとても信頼しています。何も知らないときに、一つのバロメーターとなって、知らない音楽を聴いてみるきっかけになるので、自分の音楽の世界が広がっていくと思います。
たまに、批評で、この作品はおもしろくないとか、古くさいとか書く学者がいますが、音楽の良い悪いには、いろいろな判断基準があるため、おもしろくないと書いてある作品でも、聴いてみると非常に感激を呼ぶ音楽で、素晴らしいものもあります。なので、おもしろくないと書かれた音楽が、必ずしも、悪い音楽ではないので、批評にかかわらず、様々な音楽を聴いいてみるといいですよ。

CD屋さんに行って、お薦め、と書かれてある曲を聴いてもいいし、なんとなく良さそうだけでも、いいと思います。演奏のいい、悪いの基準は人によって変わってくるので、数多くのCDの中から自分にとっての名盤を探すのは大変ですが、何度も聴いたCDがいつのまにか自分の中での名盤になっていることが多いです。

これからもぜひ、いろいろな音楽を聴いて楽しんでください。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。専門家の方なので質問させていただきますが、宇野功芳さん、許光俊さん、石原俊さん等の評論や推薦CD本を読んでいると、色々個性や特徴があって面白いのですが、他に何か推薦本とかあれば教えて頂ければ幸いです。

お礼日時:2004/08/22 11:53

LP時代は1500枚くらい集め、CDになっても1000枚弱持っていますが、何でもいいから安いものをたくさん買うことから入りました。

良い演奏なんてのは所詮、素人にはわからないし、どうせならレパートリーを広げた方が良いと思ったので中古屋で100円くらいのものからどんどん買っていました。曲を知る上ではメーカーの出すサンプル盤や昔はFMなどでエアチェックして曲を聴いていました。
最近は「レコード芸術」という雑誌などを参考にはしていますが(この雑誌はおまけにサンプルCDがついている)、その通りには購入していません。特にクラシックの場合は新譜で買うより再発売で買った方が安いし、(よっぽどめずらしい演奏や曲以外は良い演奏だとすぐに廉価盤としてでる)別に時代に乗り遅れるわけではないので急いで買う必要もないと思うからです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。LPやCDをたくさんお持ちらしいですが、廉価版を購入していて、今まで偶然の衝撃的な音楽の出逢いってありましたか?

お礼日時:2004/08/22 11:45

スイマセン、NO.3です。



誤・ちなみに僕が最初に鳥肌立った曲は、ディープ・パープルの「BURN」とベートーベンの「交響曲第5BURN・炎のベートーベン」ですが…


 
正・ちなみに僕が最初に鳥肌立った曲は、ディープ・パープルの「BURN」とベートーベンの「交響曲第5番・運命」を合体させた「交響曲第5BURN・炎のベートーベン」ですが… 
 
 
でした。失礼しました。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2004/08/20 14:06

僕の場合、(すでに解散してますが)クライズラー&カンパニーというバンドのCDを聴いて鳥肌立ったのがキッカケです(笑)


主にクラシックを中心にアレンジして演奏してる人たちで、バイオリン、ベース、キーボードという珍しい構成のバンドです。
バイオリンの葉加瀬太郎さんは有名ですね。

ちなみに僕が最初に鳥肌立った曲は、ディープ・パープルの「BURN」とベートーベンの「交響曲第5BURN・炎のベートーベン」ですが、ロック風アレンジはこの1曲ぐらいで、ほかの曲はフュージョン寄りです。

この回答への補足

ディープ・パープルの「BURN」は、ライブ録音も聞きましたがとっても燃えますね。あとレッド・ツェッペリンも含めあの頃のブリティッシュロックのLPを集めたりして本当にこったものでした。

補足日時:2004/08/20 14:00
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この回答へのお礼

ありがとうございました。間違って補足欄に書き込んでしまいました。すみません。

お礼日時:2004/08/22 11:46

僕はハードロック世代ですが、ロックも特にムーブメントがなくなり、次にジャズを少し、イージーリスニング(アール・クルー)を聞いていましたが、もはや聞くものがなくなりました。

そんなとき、LPからCDに入れ替えるということで、レンタルレコード屋がLPを四枚1,000円で売っていました。良いのがなく、モーツァルトの40番とベートーベンのクロイツェルを四枚の中に抱き合わせて買ったところ、凄い迫力を感じました。クラシックというとお坊ちゃんお嬢ちゃんのイメージがありましたが、だいぶ違いましたね。ホロヴィッツのピアノは鬼気迫るものがあってかなり好きですね。指揮者ではメンゲルーベルクで、そのロマンチックな重厚さと音源の悪さが妙にマッチしてこの上なく柔らかい。クラシックも聞くものがなくなりかけていましたが、上原彩子は叩く音が大きく期待してます(ヨーロッパでは、歌っていないと批判されたそうですが)。
CDや好きな演奏者を見つけるのには宇野功芳さんの本が参考になりました。

参考URL:http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b …
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この回答へのお礼

メンゲルベルグをお聞きになるとは入れ込んでますね。チャイコフスキーの「悲愴」やマーラー第5のアダージェットはヴァイオリンのポルタメントもやっていて、唖然とする美しさですよね。宇野功芳さんの本の内容、個性が出ててすごく面白いなと思いました。

お礼日時:2004/08/20 13:59

妻のお腹に赤ちゃんがいるので、聞かせようと思い、モーツァルトを最近買っています。



選び方は、Amazonの人気順ですね。
http://www.amazon.co.jp

参考URL:http://www.amazon.co.jp
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この回答へのお礼

胎教を考えていらっしゃるのですね。やはりゆったりとした曲や爽快な曲は良いですね。ヘンデルの「水上の音楽」「王宮の花火の音楽」とかも良いですよね。

お礼日時:2004/08/20 13:34

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